乳がんは骨転移が多いって知ってたら・・・。

一年前から、急激な股関節の痛みで左脚が上がらなくなり、町の整形外科へ。
もともと大腿骨にかぶさる骨盤の発育不良があり、変形性股関節症とのこと。閉経期の女性に多いらしい。大学病院を紹介してもらい、エックス線の他、MRI、骨シンチもやった。仕事は重いものも持つのですぐに辞めた。
痛みが強くて、手術も考えたが、ひと月弱で強い痛みが治まり様子を見ることに。
今年のGWに再び強い痛みで、まったく歩けなくなり再度大学病院を受診。
レントゲンでは一年前と変わりなく、
「組織片が一時的に挟まったせいかも、数日で痛みが弱まるなら大丈夫」とのことだった。

しかし、それは乳がんの再発で、骨転移による症状だった。
再発が分かったのは、脇の下のしこりを自分で見つけたせい。
6年前に手術をして、治療も1年前に終わった矢先の出来事だった。

PETCTで、骨への数か所の転移が分かり、脚の痛みはがんの転移のせいと判明。
当初、再発、それも骨転移ということでかなりなショックを受けていたけど、書籍やネットで乳がんの再発に関する資料を見るにつれ、出る疑問、
「なんで、整形外科で分からなかったの?」
「骨シンチもMRIも撮ったのに!通常はそこで分かるんでないの~」という悔しさ。
どうなんでしょう?
せめて、自分に再発の際の骨転移のリスク率の知識があれば、治療は一年早くできてたかも・・・。すごく悔しい。
脊髄の転移が酷いが、痛みは出ていない、骨盤の転移だけが痛む。
新たに撮ったMRIの結果、骨折を避けるためと痛みをとるため、脊髄と骨盤に放射線治療することに。
骨転移って、症状や麻痺などの支障がなければ治療はしない場合が多いみたい。でもその知識はYouTubeで知った。実際の診療時はそういった細かい説明はなく、事前にその知識が無かったらすごく不安になっていたと思う。

先日医師に
「もし先のことを考えなくてはいけないようなら、教えてください(後半涙声)」と話したら、「骨だからそれはない」と即答されズッコケた。


わたしはあとどのくらい日常生活を元気に生きられるのだろう?

そんなことを考えてしまう夜はユーリーズミクスでも聴いてとことん浸っちゃう。アニー・レノックスの声いいわぁ。


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