アセクわい、アセクシャルを自認したきっかけ

ずっと恋愛というものがピンと来ていなかった。


「思春期になると異性に興味を持つようになります!」
当時の保健体育の先生は、そう教えてくれました。

一緒に授業を受ける同級生たちは隣の席をチラチラ見たり、どこか気恥ずかしくて、落ち着かないような雰囲気になっていたのを覚えています。


でも、私には全く意味がわからなかった。


「アセクわい。ちゃんは好きな人いないの??」と質問されても、
「どうやったら好きな人って分かるの??」と本気で答えていた。
小学生くらいの子供は残酷なもので、友達は「アセクちゃん、変なの〜」とすぐに次の話題に興味は移る。

ここで生まれた恋愛がわからないと言う違和感の種をほったらかしにして、中学生、高校生、大学生とスクスク成長した。

大人になるにつれて、人は自分が納得できる答えを求めようとするもので、友人に「なんで、恋愛しないの?」と詰められるようになった。ほったらかしにしていた違和感の種が大きくなっていよいよ抱えきれなくなった時に、

自分でも答えが知りたくなって、インターネットで検索していたら「アセクシャル」というキーワードに行き着いた。


恋愛感情を抱かない自分はでもいいんだ。
他にも同じような違和感を抱えた人がいるんだと知れて、安心した。今までの我慢が救われたような気がした。

私と同じように、違和感を抱えて生きている人が1人でも救われるように、自身の経験や感じたことを発信することに決めました。

拙い文ですが、息抜きに読んでいただけたら幸いです!!

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