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国鉄型車両の揺れが時に脱線した発想力を生み出す

こんにちは。こっさんです。

先日私は仕事中にこんなことを考えていました。「玉ねぎって偉大だな~。普段泣けなくても、強制的に涙を出させてくれるんだもん」と。涙は頭の中に溜まった物を相手に見せるためにあるのだと思います。そして、その刺激が心地良いから映画やドラマといった物があるのだと思います。ただ、何も無いのに涙だけ出るので、「嬉しい」とか「悲しい」とかどういう感情が刺激されて出ているのかわかりません。もし玉ねぎの一生が映画になったら、最後自分に対してどんな光景を見せてくるのか?「俺はここまでか・・・」と命の尊さを訴えかけるのか?少し気になります。
おっと、仕事中に考え事はダメですね。次からもっと真面目に働くことにします。ちなみに自分、性格的には理性的な方です。

さて長くなりましたが、今回は私が古い電車(国鉄型車両)に乗っていた時に経験したことを元に、脱線した発想力の生み出し方について少し考えてみたいと思います。

1.国鉄欲に誘われて

昨年末に親族から18きっぷを貰ったので、私は岡山へ行ってきました。何故かと言われると帰省ではなく、ただそこで走っている古い電車に乗りたかっただけです。

岡山県を中心としたJR線では、113系・115系・117系といった今では希少価値の高い電車が多く活躍しています。中でも113系と115系は東日本でも活躍していたため、関東甲信越の人にとっても思い出深い人が多いかもしれません。しかし、2023年度から新型車両が導入される予定になっており、新車だらけになる日もそう遠くなさそうです。今回は、私の好きな115系をターゲットにすることにしました。

姫路にて。これは113系です。

大阪から新快速で1時間、115系の旅は姫路から始まります。実は今回、夕方まで忙しくて風呂に入ったりご飯を作ったりと色々なことをしていました。そのため、家を出たのが夜です。そのあと岡山駅発の最終電車で福山へ行き、カラオケ店を宿代わりにして翌日JRを乗り回すという雑なスケジュールになっていました。上の写真が何故真っ暗なのかと聞かれたら、そういうことです。

このあと115系が入線し、私は岡山駅へ行くことにしました。最近旅の最中でも様々なことを考えてしまうので、新快速でもこの115系でも色々なことを考えていました。しかし、私は走っているときに、車内であることに気が付きました。

2.頭に心地良い刺激を与え続ける車内の揺れ

それは何かというと、表現するのは難しいですが普段思いつかないことがふと頭の中に浮かんでくることです。既に半月以上前のことなので何考えていたか忘れかけていますが、例えば

そういや中学生のとき、「力学的エネルギー保存の法則」って言葉を授業で聞いたな。あれって高いところからボールを落としたら、位置エネルギーが運動エネルギーに変換される的な話だったはず。何かさっきから、国鉄型車両に乗ってる時だけ変なこと考えてしまうぞ。まさか、古い車両独特の揺れが私の頭に発想力に変換されているのではないか・・・

何でこんなことを考えてしまうんでしょう?こんな変なことがふと、頭の脳裏に浮かんでくるんです。でも、普段電車に乗る時でも記事の話題を何にしようか考えているのですが、最近製造された車両ではこんな発想はできません。この旅が終わって帰りの新快速で色々試してみましたが、やはり頭の中はすっからかんでした。

その後「もしかしたらこうなのかも」と思うことが1つありました。それは、電車の快適さ向上の裏に失った物が何かあったのかもしれないということです。
今は空気ばねになりましたが、115系というのはコイルばねが使われています。コイルなので走行中に跳ねるような揺れや物凄い音がしたりします。それは一般人からすると不快な物かもしれません。しかし、私のように国鉄型車両に乗って変なことを思いつく人もいるのではないでしょうか。ボックスシートに座っていてふと車窓を見ていたら、好きな人の顔を思い浮かべてしまった。もし私と似たような人が50代位のエリートサラリーマンでいたとしたら、今振り返ると出世できたのは毎日103系で通勤し、立ちながら変なことを思いついていたことが実を結んでいるのかもしれません。そんな人、いないと思うけど。

自分自身はやはり、国鉄型車両に乗ってた方がいろんなことを思いつきやすいです。頭の中が刺激されやすい揺れ方というのがあるのかもしれません。

今は揺れが少ないという意味で快適な電車とよく言われます。しかし、揺れが少ないことだけが快適なのではなくて、その人にとって揺れ方が心地良かったらそれも快適な電車といえるのかもしれません。試しに皆さんも、今年の春は115系の車内で考え事をしてみてはいかがでしょうか?


今回も変なことを書きましたが、この辺で終わりにしておきます。今これを書いてあるのは午前4時です。まさかこんな夜遅くに書くことになるなんて思ってもいませんでした。早く寝ます。

お読みいただき、ありがとうございました。次回もお楽しみに。

さようなら~


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