ワ〜トリ233、234話の感想

233話、234話の感想の列挙(26巻にも触れてる)
ネタバレされる覚悟のある者のみご覧ください













・ゆーて水上もうそんな出てくると思わんやん、メッッッチャ出てきた……………

・なんなら今回のMVP差し上げてもええんちゃうかってなった(個人の感想です)

・233話 千佳ちゃんが狙われまくる状況に東さんが違和感を覚えているのが、234話で「実は水上が他の下位チームに二宮隊のユニット情報を流していたから」に繋がるのが最高だった

・水上、二宮隊の情報を流す一方で、9番隊(自分のチーム)も当然マークされてて情報を流されてることを想定して、上位チームとの戦いに絞るという選択に出てるのが状況を俯瞰して捉えていてすごい

・ユニットが増えて自分一人の手で追えなくなることは当初は予測してなかったんだろうけど、最終的な総合点数で勝利することに一貫して戦術組んだのが賢い。駒の損得は考えるけど終盤で詰みに持ってくのに必要なら大駒も切るし、途中で相手から何の駒取って自分の駒にしておけば勝てるのか読むみたいな、思考の基盤が将棋やってる人!だった。そしたら26巻のカバー下で「勝負師」と称されてて、マジで今回のエピソード、作者から「勝負師」と思われる所以やん……なった。他のチームが戦闘シミュの得点配分を重視していたのに対して、共通課題、分担課題、特別課題、戦闘シミュ、それぞれで最終的にどれをどのくらい取れば勝てるかって考えてる。勝負師や……(詠嘆)。


強そう〜〜!!

・「方針が明確」というのが、想像を超えて「具体的で実行可能なもの」だったのがよかった。上司がこれであってほしい(語感強め)。以前、三雲くんがどうしても試合に勝ちたいと木虎に教えを乞いに言ったとき、突然強くなることなどフィクションの世界だけで、ならどうしたら現実的に勝てるかと考えた時に「ワイヤーを張る」というすぐに習得可能で、自分が落ちても確実に勝率を上げる方法を提案したエピソードを思い出した。ワートリの好きなところは勝利のために「実行可能性」を重視しそれが具体的であること、実戦の中で生まれる予想外な機転にも脈絡があるところです

・その通り🫵 それが第2の理由や(塾講師)

・「圧倒的支えがいのない男、水上敏志」VS「絶対に支えたい女、照屋文香」のホコタテバディみたいな感じで照屋ちゃんに文句言われながらなんやかんやで支えられる水上みたいな展開や関係性想像してたのに、照屋ちゃんがノリノリで「任せてください!」だから可愛すぎて照屋ちゃんに2万点あげました。1時間で戦闘シミュ習得して対策も仕上げてもろて……ってまあまあな無理難題なのに、間に合わせて見せますよ!って頼もしすぎるし、あまりに可愛い。ちょっと懐いてる

・1時間でやるのは本当に対策だけだったかもしれない。本来、対策の前に操作についてもガッツリやらないといくら対策があろうとそもそもその段階に至るのが難しいと思うけど、下位チームに対しては軽めに対戦するという方針なので、操作に関しては実戦の中で習得してもらおうという考えなんかな。それにしても予定通りきちんと2勝もぎ取ったチームのみんなほんと偉いよ。みんな賢い

・城戸司令が「こういう人材がいると楽なのでは」発言が、めちゃくちゃ水上を幹部候補に考えてるやつじゃん…ってなって嬉しかった。そして、忍田さんに振って、時と場合によると言われ、迅さんが林藤さんの話?ってなってるところ、林藤さんがこれまでにしれっと全部裏で手を打って仕事してきた未観測のエピソード想像できましたね…たしかに林藤さんも将棋強そうですしね(巻き込み将棋押しつけ事故)

・忍田さんって幹部の中でもめちゃくちゃ偉い人なん?歳上の根付さんに「馬鹿なことを」って言ってるの冷静に考えてジワジワくる。麓郎のために言ってるのでこのくらい強く言ってくれて嬉しかったけど、根付さんが読者のために悪者演じてくれとる

・最後のコマで水上の予想に反する結果だったっぽいのは気になる。1位か少なくとも上位やろ思ってたらちゃうかったとか?いいほうなのか悪いほうなのか……。
何が影響していたかは、捻らず考えればA級評価点が想定していたものと違うと考えるのが妥当だと思うけど……。それまでの成績を見ていて恐らくは、A級評価点はどのチームもそこまで差は生まれないだろうと考えていそう。そしてこれまでは嘘つきを自分ひとりにすることで自分への評価点は多少下がるだろうけどそのぶん他隊員が加点されて総合的にはある程度確保できるだろうという算段なんだろうけど、実際どうなんだろう。私がA級隊員だったら照屋ちゃんに2万点あげてたから計算しなおしたほうがええで

・と思ったけど、また別の評価点が加わってるとか、上層部のことだから別のひねりを入れてきてる可能性もある。根付さんの「(戦闘シミュの3日間合計の)スコアを本日までの『総合順位』と比べるとイメージが違う」と言ってるのが気になる。諏訪さんの感じ的には諏訪隊は結構いいところにいってるんちゃうか…隠岐くんが可愛い

・気のせいじゃないと思うんですけど、水上の毛並みがどんどん良くなってる気がする。今ちゃんのご飯のおかげかなあ……すこやか

・(唐突に233話に話を戻す)イコさんのドキッ!ギクッ!が完全にCV.小西で脳内再生されました

・普段のイコさんのランク戦における姿勢が垣間見えて面白かった。旋空はガンガン打ちまくりたいし別に獲られてもオモロければOK!なのが。生駒隊のメンバーもわりと楽しく試合できたらOK感あるもんな…A級上がる気ある?

・あとイコさん将棋だととにかく飛車を早く龍に成らせたい人っぽい。そして飛車絶対に獲られたくなくて守りすぎて負けそう

・帯島ちゃんのユニット持たせることでイコさんをきっちり制御して扱えてるのがさすが王子やな…てなった。イコさん、辻ちゃん言うように本当は戦闘センスあるのに先述のとおり、オモロ優先しちゃうから…。帯島ちゃんユニット落としちゃったときのイコさんめちゃくちゃ反省しそうでオモロい。ごめんな、ごめんな帯島ちゃん……

こんなカワイイ子落とされへん……(泣)

・そして王子自身がイコさんの駒使うところも、「自分はイコさんを最大限に活用できる」って証明しててよかった。というか王子は絶対にイコさんの駒を使いたくてしょうがなかったでしょ……知らんけど


ほんまは隊服イコさんで描くつもりやってんけどな


・余談ですが、水上がホワイトボードで戦術を説明するシーンは今後は原作ではほぼ描かれない、あるいはちょっと出てくるのみだろうと予想して、そこのシーンを妄想して二次創作をしてしまったんですけど、めちゃくちゃ詳細に描かれたしめっちゃ齟齬が生まれてしまった……ってなった。本当にいい意味で期待を裏切られました。その時にしか書けなかったネタだったから結果的にはよかったのかもしれない。水上が本当はことわざが結構好きというエピソードはいつまでもきてほしい(ないよ)と思ってますし、信頼関係はできあがったけどやっぱりそれとは別に、水上は照屋ちゃんに傷つけたことに関してはちゃんと謝ってほしいと思ってます

この記事が参加している募集

マンガ感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?