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【不登校問題】担任の先生との〇中ノートで自滅してしまったか…。

娘が通う中学校では、担任の先生と生徒がやりとりする〇中ノートというものがあります。
ただの大学ノートですが、生徒は翌日の時間割と持ち物を記入し、その下に先生へのメッセージを記し翌朝提出するというルール。

娘は同じ中学に通っていたお兄ちゃんからこのノートの存在を聞いており、これが楽しみで楽しみで仕方なかったとのこと。
お兄ちゃんは超面倒だったようで、ほとんどコメントせずにスルーしていたようですが…(おそらくそれが普通)。

娘の担任は熱心な先生で、メッセージは何でもいいので3行書こう!という追加ルールがあり、それに対して先生も返信を丁寧に書いてくれています。

娘は文章を書くことが得意で好きなのと、そもそもこのノートへの強烈な憧れもあったので、毎晩「何書こっかな~」とルンルンでした。おそらく他の生徒は優等生的な、無難な学校トークを記入していたと思いますが、娘の場合は自分の好きな食べ物や映画、本のこと、中学校生活のエモい瞬間のアレコレなど、ま~面白おかしく、通常なら先生に対して絶対に使わない若者言葉で表現したりして楽しんでおりました。

これ先生、大丈夫かな…、と一瞬思いもしましたが、先生が毎日返信してくれる内容などみても許容度がある様子が伺えたのと、親バカながら内容がとても面白かったので、先生も娘の面白い一面を知ることができてきっといいだろう、と勝手に解釈して内容がエスカレートしていくこのノートを温かく見守っていたのです。

それは個別懇談を予定していた前日のこと。
いつものように娘がノートを開き記入しようとしたら、1ページ飛ばして時間割を書いてしまっていたことが発覚。
私「どうする?時間割消して書き直す?ページ勿体ないし」
娘「え~、めんどくさい。いいや、このページに絵を描くわ!」
という話になり、空白のページに「とばしちゃいました」と大きく書いた上で、周りに独自のキャラをいくつも描いて大分ふざけていました。
私「先生、どんなリアクションするかな、大丈夫かな」
娘「(以前、アリ中のアリ、という表現を使っても許してくれたこともあったので)あれが許せるなら大丈夫じゃない?」
といった感じでニヤニヤしながら翌日を迎えたのです。

その翌日というのは私と先生の二者個別懇談の日でもありました。
入学式の前日に担任の先生とは娘と一緒に面談もしていて、不登校事情も相談していたので、基本的にはとても協力的。娘に対しても一生懸命接してくれていました。そのおかげもあり楽しく学校生活を送ることができていたので、この日の面談は楽しく話をすることができました。
そこで先生にこの〇中ノートの件も聞いてみることに。
私「先生、〇中ノート、娘大分ふざけていますけど、大丈夫ですか?」
先「全然大丈夫です。あれに関しては相当許容範囲が広いです。生徒と深く話すこともできないので、このノートがあることでコミュニケーションを図ることができて…、ふざけるの大歓迎です!」
私「あ、そういえば、先生今日のとばしちゃいましたページみました?」
先「え!?、見ていないぞ!、どうしよう、気づかなかった、ごめんなさい」
私「大丈夫です大丈夫です。娘には言っておきますんで。全員のに目を通してコメントしてって毎日ですもんね。凄いことです」

というやりとりがあり私は帰宅。
帰るなり娘に「どうだった~?」と聞かれたので、懇談の内容を話しつつ、とばしちゃいましたページは先生気づかなかったみたいで、めちゃくちゃ謝っていたよ。落ち込んでたから励ましといたw、とフォロー。娘も「そうなんだ~(苦笑)」って感じですんだのです。

し、か、し。
その日の晩。
いつものように「〇中ノート何書く~?」と私が声をかけると暗い表情。
書きたいネタはめちゃくちゃあって、何を書くかその日にセレクトするのも迷うほどなのに、「今日はネタがありません~」と書いて終えてしましました。

GW前最終日も問題なく学校へ行くことができ、いよいよGWスタート!
休みに入ると朝起きてくる時間も遅くなりましたが(ほぼ昼)、4月は学校頑張ったし、ゆっくりした方がいいな、という思いで大目にみたりして楽しみました。
でも、学校がある1日の前日。まだ〇中ノートを書いていなかったので「書こうか」と声をかけたのですがその話をすると急に不機嫌になってします娘。
そして1日の朝は布団から出てこず、休むことになってしまいました。

つづく。

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