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ドラッカー365の金言(2/12_傍観者の役割)

おはようございます。
2月12日のテーマは「傍観者の役割」です。

1.2月12日の金言

傍観者には役者と観客には見えないものが見える。

(「ドラッカー365の金言」P.48)

2.考察

今日は傍観者についてです。
傍観者といわれても、私はピンときません。
感覚的には、当事者ではなく傍らでただ見ている人という感じでしょうか。

今日の言葉の出典は「傍観者の時代」(1979年出版)で、本書ではドラッカー博士の半生について綴られています。
ドラッカー博士は、自らを「社会生態学者」と定義していたそうです。

役者でもなく観客でもない、傍観者というポジションを主体的にとり、観察し解釈するドラッカー博士自身が傍観者ということでしょう。

傍観することで、役者と観客には見えないのを見つけ、考察することで、数々の著作を生み出し、社会に影響を与えてきたわけですね。

役者か観客ではなく、傍観者という第3のポジションを意識的にとってみたいと思います。

3.今日のACTION POINT

何がなされるべきかを知るために、あえて傍観者になってください。
そして行動してください。
ただし、人を驚かせないように気をつけてください。

(同上)
  • 傍観者は舞台の上にいる。

  • 傍観者として、主体的に観察し、解釈する。

  • 熱狂とは線を引いて傍観する。

  • 事実と原則を見極め、行動する。



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