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甘えさせるために必要な洞察力

おはようございます☀️

今日は可愛ければ可愛い相手こそついついしてしまう甘やかしについて。

■甘やかすことの原因
相手を甘やかす時の状況を考えると、可愛ければ可愛い対象だと甘やかすことがある。
甘やかすことの根底には愛情がある。
愛情があるから甘やかす。。。というのが甘やかす側の主張としは多い。

甘やかすことって本当に相手とって良い行為なのか???
それって「甘やかしている自分=愛情がある」ってなっていない???

よく見かけるのが、祖父母が孫の欲しいモノは全て買い与えたり、なんでもしてあげる。
それを見た両親は大体、甘やかさないで!という。
これって、甘やかすことが良くないことって理解はしているってこと。

逆の立場から見ると、
甘えたい時って相手に愛情を求めている時や、何かの要望があったりする時。
甘えることによって人の愛情や自分の存在価値を確認している。
だから〇〇してもらったことで愛情を感じたりする。

もし、愛情が欲しいときに相手が何もしてくれなかったら???

そう、相手に失望するケースがある。

この関係が難しい。
誰もが甘やかしすぎると良くないとはわかっているけど、誰もが甘やかされる対象にはなりたい!

■「甘やかし」と「甘えさせる」の違い
この違いを表す場合、親と子供で例えると理解しやすいかもしれない。

甘かやしとは、、、
子供が自分で出来ることを親が先回りしてやってしまうこと。
過干渉や過保護とも言われる。
その他、お金やゲームなどの玩具など、子供の物質的な要求に応えてしまうことも甘やかし。
祖父母が子供のためにと思ってアレコレ買い与えたりするは、まさに甘やかしwww

駄々をこねれば何でも買い与える、食べ物を粗末に扱っても叱らない、友達に意地悪をしても注意しない、公共の場で騒いでも対処しないなど、親が子どもの言いなりになるのは、親都合の対応とも言える!

「甘やかし」て育てた結果、その子は他者から何かしてもらうことを当たり前と思い、自分の思い通りにならないと苛立ち、結果わがままな人間になってしまう可能性がある。

甘えさせるとは、、、
子供が親の助けや愛情を求めた時に、その気持ちを理解し認めてあげることで、子供の心理欲求を受け入れること。

例えば、自分一人で着替えられるのに「ママがやって」と言ったり、頻繁に「抱っこして」とせがんだり……子どものこうした言動は、ほとんどの場合わがままではなく「甘えたい」という気持ちの表れで、それを認識して子供の気持ちを察して対応できることが甘えさせること。

子どもは甘えることによって親の愛情や自分の存在価値を確認しているので、それに応えるのは「甘えさせる」という愛情表現であり、「甘やかし」とは大きく違う!!!

子供は親に甘えることができ、心が満たされたれば、安心感と自信を土台に、自立お道を歩むと言われている。

甘えさせることは子供にとって凄くいい影響を与えるってこと。
だから、子どもが何か間違ったことをした時には「これはダメ」と叱り、その理由をきちんと教えてあげるのも愛情表現の1つ。

さらに、子供は親の真似をして育つから、子供に使ってほしくない言葉を口にしたり、やってほしくない態度をとったりすると、それは子供が真似てしまう。。。

「甘やかす」と「甘えさせる」の違いを意識して、周りを見ると凄く理解できる。

あ〜この子、甘やかされて育ったな〜とか、育ちが悪いな〜って思ったら、親を見ると凄く納得。
逆に、子供なのにしっかりしているな〜って思う子は親もしっかりしている。

■仕事でも活かせる
この「甘えさせる」って子供だけではなく、仕事でも使える。
そもそも甘えさせるためには相手の状況を把握する洞察力を自分が持っていなければいけない。

特に後輩や部下に対して使えるけど、段取りが悪かったり、お願いした仕事がイマイチの時って沢山あると思う。
自分でやった方が効率も精度も高いのは知ってる。

でも、自分で動き続ける以上、チームは成長しないし、自分の時間も限られている。
だったら、まずは相手の状況を観察し、どうやったら出来るようになるかを誘導できるようにした方がいい。

この場合、後輩や部下ができないことを理由に自分がやってしまうというのは「甘やかし」でその状態では一向に後輩や部下は成長しない!!

成長させるには、どうやったら出来るようになるか?を考え指導することが、自分にとっても相手にとってもいいことだと思う。
これが仕事に置き換えた時の「甘えさせる」ってことだね。

他人を成長させるって、子育てと近いかもね。
そのためには自分が洞察力を磨くこと!

出来ない人を切り捨てることは、自分を甘やかしているって思うといいかもね。
切り捨てるのは簡単、でも成長させるのは大変!

■最後に自分は???
自分は少し貧しい環境で育った。
母親が苦労している姿だけが鮮明に覚えているし、金銭的な理由から幼少期は母がたの祖父母の家で育てられた。
祖父母は凄く優しかった記憶もあるし、厳しかった記憶はある。
そもそも母親の苦労の背中を見ているから、迷惑かけないように自分で自分のことはしなくてはいけないという自覚はあったし、何より全く不幸ではなかった。

多分それは、祖父母から甘えさせてもらっていたんだな〜って思う。

社会人になってから凄く思ったのが親への感謝の気持ち!
それが今でも持てていると言うことは貧しくても幸せだったってことかな。

有難う〜!!

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