他者を搾取しない生き方=VEGANとは?!・・・CHIRO
7,500万人。
これは、世界全体でこの1年間に新たにVEGANになった人の数です。世界の総人口が約77億人なので、1%に当たる人数です。
まず、VEGANとは何かを簡単にお話したいと思います。ちなみに、「ヴィーガン」と読みます。知り合いなどに質問された時によくお答えするのは「ベジタリアンの強化版」です。
ベジタリアンは、肉と魚を食べない人という定義になりますが、VEGANは肉と魚に加え、卵や乳製品も食べません。つまり、動物性の食品を食べないということになります。すると、次の質問は大抵このようになります。
「なんでそんなことしてるの?」
この質問に対しては、VEGANの中では答えが大きく3つに分かれます。
私たち夫婦の場合は、「環境のため」です。人によっては、「動物のため」や「健康のため」となります。実際には、3つとも当てはまる中で、その割合(重要度)が人によって違うといったところでしょうか。
私たち夫婦は、2018年の6月に一頭の犬を家族に迎えました。保健所で殺処分となってしまう犬を保護しました。名前は「モシャ」といいます。野犬として生まれ育ち、捕獲され、収容されていました。
FACEBOOKで、保健所にいるモシャの写真を見て一目惚れし、知識も経験もない中、譲渡を受けました。元野犬の保護犬、それはそれは大変な生活の始まりでした。保護犬の話はここでは割愛しますが、いずれにしても、「命を助けたい」という想いでの選択でした。
それから1年が経つ頃に、ふと矛盾を感じ始めました。
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