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第二週終了、授業の面白さとetc. (番外編付き)

教育実習2週目が終わりました。そして査定授業も終わりました。
査定授業って普通は最終週の半ば~終わりごろにやるものなんですけど、授業の日程の都合上どうしても最終週にはできないとのことで、かなりハイスピードで終了しました。

先週の終わりごろから計12回授業をした率直な感想としては、やっぱり授業は面白い。授業を作る段階で、中学生はどう反応するんだろう、意図通り学びを感じてくれるだろうか、と考えるのは面白いし、実際にやってみると予想通りだったり全く違ったりして、その一つ一つがドキドキわくわく。
発問に対して予想から大きく外れた反応が来た場合は、だいたいこちらの見込みが甘かったな~という感じでした。例えば、指導教諭の先生のアドバイスをもらって、次のクラスでは発問のときにほんの一言足してみると、その一言だけで生徒の思考の方向を修正できるということもあって、本当に面白いなあと思いました。
もちろん生徒の発言をコントロールしたいわけではないのですが、授業にはねらいや着地点があるからこそ、何を学んでほしいのか?何を考えてほしいのか?というところをしっかりと詰めておくことが大切だということが分かりました。グループで話し合いをしている生徒の間を歩いていて、そうそう、それ!というような議論が聞こえてきたときはやっぱりうれしかったです。
私が授業をさせてもらったのは1年生のクラスでしたが、査定が終わった後3年生のクラスの授業の見学に行きました。2歳年齢が違うだけなはずなのに授業の雰囲気も深さも全然違って、こっちで授業をするのもきっと面白いんだろうな~とも思いました。

実習2週目を通して、授業の面白さを実感したのと同時に、教員になった場合はまた違うんだろうということも想像しました。
私は今週10コマ程授業をさせてもらって、その他の時間はいくつか見学をしたり道徳や総合で学級に入ったりする時間以外は授業準備に充てていました。そして放課後も日によっては8時ごろまで授業準備をし続けていました。私は2時間1セットの単元をひとつだけ、複数のクラスで何度もやったという感じで、この2つの授業に磨きをかけるべく全力を尽くした1週間でした。
一方で、私の指導教諭の先生は教科だけで週に20コマ以上の授業を抱え、それに加えて会議や保護者対応、その他大量の事務仕事など、様々な仕事をしています。教育実習生がやっているように、ひとつの授業に時間をかけて準備をするなんて到底出来そうもありません。
教育実習は時間的拘束も長くて体力的にも精神的にもものすごく疲れるけれど、それでも教師という職業の中ではだいぶいいとこどりをしたところだけを体験させてもらっているなと感じています。私は朝7時半過ぎに学校について夜8時ごろまでには学校を出るという生活をしていましたが、指導教諭の先生は私が8時前におはようございますと挨拶に行った時にはだいたいもうデスクで仕事をしていて、お疲れ様ですと挨拶をしに行ってもやはりまだデスクで仕事をしている。先生は学校に住んでるんですか?と聞きたくなるレベルです(笑) 授業やその他の仕事もたくさん抱えているので、朝1日の流れを打ち合わせをした後、まともに話せるのは放課後(それも6時過ぎとか)ということも多々ありました。あ、一応書いておくと、教職員の勤務時間は8時10分から16時40分です。予想はしていたものの、本当に先生に定時って言う概念はないんだなあ、ということも実感しました。
学生として、この限定された3週間を教育実習に捧げることは、確かに大変だけどそこまで苦ではない。ただ、教師として、職業として何十年もやるとなると話は違ってくるような気がします。
授業をすること、生徒と関わることは面白い、と同時に、面白いからと言って、じゃあやろう!と手放しに言えるものでもないなと考えた実習2週目でした。

来週はいよいよ最終週となります。
学級の生徒たちも私のことを受け入れてきてくれて、気軽に声をかけてくれる子も増えているので、なんだか寂しいなという気持ちもあります。
一方で、査定授業が終わってしまっているので、教壇には各クラスあと0.5時間ずつ立たせてもらう予定になっているものの、どう過ごそうかすこし考えねばならないなあという最終週でもあります。
私なりの教育実習の意義、それは現場を体感することです。この意義・目的は最後まで貫いていたい。まだまだ体感できていない部分がたくさんあるので、授業実習がいったん落ち着いたからこそ、授業外の部分をもっと見られたらいいなと思っています。

番外編!実習終わったらやりたいことリスト

実習3週間、一瞬なようでもあり、果てしなく長いようでもあるので、やりたいことを考えることで何とか気持ちを上げていきます。欲望の塊を文字にしました。お許し願います笑

1.推しのミュージカルを観に行く
これはもうほぼ叶っている。チケットは確保済みだし良席であることも確認済み。ほかの地方で絶賛公演中の「ファインディング・ネバーランド」。主演が推し、子役が出る、犬が出る、私にどストライクなこと間違いなしだと確信している新作ミュージカル。実習終了二日後の久留米公演!あとは元気に久留米まで行くだけ!

2.実写版「リトル・マーメイド」を観に行く
ディズニーの綺麗な映像と音楽、絶対に映画館で浴びたい。やっぱりハリー・ベイリーさんご本人のお声が聴きたいから字幕版を観たいけど、吹き替え版アリエル役の方の歌声も好きだし何よりエリック役が海宝直人さんなもので…どちらも捨てられないのでたぶん映画館に2回行くことになるでしょう。

3.Immersive Museum FUKUOKAに行く
4月末からBOSS E・ZO FUKUOKAでやってるやつ。名画の中に入り込んで体感するっていう展示。面白そうだから行きたい。9月までやっているみたいなのでこれは急がないけど…

4.「鈴木敏夫とジブリ展」に行く
ジブリ展は福岡に来たら絶対行くし春休みは福岡に来ない展示をわざわざ熊本まで見に行ったくらい好きなのです。「鈴木敏夫とジブリ展」は今週末から福岡で始まります!これも8月までやってるけど、早めに行きたいな~

5.これまでの観劇記録を整理したい
これは…実習どころかもっといろいろ落ち着いた後かな。これまでたくさんのミュージカルを見てきたけど、写真と感想とがバラバラの場所にあったりしてなんだかもったいない。インスタの専用アカウント作るのが手っ取り早いのかなあ…

他にも小さいやりたいことは無限にあります。かわいい服を着て出かけたいとかお友達とご飯食べに行きたいとか心置きなく寝たいとか…
まあ、実習が終わったとしても進路が決まらない限りモヤモヤは尽きないと思うので、本当の意味で解放できるのはもう少し先になりそうです。
それでも、実習は一つの節目になりそうなので、ラスト1週間、楽しいことを考えつつ全力で駆け抜けたいと思います!

以上、番外編でした!


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