ドラッカー365の金言(2/6_企業のグローバル化)
こんばんは。
2月6日のテーマは「企業のグローバル化」です。
1.2月6日の金言
2.考察
2022年時点から読むと「何を当たり前のことを言っているのか」となる。しかし、この金言集が発売されたのは2005年。この言葉自体はさらに前のことである。
人口減少のテーマでもそうだったが、ドラッカー博士の言葉は20年後にはスタンダードな現実となっている。つまり、これらの変化は、データをとり思考することで予測が可能だったということ。
日本にいると国内で完結できることが多く、また、人口も欧州の国よりも多いためある程度の市場があり、海外へ出る必要性が少ないと感じる人が多いのではないだろうか。
しかし、今後、国内市場は人口減少により縮小し、技術は規制により進歩しがたく、当然賃金も低く抑えられたままの日本は厳しい状況が続くと考えられる。
するとグローバル企業は、軸足を国外に移していくことが想定される。既にそういった企業もあるだろう。
その中で、どのように生き残っていくのか。
私自身も変化していかなければならないと危機感を覚えた。
3.今日のACTION POINT
海外のサポートセンターで不都合はない。
むしろ、現在では、AIによるチャットボットなど既に人間以外がサポートするような環境になっている。
人件費が安いということは、地域、国として企業誘致の強みになりえなくなってきているということ。
安い人件費で行う単純作業はの多くはロボットやAIに置き換えることが比較的容易だから。あとは、技術革新と普及によりロボットなどがどこまで安くなるか、あるいは高度化するかということに注意を払わないといけない。
仕事として雇用を維持するには、ロボットやAIを作る側。あるいは、それらに付加価値やストーリーをつける側に回らなければならないかな。
それと、今回のような感染症発生時の国際分業リスクへのヘッジも考えておかなければならない。
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