ハーフリンガル歯列矯正~選んだ歯科医院について~
さあ歯列矯正をしよう!と思っても、星の数ほどある歯科医院。
どういった基準で選べばいいの?
わからないことだらけだと思います。
今回は私が矯正歯科医院を選んだ経緯や基準について紹介します!
私は元々歯列矯正ではなく、セットバックや輪郭手術、顎プロテーゼを考えていましたが、歯列矯正で横顔Eラインがとっても綺麗に変化した友人を見て、歯列矯正について自分でも詳しく調べ始めました。
実は歯列矯正は小学生の頃にしていましたが、途中で辞めてしまい、現在では前歯は出っ歯&下の歯はガタガタ状態です。
整形するにしても、異物を入れたり骨を切る前に、まずは歯列矯正して骨格の位置を変えてから整形するか!と考えて歯列矯正にシフト。
マウスピース治療や部分矯正などが流行っていますが、私の本来の目的が骨格からEラインを整えたかったことであるのと、なるべく早く大きな変化が欲しかったのでワイヤー矯正で探しました。
認定医と専門医
やるなら矯正治療に自信を持っている歯科でやりたかったので、日本矯正歯科学会の臨床指導医の中からカウセ周りをしました。
日本には歯科医師が約10万人いますが、その中で様々な形で矯正歯科治療を行っている歯科医は約3万人います(厚生労働省資料より)。
しかしながら全国の歯科大学の矯正歯科講座あるいは医局で何らかの専門教育と研修を受けた歯科医師が中心に所属している日本矯正歯科学会の会員は約7000名です。
その中でも3~5年間の教育と研修を終了し、専門知識と診療技術の資格試験をパスして認定された日本矯正歯科学会認定医は約2500名です。
そしてさらに認定医の中でも高いレベルの資格認定を受けた約300名の日本矯正歯科学会臨床指導医がいます。
矯正歯科医の受けた教育また研修の面からは、上記の日本矯正歯科学会認定医(全国に約2500名)が専門知識や診療技術の面から、適切で信頼できる矯正歯科医と考えることができるでしょう。
<引用ここまで>
日本矯正歯科学会とは、歯科矯正学・矯正歯科臨床の進歩・発展を目的にし1926年に設立された対外的にも日本を代表とする学会です。
現在日本には3281名の認定医と、349名の臨床指導医がいます。(2019年9月時点)
認定医と臨床指導医の名簿は日本矯正歯科学会のホームページで見ることができます。みなさんの最寄りの矯正医を検索してみてくださいね。
歯科選びの条件
まずは自分にとって条件をピックアップ
私の場合は下記4条件。
・ハーフリンガル(上は裏側矯正&下は表側矯正):
やはり矯正器具の見た目が気になる・・・裏側矯正で探していましたが、上下裏側矯正は高額になることと、滑舌にかなり影響するためその良いとこどりのハーフリンガルで探しました。
・自宅から通院30分以内:
これ、かなり大事。遠すぎると毎月の通院がおっくうになってくるのもそうですが、急に矯正器具が壊れた際や、抜歯or器具による口内トラブルの時にもすぐ行ける距離に病院があるのも安心です。私はうっかりお煎餅を食べてしまって矯正器具破壊&流血したことがあります。。汗
・日本矯正歯科学会の臨床指導医が在籍している:
前段落で述べましたが、日本矯正歯科学会の専門医は全国に350名程度しかいません(2019年9月時点)。矯正歯科に指導をする立場にある臨床指導医の先生に診てもらいたかったため、こちらの条件も外せませんでした。
・歯列だけでなく、顔の骨格(Eライン)を整えてくれる:
これが本来の目的です。カウンセリングでは前歯を後ろに下げることで鼻を高く見せ、顎を前に出してEラインを整えることをかなり強調して説明しました。
私が選んだ歯科医院
さまざまな要因を加味して、私は東京原宿にある、神宮前矯正歯科医院でハーフリンガル矯正をしました。
3D画像で歯が動いていく様子が見れたこと、全ての診療室が個室だったこと、院長先生がハーフリンガル矯正の第一人者だったこともありこちらに決めました。
結果としては満足ですが、実際に治療にあたるのは院長先生ではなく他の先生だったことや、また、歯科衛生士や他の先生の腕や態度が良いとは限らず、何度か不快な思いをしたこともあります。その点だけが残念でした。
その他、病院によってはスマホ予約ができたり、モニターによる割引制度があったり、カラフルなかわいい矯正器具(ゴム)があったりと特色は様々ですので、ご自身の譲れない条件やライフスタイルに合わせた医院を見つけてくださいね。