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ドラッカー365の金言(2/20_経済発展の原因)

こんばんは。
ドラッカー365の金言、2月20日のテーマは「経済発展の原因」です。

1.2月20日の金言

発展途上国など存在しない。
あるのはマネジメント途上国である。

(「ドラッカー365の金言」P.56)

2.考察

本日の言葉の出典は、「すでに起こった未来」(1942年)です。

テーマからわかるように、経済発展は結果であるとドラッカー博士は考えています。
では、経済発展の原因は何かというと、そう、マネジメントです。

ドラッカー博士は、「経済発展は、経済的な富ではなく、人間のエネルギーによってもたらされる。人間のエネルギーを生み出し、その方向づけを行なうものがマネジメントである。」と述べています。

私の組織が経済的に衰退しているのがマネジメントの結果であると仮定すると、人間のエネルギーを生み出せず、その方向づけをマネジメントが行えていないことが原因となります。

思い当たる節がありますね。
マネジメントとして、いかにメンバーのエネルギーを生み出し、その方向づけを行うか。

時代が変わり、組織のメンバーに若手が増えているのに、自分が当たり前と思っている方法でマネジメントをすることも危険であるように思います。

人間同士ということは変わりませんが、価値観が多様化していることも踏まえ、マネジメントを行いたいものです。

3.今日のACTION POINT

あなたの組織は発展途上国にどのようなかかわりをもっていますか。
発展途上国のおけるマネジメントの役割を考えてください。

(同上)
  • 労働力の供給を受けている。

  • 安い労働力を供給するに留まらず、知識や技術を誘致し、人材を育成する。そのために、ビジョンを描き、広め、教育機関、教育機会、システムを構築する。


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