マイノリティはだいたい主人公にやさしい

13の理由のシーズン3は最初の考えつくされた展開の良さはどこへ?

セックス・ドラック・殺人事件!

記号化された登場人物に漂うビバヒル感。もしかしてこれもマーケティングによる中年向けの戦略でしょうか?

学園ドラマの主要キャラはだいたい同じ。

A:文化資本高めで真面目なオタク寄りの“普通な僕”(主人公)

B:親子関係が破綻して倫理観がやばい体育会系。(親は超金持ちかゴミ)

C:自尊心低めチアガールと帰宅部女子(美人なのに僕に話しかける)

D:捨てられた仔犬のような瞳の美青年は問題を抱えてる(ディラン)

E:パンクス(男女どちらも僕にやさしいはぐれもの)

F:ギーク(僕は少し下にみてるのに僕にやさしい)

G:ゲイ(有色人種で理解者で僕にやさしい)


シーズン3は様々なマイノリティは無条件に“普通な僕”にやさしくて、やたらと正義を強調し、お話を進めるためだけに設定された新キャラはひたすらにうざい。

ひっぱってひっぱって、結局、仕方ないよ…で、とりあえずおしまい。ってなったシーズン3は気持ち悪かった。最終シーズンでそのあたりを回収して多面的に描くのだと思いたい。

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