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留学で得られた大事な5つのこと

どうも、まるです。昨日は私流、英語脳の作り方をご紹介しました。

留学のことを思い出しながら書いていると、懐かしくなってきてしまったので、今日は留学で得られた大事なことをお話します。

言語力

現地に行くと、毎日がスピードラーニングみたいなものです。嫌でも英語が聞こえてきます。最初は何一つ英語が分からず、ホームシックになり、人と会うのが怖くて部屋から出られないこともありましたが、時間がたてば自然と理解できるようになり、夢も英語で見始めるようになりました。

昨日もお伝えしましたが、基本はリスニング力からスキルが上がっていきます。毎日英語に触れることで、言語力にも繋がってきます。

私は小さい子供が2人いるホストファミリーと住んでいたので、学校から帰ってきてはずっと一緒に遊んでいました。子供たちは例え私が会話を理解していなくても、親切にゆっくり話してくれたりはしないので、どうにかしてこの子達と会話できるようになりたい!という気持ちが私のモチベーションになっていました。

今考えても、彼女たちが私の一番のスパルタな英語の先生だったと思います。

表情筋

私はそもそも英語力も無く、基本的に言葉だけでは伝わらないので、フェイシャルエクスプレッション(表情)で伝えるようになりました。子供と遊ぶと特に、表情でコミュニケーションを取るようになります。楽しいときは楽しい、驚いたときはビックリしている等と、喋らなくても私の思ってることが分かってもらえるようにすることを心がけていました。

なので、日本に帰ってきた今、表情で語る癖(?)みたいなものは治らず、すぐ顔にでてしまいます。あまり良くないってよく言われるし、治さなきゃと思っていますが、これがなかなか難しい。。

なんとかなる精神

あーもうこれ。終わった。/(^o^)\オワタ。って思うことが何度かあったけど、結局なんとかなりました。
バス乗り間違えてわけわからん場所に行っちゃって、夜中に、ココドコー泣ってなった状況で、英語も伝わらんし(留学開始から2週間目)、携帯も充電切れ。周りには何もないし、誰も通り掛からないところで、危うく野宿しそうになったこととか。

パスポート並びにIDも全部持たずに、空港でセキュリティに跳ね除けられたこととか。

でも結局は、夜道に通りかかった老夫婦に助けられて、ちゃんとホストパパに迎えにきてもらったし、無事にLAまで飛んで、後でパスポートを郵送で送ってもらったって何とかなりました。

こうゆう経験って、たとえば辛い部活を経験した後とか「あのキツイ練習に比べればなんてことない!」的なものと似ている気がして、切羽詰まったときは現状を受け止めると同時に「いやきっとなんとかなる!」と少しの希望を持って行動できるようになったと思います。

世界中に友だち

私は本当に英語が出来ないまま留学を始めたので、最初の頃はESL(English as Second Language)のクラスでひたすら英語を英語で勉強していました。ESLには、世界各国からネイティブではない子が集まっています。お互いに英語が話せないながらも、同じ留学生として共感できるポイントがたくさんあるので、すぐに友だちが出来ます。

ちなみに、私は中国人ルームメイトと3年以上一緒に住んでいましたが、お互いに言語を教えあって、日本語で電話できるようになったり、私も中国語は話せないけど、何言ってるか分かるくらいの力が付きました。

もう1つの家族

これが一番大きいです。振り返ればあっという間の留学生活でしたが、されど5年。3年間一緒に住んだシアトルのホストファミリーは、もう家族のような存在です。大学を編入して、シアトルを離れるときは、空港で嗚咽が止まらなくなるまで号泣でした。

今までは、帰る故郷が地元だけだったのですが、今は自分の故郷はシアトルにもあって、そこにはもう一つの家族が居ます。これからしっかり働いて、もっと成長できたときに、絶対シアトルに里帰りして、ママ、パパ、子供たちに挨拶しにいきたいと思っています。

まとめ

留学を決めたときは、「英語話せたらかっこいいから行きたい」という単純な理由でしたが、得るものはそれ以上に大切で重要なものだったと改めて気付きました。人それぞれ感じるものは違うので、留学絶対良い!とは言い切ることはできませんが、私は個人的に留学があったからこそ、人としっかりコミュニケーションがとれるようになったし、自分のことを少し好きになれたし、世界中の人の温かさに触れることができて、こうなりたいと思うお手本にたくさん出会えたと思うので、留学してよかったなと思います。

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