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学習するということ

・ダルそうなタイトル

・ヘッダーにラーメンの載った内容のない日記、よく見かける。気がする。
いやそんなことないのか?こういう記事よくあるよね?ない?ないか。

・仕事部屋は四六時中特注のネロブース(通常版の倍パワー倍サイズ)が走っているので、籠もりっきりになると外の様子が分からないことがままある。

・仕事の進捗確認で客先に行く。私はフィギュアの彩色試作を塗る仕事をしている。写真だけでは色味が厳密に伝わりにくいので、現物を持ち込んだり送ったりして適宜企画担当に確認してもらうのだ。

・そこそこサイズの現物をモノタロウの蓋付きコンテナに詰める。プチプチが足りなくなってきているナア…などと思いながら外に出ると土砂降りである。傘もウェザリングの効いたものしか残っておらず、ダルすぎ~と思いながら客先に向かう。

・仕事も終わり客先のビルを出ると雨もだいぶ落ち着いている。せっかくなのでたまに行くラーメン屋で食べて帰ることにする。よる18時半。

・カレーラーメンの中盛(名物でおいしい)とミニチャーシュー丼を注文。朝からなんも食べてなかったので、目で注文してしまう。これがいけない。

・中盛と聞くとどれくらいの量を想像するだろうか。これがなかなかのボリュームで、ラーメンどんぶりに中太麺がぎっしり詰まっている。箸で麺を持ち上げるのも大変なくらいぎゅうぎゅうだ。店主さんがスープ割の出汁湯を勧めてくれた。食べやすくなるし合うと思いますよと。味もマイルドになり麺も食べやすい!おいしく頂いていたが麺を食べきった時点でもうお腹いっぱいになってしまった…眼の前には味玉とチャーシュー丼が丸々残っている。

・チャーシュー丼を半分いかないくらいまで食べて残してしまった。出された料理を残すのは本当に心苦しいし、申し訳ない。罪悪感が凄い。殺してほしい。懺悔かもしれない。こういった事態を、30を過ぎてから何度も繰り返している。食欲と胃袋のキャパシティを上手く一致させられなかったことによる過ちである。学習出来ていないのだ。

・なぜ私は同じ過ちを繰り返すのだろうか。もうすまいと毎度思っているはずなのに… 原因は単純で、忘れているのである。こういった反省も帰るころには忘れているし、空腹時の狭い脳領域は毎度過ちを忘れさせる。

・なので忘れないように記事として残すことにした。並盛りを頼んで、足りなければ追加で注文すればよいのだ。残さず全部食べて気持ちよく帰るようにしよう。したい。食べ過ぎるな!

・だし湯、良かったです。。と感想を伝えて罪悪感を有耶無耶にしようとした情けない人間の日記…

~完~



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