弱みは必死に隠す必要ない。むしろ、さらけ出したほうが良いよ。
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今日のテーマは、「弱い部分をさらけ出そう」ということです。それも積極的に。なぜか?それを今回解説していきます。
1.弱み=なぜメリットなのか理解する
もう一度言います。弱みを見せる=メリットです。
・計算が苦手
・人付き合いが苦手
・スケジュールを立てるのが苦手
よくある弱みの例をあげてみました。(恥ずかしながら僕はどれも当てはまります笑)これを一つ、一つその点だけを見ると確かに弱みです。見せたくないです。
じゃあ、この弱みがなんでメリットになるのか。キーワードは”親近感”です。弱みは嫌なものだ。劣等感が感じる。他人にバレないように隠そう。。
気持ちは十分わかります。僕も弱みは見せたくないタイプの人間でした。だって、なんだかダサいから。
でも、弱みに関しては、”隠す”こそ一番やってはいけない行為。では、弱みがメリットになる時を、隠さない方が良いことを説明します。
もう一度言います。弱みはメリットになる。キーワードは”親近感”
と、ここで突然ですが、あなたの好きなお笑い芸人を思い浮かべてください。お笑い好きじゃないよ...って人はTVでよく見るお笑い芸人で良いです。
どうですか、その人は。コンビなら、その人の相方まで含めて思い出してください。弱みさらけ出してないですか??親近感湧きませんか??
そう、弱みは隠し続けると、デメリットですが、さらけ出すと、親近感を作るメリットに変わるんです。
2.弱みがメリットとなる具体例
弱みはさらけ出すことで親近感が湧き、メリットになることを知っていただけたかと思います。でも、こう思った人もいるのではないでしょうか??
お笑い芸人は、弱みを面白く表現できているから親近感を作り出せている。一般人の自分が弱みをさらけ出したって、笑われるだけだ。
心配無用です。具体例を交えて説明します。
例)あなたは仕事で悩んでいます。Aさん、Bさんどちらに相談しますか?
■Aさん
実家が金持ち。IQも高く、幼少期からエリート教育を受けている。小さい頃から世界中を旅しており、いろんな言語も話せる。加えてスポーツも万能。
■Bさん
いわゆる四年生大学を卒業して、普通に就職。会社の中で出世は早い方だが、おっちょこちょいなところがあると有名で、たまに忘れ物をしたり、一年に一回はなぜか寝坊をする。
もう一度聞きます。あなたは仕事で悩んだ時、どちらに相談しますか?
答えはBさんではないでしょうか?、あなたの脳はこのように判断したと思います。
Aさんは何をするのにも完璧だ。そもそも自分の悩みに共感してくれるのだろうか。こんな相談して笑われないだろうか。
Aさんがアドバイスをくれても「やってみよう!!」と思えるだろうか...
一方、Bさん。仕事はできるが、人として抜けているところがある。Bさんなら、悩んでいる自分の気持ちをわかってくれるかもしれない。それにBさんは、確かに優秀だけど、自分も努力すればBさんみたいになれるのではないかと思える。
そう。これが弱みをさらけ出すことによって起きるメリットです。Bさんが弱みを必死になって隠していたら、”ただ優秀な先輩社員”と評価されて、おそらく近づきにくい存在になるでしょう。
3.弱みとの付き合い方
弱み=メリットにもなることは理解いただけたかと思います。もし、弱みは恥ずかしいもの。と思っていたらこれをきっかけに考え方を変えて欲しいです。
弱みをわざわざアピールする必要はないですが、頑張って隠す必要ないです。だって、あなたの周りにもいませんか?弱みがある人。僕だって、最初に書いたように弱みがあります。それも複数。人間、弱みがあって当たり前。
僕は自分の弱い部分をしっかりと理解しています。だから、苦手な計算系の仕事は他人に頼るときもあります。その代わりに、自分の得意な仕事を多く引き受けてバランスをとれば良いのです。苦手だからって、押し付けはダメですよ。強みと弱みを理解することは武器になります。(強みの見つけ方は別の機会に。)
もし、これまで必死に弱みを隠してきたのであれば、大丈夫。誰にでも弱みはあるから。勇気を出して、弱みを必死に隠すのはやめてみませんか??
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