ICUから救急病棟へ入院【1】
2019.7.27に脳出血発症、緊急搬送されて救急病棟へ2週間(2019.7.27~8.14)入院した時のことを書いていきます。
前回の記事はこれです。
始めに、発症する2年前の2017年、
突然、右側の頬がガンガン痛みだし治まらないので脳のCT検査をしましたが異常なしという事で、まだ痛みがあったので更に脳のMRIを撮って、大学病院で診てもらいました。結果は、先生も笑うくらい、
『コブ1つもない、きれいな脳です。全く問題ありません!』
と褒められて、脳には、かなり自信がありました。
それが、突然の脳出血。褒められた脳にダメージが起きるとは想定外でした。
緊急搬送されて、ICUから救急病棟へ入院【1】
翌朝、目が覚めた時に、担当の先生から告げられた私の病名は、
『左側の脳出血による右麻痺と失語症、脳動静脈瘤の奇形の疑い』
左側の脳出血は理解できましたが、後の言葉は、聞いたことのない言葉でした。だけど、この時も他人の言っていることは、ちゃんと理解できていました。
ベッドに寝ながら聞いていました。
どうやら、私の体は右側が動かなくなったらしい。
失語症ってなんだろう(・・?
最後に言われた一言。
『1度、脳が壊された部分は、残念ながら元には戻りません。リハビリで回復することもありますが、元には戻りません』
大変なことになっていると言われても、他人事のようで、そんなに悲しくもなく...。
先生の説明も終わって、家族も帰ったときに、先生が『失語症のために、話せません』と言っていたので、本当にかな?と思い、そっと声を出してみると、
『アー、ウー...⁉』
本当だ!本当に喋れない!
不思議な感じがしました。話したいのに、言葉が一切、出てこない。
それよりも、これまでは頭の痛みがなかったのですが、発症翌日から、ものすごい頭痛に襲われることになり、鎮痛剤とアイスノンが欠かせなくなりました。1,2ヶ月間は、ものすごい頭の痛みと戦うことになりました。
(続く)
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