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否定のない世界、優しい世界
改めて勉強させられた出来事について。
お恥ずかしながら、私は至らない点が多い。
先日、東京リベンジャーズをアニメ視聴した。
妹や姉が見ていたし、映画化もされていて、世間で話題になっているものは多少なりとも取り入れておきたいと思うのだ。
(話のきっかけになったりすると思うのです)
それと単純に、時間を持て余していた!
率直な感想を申し上げて良いのならば、たぶん、私の好みではなかった。
この作品が好きだったり、まだ見ていない人はあとの3行を読み飛ばしてもらって良いが、
主人公の人柄は差し置いても「暴力団を大きくする!」だったり「これから(わざわざ)揉めに行く!」という目的が到底理解できなかった。
けれど、これは言わなくていい言葉なのだ。
「分からなくもないけど、強さという男らしさに憧れたりするんだよ」
妹の割り切った言葉が胸に刺さった。
作者の気持ちや苦労を考えれば、否定など一つもいらない。
自分がその立場であれば、頭を抱えながら捻り出した創作品には(改善点を求めていないタイミングならば)賛称の言葉しか受け付けたくないと思うだろう。
批判がないと、成長しないという意見はあるかもしれないけど
ある程度、大抵の人は否定されずとも指摘されずとも、(いずれ、何からかの形で、)だんだんと何かしらをきっかけに自分の欠点に気づくものだとおもう。
そして、自己否定とまでいかなくても、よりよい自分になるためになおしたいと思い、なおしていくものだとおもう。
アニメ視聴の最中、イライラを感じながらも見るのを進めてしまった。
(この違和感を感じているのに抑えて見切ろうとする行為は、自分の完璧主義が悪い方に傾いたパターンだと反省する)
私は割り切って、自分と切り離してアニメや映画を見ることができない。
自分自身を改めて理解したから、性分に合わなかったり自分の信念みたいなものに反するものは見ないと決めた。
だからといって、見もしないでそれぞれの生き方や好きなものを頭ごなしに否定するつもりはないし、
受け入れられないものも受けとめたり知っていこうとする姿勢は持とうと思っている。
見なきゃいい話。
この言葉を再度心に刻み、誰かを傷つけることなく周りと快適に過ごせるように生きていく。
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