見出し画像

スナック柿木村サ道部

 スナックという場所は面白い。スナックに限らず、ホストクラブとかキャバクラとか、いわゆる「水商売」と呼ばれるお酒を出すお店は不思議だなと思います。

 ちなみに、「スナック」は大学生の頃の僕をグッと成長させてくれた場所です。

 純粋にお酒が好きで、色んなお酒を楽しむために行くというよりかは、人い会いに行く場所のようになっています。お酒代をたくさん払って、人に会うというシステムはなんだかすごいなと感じます。ここは上手く説明できないので、引き続き自分の中の課題意識として持っておきたいと思います。

 サウナで仲良くなった友達が、島根県大田市の温泉津という、日本で唯一世界遺産に登録をされている”温泉街”にサウナ、スナック、ギャラリーの複合施設を作っている最中で、サウナは6月ごろにオープン予定です。スナックとギャラリーは既に開店しています。

 GWは、温泉津に4泊5日で滞在をして、彼らのお店「時津風」に居座っていました。チェーンソーで薪を作るお手伝いもしました。

 せっかく来るんだったら、”スナック柿木村サ道部”やろうよ!と言われ、ギャラリーにテントサウナを展示して、サウナっぽい雰囲気を醸し出し、僕がママとしてお店に立つことになりました。

 実際、ママだから何かをしないといけないというわけではなかったので安心でしたが、内心は「ヤバい、どうしよう。お客さんと喋るの苦手なのに……」とドキドキしていました。

 準備が9割で全てを乗り切ってきた僕は、自分が安心してママをできるようにお店が始まる1週間まえくらいから準備を始めました。とにかく、SNSを使って少しずつ告知をしました。

 「行くよ」という反応は得られず、当日を迎えましたが、結果は大盛況!
もちろん、僕の力だけではなくお店の集客力が一番でしたが、嬉しいことに地元の知人が2人も来てくれました。

 1人は同じ柿木村サ道部の部員でしたが、一度も「行く」ともなんとも言わずに突如現れるという驚き。片道2時間はかかるところ、内緒でわざわざ来てくださったのはめちゃくちゃ嬉しかったです。

 そして、もう1人は隣町津和野から。お店に入ってきた時は思わず立ち上がって「なんで!?!?!?!?!?!?」と指を差しました笑。「元々温泉津に行く予定で、前日にまるの投稿で温泉津にいるっていうのを見たから、これはもうサプライズで行くしかないやと思って来たんだよ」と言ってくれて、嬉しすぎました!!!!

 18時からオープンして、19時半くらいまではお客さんが来ずに不安でしたが、20時以降は満杯になって、お店の中が一体感に包まれて(と思い込んでいるだけですが)とても楽しかったです。

 スナックのママという慣れない大役を無事に終えることができて、また一つ成長できたと思います。

 次は8月ごろに温泉津に行くことになると思いますので、その時はぜひ温泉津で呑みましょう〜!!! 

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?