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結婚って、何回してもいい?

「結婚3回説」を知っていますか?

何回やってもいいよ、結婚。だけど、無駄なことはする必要はないので、せいぜい3回までがベスト。なぜ3回か。それには理由があります。

1回目の結婚

好きだったり恋愛の延長で「ずっと一緒にいたい」とか「なんだかわからないけれどこの人がいいって思った」という直感系で結婚するパターン。気持ちに正直にゴールインしたときの幸せ。人生の最高のハッピーを思う存分味わうという意味で、これを一度やってみてほしい。きっと3の倍数(3日、3週間、3ヶ月、3年)を区切りにいろんなことに気づいていく。それで、ああこの人と一緒にいてはいけないなって思ったら別れればいい。そのときに、いい別れ方をすることと、なぜうまくいかなかったのかをふたりで話し合うことが大切。お互い未完成品同士、よかったところとうまくいかなかったところの反省会を。次にチャレンジするために。

2回目の結婚

いったん自分を修正し、いよいよ本格的に結婚を考えるとき。社会のルールを守り、家族をもち、働いて納税をし、地域住民のひとりとして責任を果たす。もしかすると多少の犠牲や理不尽もあるでしょう。別れたいって思うこともあるはず。ないかな?あるよきっと。2人だけの関係から子供がうまれると一気に3人の関係になり、親戚ががやがや、親同士ががやがや、仕事との両立で職場ががやがや。ストレスもたまります。でも、そうやって生きてるんです。大丈夫、払った犠牲があるなら、あなたの人望や人脈、人柄という財産はたまっていきます。そして、、、子供が大きくなって社会人になって、責任をはたし終わってふりかえると自分は50代から60代。あとの人生を自分のために使いたいな、あきらめた夢もまだ今ならかなうかも。そう思った時に、ふと隣を見てみて。この人とその夢、叶えたい?「いや、違う」そう思ったらもう終わりにしよう。にこにこ離婚。

3回目の結婚

自分のために生きよう、その道を一緒に歩いてくれるパートナーとして選ぶ。自己実現のための結婚。昭和のおとうさんおかあさんたちの平均寿命からすると2回目までで終了。100年生きられるという今はもう1チャンスあるんです。よかったね。これがいちばんのギフトだと思うのよ。結婚という契約はしてもしなくてもいい。遺産相続でもめるくらいならあらかじめ段取りをしておけばいいし。だけど、人生なにがあるかわからないけれど、長く生きてきた分、知恵と自分なりの思考能力はある。なにがしあわせか、を考え、どうあきらめるか、もわかる。知恵が知性になる。ならない人もときどきいるけれど、生きてきた成績表みたいなものだからしかたない「C」評価は。この段階のパートナーとの出会いができる人とできない人との違いでもある。

一度も結婚しないってのは?

3回の結婚でもちろんいいこともそうでないこともあるはず。失敗ってやつ。てんびんにかけてみて。右手には結婚で得たこと。実感したもの。笑ったこと泣いたこと含めて感情が動いた経験。たくさんの人との思い出。そして、左手には、結婚で味わった辛さ。もう二度と会いたくないとさえ思ったあの日、体の痛みと心の痛み、つい吐いてしまった言葉で相手を滅多打ちにしてしまった後悔、あの判断さえなければこんなことにはならなかったと絶対そう思うと思い込みたいくらいのしんどさ。
両手で測ってみてもらいたいのです。どっちも重いの。重いってことは、生きてる証拠。(そりゃそうか)
じゃあ、どっちもなかったことにしてみて。軽くてふわふわ。なんにもない。どお?

結婚ってなに?

自分の弱さに向き合い、自分をかわいがることができるから
あぁ、しあわせっておもえるの。

3回もしなくても・・・

そう、聞いた話だけど
結婚は判断力の欠如
離婚は忍耐力の欠如
再婚は記憶力の欠如って
そうだよね。人間は欠落している。だからおもしろい。人工知能にはない力。その力を大事にして、生きてることを楽しもうよ。

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