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2022年2月の読書メーター

2022年2月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:2406ページ

先月は10冊の本を読みました。
最近は書棚の本を処分前に読み直していますので、少し古い本が多めです。
今月1番のおすすめは、10冊目の「マッキンゼーが解き明かす 生き残るためのDX」です。

1冊目 ダ・ヴィンチ 天才の仕事―発明スケッチ32枚を完全復元

★★★☆☆
■レオナルド・ダ・ヴィンチのスケッチをCGで復元したイラスト集。よくダ・ヴィンチの手帳の紹介者でスケッチを見ることはあっても、「へー」と流すぐらいでした。こうして3Dで再現したものを見るとダ・ヴィンチの設計能力、構想力といったものが伝わってきます。アイデア、機能を機構や部品構造にまで置き換えています。説明によると当時の技術や動力では難しいものも多いようです。現代にダ・ヴィンチがいれば何を発明するのだろうと考えてしまいました。現代の技術をもってしても実現できないようなものを考えるかもしれません。
読了日:02月05日 著者:ドメニコ ロレンツァ,エドアルド ザノン,マリオ タッディ

2冊目聞く力―心をひらく35のヒント ((文春新書))

★★★☆☆
■感想:阿川さん流のインタビュー術が綴られています。相手をたてつつも核心に斬り込む印象がある阿川さんの成長過程を垣間見ることが出来る一冊です。普段、友人や家族の話を聞くときというよりは、目上の人や大先輩の話を伺う際の聴き方として参考になります。仕事柄、企業の社長さんや役員の方のお話を伺う機会もあるので、参考になります。
■行動:知ったかぶりをしない。つい付け焼き刃の知識を出し恥をかくことがあります。相手はプロ。下調べをした上でしっかりと聴くことを意識する。
読了日:02月05日 著者:阿川 佐和子

3冊目 仕事をしたつもり (星海社新書)

★★★★☆
■感想:10年ぶりに再読。前回いいなと思った部分、「目的→成果→手段」や「疑う→調べる→考える」、「保身をやめ新しいことにチャレンジする」はほぼ自分の選択肢として実行しているかなと。
■学び:50%本気で仕事を終わらせ、残りの50%でレベル上げ。風姿花伝。
■行動:目的と成果を意識し仕事をする。
読了日:02月06日 著者:海老原 嗣生

4冊目 中小企業診断士の資格を取ったら読む本―ミーコッシュ革命で年収3,000万円は達成できる

★★★★☆
■感想:中小企業診断士試験に合格したので読んでみた。登録のために15日間の実務補習が必要なため診断士を名乗れるのはまだ先だが。本書では、稼げる診断士としての実務の注意事項が微に入り細に入り書かれている。年収3,000万円を一つの基準としてくれているのでリアルに活動する際の参考になる。コンサル業務の進め方からメールや名刺交換まで丁寧に記されている。結局は人間関係をつくれるかということ。基本中の基本を徹底しないと話にならないと理解。
■行動:独立し稼ぐことをイメージしながら実務補習。
読了日:02月08日 著者:小林 勇治,波形 克彦

5冊目 実戦!問題解決法

★★★★☆
■感想:約20年ぶりに再読。社会人になったころはふーん程度で読んでいたが、問題解決という重要なスキルがわかりやすく学べる良書だった。
■学び:▼問題解決の3原則①全ての問題は解決できるという強い信念。②What,if~?と考える※もし答えがあるなら、どのあたりに?どんな感じであるか?。③原因と現象を区別する。▼3STEP①足しに100になる質問で問題の原因をあぶり出す。②問題の本質が見えてきたら仮説を立てる。③仮説を検証するためにデータを収集し実証する。
■行動:問題解決を活用していく。
読了日:02月13日 著者:大前 研一,斎藤 顕一

6冊目 実践! MBAトレーニング 新・ビジネス思考 (ボンド大学・BBT MBAプログラム)

★★★★☆
■感想:20年ぶりに再読。大前氏は20年前にGAFAMの出現を預言。本書では問いとそれに対する受講生の議論(座談会?)が掲載されており、模擬ゼミのような感じで読み進めることができる。
■学び:アービトラージを意識する。タイタン企業ではゴジラ企業に勝てない。サイバー経済、マルチプル経済、ボーダレス経済といった見えない大陸を活用する。変化により3Cをできないことでフレームワークの限界が起きる。分析は論理的に思考は自由に。社長の立場で考える。顧客は何を求めているか。
■行動:構想する訓練をする。
読了日:02月13日 著者:大前 研一

7冊目 イノベーションはなぜ途絶えたか: 科学立国日本の危機 (ちくま新書1222)

★★★★☆
■感想:大企業中央研究所モデルの終焉に伴い、日本では科学者の流出が起こり、米国ではSBIR制度で科学者を企業家にしたとのこと。日本企業自体イノベーションのジレンマに陥り失速していった企業が多い印象がありましたが、その背景をしることができました。処方箋も紹介されていますが、正直、今の日本の価値観でどこまでできるのか。まだまだ時間がかかりそうですね。
■学び:本質に帰納→創発→新しいパラダイム意→自然×社会「知の越境」→新しい価値→イノベーション
■行動:科学的思考とつなぐこと、共鳴場をつくる。
読了日:02月13日 著者:山口 栄一

8冊目 方丈記 (ワイド版 岩波文庫)

★★★★☆
■感想:「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず」というくだりは覚えていても、どんな内容だったかと手に取った。鴨長明が生きた時代は、大火事、辻風、遷都未遂、飢饉、大地震と大変な時代。それらを踏まえ60歳を過ぎて住んだのが、車2両で移動可能な方丈の庵。最近のミニマリストブームも東日本大震災等の大災害が続いているのも関係しているかもしれません。
■学び:魚は水に飽かず。魚にあらざればその心を知らず。鳥は林を願ふ。鳥にあらざればその心を知らず。閑居の気味も又同じ。住まずして誰かさとらむ。
読了日:02月13日 著者:鴨 長明

9冊目 はじめてでもよくわかる!図面の描き方

★★★★☆
■図面読みの参考に。描き方の注意点を知ることで、読むときにどこに注意すると設計者の意図を汲めるのか考えるための参考になった。基本的な表記方法から素人でもわかります。
読了日:02月16日 著者:飯島 晃良

10冊目 マッキンゼーが解き明かす 生き残るためのDX

★★★★☆
■感想:アナログな私の職場。あまり世の中から乖離するとよくないかなと手に取った。一般的なDXの用語を説明するだけの本とは異なり、具体的に自分に何ができるのか考えるきっかけになった。
■学び:DX推進のためには企業戦略の再定義から、ビジョンを示し、経営と現場、両輪で進める。現場と経営層に橋をかける。自分の古い頭をアプデする。のび太君になって専門家に助けを求める。伝道師になり全社に変革を浸透させる。
■行動:基本的なプログラミングについて学び、簡単なプログラムをつくってみる。
読了日:02月24日 著者:黒川 通彦,平山 智晴,松本 拓也,片山 博順

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