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自分だけ…が自分を孤立させる

今朝、通勤中に目にした記事。自分を助けることばだと思うから覚えておきたい。

弱者にならないように努力し、勝ち抜き戦の強者として生きるように子どもたちに教えればよいのか。誰もが強者になれるわけではありませんし、強者だっていつまでも強者でいられるわけではありません。
弱者が身を守るために必要なのは、孤立しないこと。これは基本のキです。弱者は孤立しがちだし、こんな目に遭っているのは自分だけだと思う傾向があるからです。

こんな目に遭うのは「自分が悪い」から

いじめでも後に例で出されているDVでもなんでも

殴られたり、蹴られたりの身体的な暴力以外にも無視をされたり、罵詈雑言を投げつけられたり、そんなことが起こると自尊心が傷付いて

行動する(言葉に出して言うことも)パワーが奪われてしまう。それに恥のような気持ちが生まれる。この「恥」というのはキーワード。

でも自分だけなんてことはないって思えると少しパワーが戻ってくる。

まずはそれが問題脱却への手がかりになる。

大事なのは、安心して弱みを見せられること。「弱さの情報公開」という言葉があります。
例えばかつて妻たちは長い間、「夫に殴られているのは私だけだ」「夫に殴られてるなんて恥だから、絶対他人には言わない」とか、思ってきました。それぞれがそう思っている間は互いに孤立していました。
けれど口に出してみたら「あるある」でした。それでデータを取って根拠をつくり、実証研究して理論を組み立て、概念をつくって、DV防止法までこぎつけました。

例え「あるある」だったとしても問題だと思っていることを外に出すことは本当に勇気のいること。だって言ったから「あるある」だったんだ!気づくことができる。

どっちにしても自分の枠を飛び越えることになる。その一歩の勇気がきっと未来を変える。

大事のようだけど、シンプルかつ真実。

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