名古屋商科大学ビジネススクールで中小企業診断士の養成課程を修了しました

名古屋商科大学ビジネススクール(NUCB)に社会人学生として通い、この2023年3月に無事卒業しました。

すこしずつこれまで学んだことを整理しつつ、中小企業診断士として活躍する決意を固めるためにnoteを書いてみることにします。

入学したときは以下のような理由から学校を選び入学を決めました。

  1. 中小企業診断士の養成機関であったこと

  2. ビジネススクールとして国際認証を2つ持つ教育の質が世界的にも高い学校であったこと(今はAACSB・EQUIS・AMBAの3つ)

  3. ハーバードビジネススクール式のケースメソッド教育で、アウトプットが苦手な自分を鍛えたいと思ったから

1.中小企業診断士の養成機関であったこと

私は入学前に中小企業診断士の1次試験を合格していました。

中小企業診断士試験は1次試験に合格すると、2次の記述試験に進むか、中小企業大学校や名古屋商科大学大学院のような養成課程をもつ機関に通うことで資格を取得することができます。

30歳を迎える中でもう一度学びなおしのためキャンパスに通うことに強いワクワク感を感じ、養成課程を持つ大学院への進学を決めました。

2.ビジネススクールとして国際認証を2つ持つ教育の質が世界的にも高い学校であったこと(今はAACSB・EQUIS・AMBAの3つ)

せっかく金を出して大学院に通うのであれば、皆からすごいと思われるところに入学したいというスケベ心が働き、一番厳しそうな名古屋商科大学を選びました。

AACSB(The Association to Advance Collegiate Schools of Business)とはアメリカの認証でして、世界の16,000ある経営大学院で取得しているのはわずか5%となっています。日本で取得しているのは、NUCBの他には5校あります。(慶應義塾大学大学院、立命館アジア大洋大学経営管理研究科、国際大学国際経営学研究科、早稲田大学大学院、一橋ビジネススクール)

AMBA(The Association of MBAs)はイギリスのロンドンで設立されたMBA教育に関する国際認証機関で、世界の16,000の経営大学院で取得しているのはわずか2%です。日本で取得しているビジネススクールはNUCBと中央大学ビジネススクールだけです。

さいごにEQUIS(EFMD Quality Improvement System)とはEFMD(European Foundation for Management Development ベルギーの国際認証機関)の教育機関に関する認証制度で、日本でEQUISの認証を受けたのはNUCBの他に慶應義塾大学大学院と早稲田大学大学院の3校だけです。

いずれもNUCBを除いては中小企業診断士の養成課程を持たない大学院ばかりであり、私には非常に魅力的に思えました。

3.ハーバードビジネススクール式のケースメソッド教育で、アウトプットが苦手な自分を鍛えたいと思ったから

私は人前で話すのが苦手でしたので、大学院の授業を通じてこの点も一緒に克服したいと考えました。

学生時代から授業もインプットはうまくできている気がするが、人に伝えることはめっぽう苦手で、ごもごもとつまらない時間を伝える側に強いてしまう自覚がありました。

ケースメソッド教育は私の期待以上に、容赦なく襲い掛かりました。

教室では大の大人が相対評価の中でなんとか単位を取得すべく、小学校低学年のように手を競争しながら挙げて、授業を盛り上げていきます。つまらない発言が続くと、先生から見限られるだけでなく、学生たちからの視線も冷たいものになってきます。単位を取ることがこんなに難しかったとは私は想像もしていませんでした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?