『言語』は左脳、『歌』は右脳で歌うから大丈夫と思っていたのですが...
久しぶりの投稿です!(^-^)❤
失語症で、書くことも話すこともできない状態でしたが、
リハビリのおかげで、だんだんと文章を書けるようになったり、まとめられるようにもなりましたが、まだ非常に疲労してしまうことがわかったので、少しずつ書いていきたいと思います♪よろしくお願いします❣
最近の私の失語症の症状は、日常会話のスピードにも、ついていけるようになり、かなりスムーズに話せるようになってきました。
でも、肝心の歌は、未だに全く、スムーズに歌えません。
歌は、芸術分野の『右脳』で歌うと聞いていたので、もう少し、
どうにかなるんじゃないかと思っていましたが...。
どうしてここまで歌えないんだろうと考えた時に、
『リズムの問題』
であることに、気づいてしまいました。
リズムを表現できるということは、言語中枢と同じ場所の、
壊されてしまった【左脳】にあると感じるのです。
ミュージシャンの方はわかって頂けると思いますが、例えば、
1.符点のリズム(スキップのリズム)でピアノを弾いていると、
段々と符点のついて無い、素のリズムに戻ってしまう。
2.曲の出だしのカウント(どのくらいのテンポで、その曲を演奏するのかということ)も、言葉が言いづらいためにカウントが出せないと思っていましたが、頭の中で思うだけでも、テンポが【いびつ】になってしまい、
リズムそのものがおかしくなっているなーと感じます。(わかりづらくてすみません!)
3.4拍子の曲は把握できますが、4拍子以外の曲が、ピアノで弾く時でさえも、よくわからなっています。
特に3拍子のリズムが取れなくなっています。
3拍子は、指揮をしたら、3角形のトライアングルのように
『1.2.3、1.2.3』となりますが、
『1.2..3,1.23,4、1.2~』というように、
いびつになって、指揮ができないのです。
何にも考えずにただ、3角形を描くことはできますが、
3拍子をやろうと思った途端、3角形が描けなくなってしまうのです。
4.ゆっくりな歌でも、『英語の歌』が特に歌えません。
声帯を使わずに発する【無声音】(S、P、th、Kなど)が多く含まれている言語だからじゃないかと思います。【無声音】を発することに、とても時間がかかってしまうので、歌いづらいです。
1番歌いやすいのは、声楽で勉強したイタリア語で、その次が日本語。
1番難しいのが英語だと感じています。
譜面を読むことや、理解すること、歌の音程を取れることは、以前と変わっていないのに、
【リズムの表現ができない】ことが、ようやくわかって、1つ、
大きな謎が解けた感じです。
だから、リハビリとして今、行っていることは、
左手ピアノで、基礎練習教則本の『ハノン』を使って、リズムの変形を、
脳と体に再び、覚えさせています♪
脳内で、1度壊されてしまったものは、悲しいですが、元には戻りません。
けれど、有効なリハビリによって、神経細胞の『シナプス』を伸ばして、
その部分を補ってくれるそうです。
『シナプス』が、どんどん増えますように!とお願いしたい♪
焦らずに頑張ります❣️😊
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