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霊能者が語る 妻とのあの世日記 第155回 「パソコン壊れたのはなんとかならないのか」

「メインで使ってたiMacがおかしくなって、ネットにつながらなくなって数日立つが。あらゆる手法を試しても、バージョン上げたりOS 入れ替えたり、なんか記憶消すやつとかいろいろやってもつながらんがね。ただ、Wi-Fiには繋がってるのにという状態で。
どうしたらいいんかね?
仕方ないので現在は安いWindowsのパソコンとiPadでなんとかやりくりしてるけど、新しいの買わないとやってられんがね」
「買えばいいじゃない」
「あの世からの謎の力とかで治ったりしないん」
「それで治るなら機械作って売ってるとこはみんな大損よ」
「そういわれるとそうやけどね。壊れたり、買い替えるから新しいものが生み出されると言われればそうだし」
「だいたい、立ち上がりが遅くていつもイラっとしてたでしょう、そういうのも機械は敏感だから、そろそろ身を引くか、ってかんがえたのかもよ」
「そんな殊勝なやつかね、iMacなんかアメリカ人やが」
「アメリカ人が全部マッチョで力業で解決するとかおもってるんじゃないでしょうね」
「自己主張が強くないと生きていけない世界ってかんじするから、iMacももっと自分の良い点をこう、引き出して頑張ってほしかったとこやが」
「そんな、アメリカ人あつかいしてて日本人の精神論もたせようとかしてると、相手は混乱するわよ」
「まぁ、機械のくせに、って気持ちはあるけどね。
何にしろ、仕事のパターンが明らかに変わってきたので、そろそろ買い替え時期かなとは思ってたんだけどね。
猫がたくさんいる母屋で仕事してるけど、たまには猫がいない空間でパソコンあつかいたいときもあるがね。
そのときに、いまのデスクトップだとそれができんので、次はノート型にするかな、と考えてはいたんだよね、今は外部モニターもあるから外付けで画面でかくできるし。一人でいろんなところで仕事できるようにしておくと、家でも二階でとか、外でとか、ガレージでとか気分を変えて仕事できていいがね、とか思ったりするし」
「それやればいいじゃない」
「いや、でも今年もう金が出まくりで、出費を控えたいとも思うのでいまのiMacが復活してくれるのがありがたいんやがね」
「無理よ、買いなおしなさい」
「なんかいいものないかね?」
「お金でエネルギー循環とか考えればいいのよ。ことしはでていく一年だった、でいいじゃない。去年とか全く使ってない分今年に来たと思えば」
「去年はわが子の予備校とかいろいろ金はでてるがね」
「お金を使うほどに、いい流れもくるわよ」
「それが見えてると、思い切ってお金もつかえるんだけどね、なにかそういう兆しは見せてくれんのかね?」
「それくらい自分でさがすことよ。わたしはそこまで世話やかないわよ」
「夢枕にでてきて「もうお金の心配はしなくていい」とか言ってくれるとらくやけど」
「そんなこと言ったら、バイクもう一台かうじゃない。だめよ」
「本人の行動を先読みして、夢枕で情報くれたりするってことかね。それなら、こちらから問いを発した時に、あの世の人間がこちらを認識するというのがちょっと設定がおかしくならん?」
「何よその設定って」
「こっちのにんげんが「たすけて」と意図すると、あの世のひとはそれに気づいて援助するんやろ。なら、夢に現れてさきに「お金大丈夫」とか言うのはまだその人があの世に助けてサインを送る前にでてきてるから、あの世のひとは生きてる人間を実は常に観測してるのではないか、疑惑がでてくるがね」
「そんなこと良く考えるわね」
「何か違和感があると素直に信じられんが」
「心の中では人に救いを求めてるサインをあの世の人がひろったっておもってたらいいじゃない」
「でも、その人は生きてる人にむけて「たすけてくれ」と意図してたとしたら、それを勝手にあの世の人が解釈して出しゃばってきてるって感じにもとれるやん」
「面倒なことかんがえるわね。素直に「あのよのひとは親切」くらいにおもってたらいいじゃない」
「いや、これは認識の問題やが。あの世の人が常にこちらを見てる状態で願うのと、あの世の人はこちらからの願いを聞いてから動きはじめるのでは願望を唱えるやり方に変化出てくると思うんだよね」
「面倒ね、じゃあ、ゆめにでてきたのはガイドが死んだ人の姿まねしてた、って思えばいいじゃない」
「それはそれで、ガイドでいいじゃんってなるじゃん」
「知らない光るおじさんからの伝言より、亡くなった身内のほうが納得するじゃない」
「そう考えていくと、あの世の人が枕元にでてきたからと言って、それがすべてあの世の人なのか、ってとこに疑問符がわかんかね?」
「面倒くさい人ね、あの世の人でいいじゃない」
「この辺のしくみ詳しく教えてもらえんかね」
「次にガイドに聞いてみたら」

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