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酒場からのマーケット2021 10月22日

日経平均28804 NYダウ35677 wti原油83.98 ドル円113.76

前週比▼264 583 1.45 ▼0.44

日経平均は微減でした。マーケット関係者はご存じの如くでしょうが、1週間のレンジでは木曜日の後場1時間の結果と言っても過言ではありません。

なんとも言えませんが理屈ではない動きが続いています。

突然起こるのです。

NYダウの夜間取引等実際開いてみないと分からないと思うのですが。

米国はNYダウもsp500も史上最高値を更新しており、この違いは何なのかと問われても、それは分かりませんとしか言えません。

懸念材料を並べますと岸田首相不人気や自民党過半数割れかもや資源高は言うに及ばず米国のインフレ、テーパリング、利上げから中国問題の影響や中間決算への不安も挙げられるでしょう。悪い円安で日本売りと言ってもよいですし、そもそもの少子高齢化迄も言えますが。

但し、これらは意味不明の短期の変動とは違うと思います。

感染件数が激減し緊急事態制限が解除され、アフターコロナに期待している時期でもあります。


これも今更ですが、日経平均を1つの銘柄として、先物取引とオプション取引が影響しているのは間違いありません。日経レバレッジやダブルインバースも同様でしょう。

何かのセンテンスや材料をきっかけにロボットが動き、自己資金の何倍や何十倍もの信用取引が動きます。

最近はこういう傾向が特に顕著になっていると感じます。


全体的にも付き合いきれないのか売買高も減ってきました。

更に影響が出てくるとも言えます。

前週も示しましたが、市場参加者はそれを認識しての参加となります。

▼43・190・40・▼556・96の1週間でした。

5日移動平均線は▼0.67%で25日線は▼0.77%となっています。


教科書的な話で恐縮ですが景気が良くなり物価が上がりますと雇用が増えて賃金も上がります。そして金利も上がるのです。米国が正にその通りなのでしょう。

過剰な動きには警戒感が当然出ますが、計画的に緩やかでしたら想定通りの織り込みで事が進む訳です。

金融のプロフェッショナルであるFRBはそれを鑑みて金融政策を打ってくるのでしょう。

バイデン政府も与野党で政争しながらも落とし所では事を進めていくと感じます。

世界経済は米国の安定が最重要条件であるのは間違いない所です。


もう一方の大国の中国はどうでしょうか。これは政策的に抑えにかかっているのでしょう。当然今回のGDP4.9%の減速に表れています。

体制が違いますから仕様がないと言ってはそれ迄ですが、該当されている方達は散々でしょう。そんな細かい所迄とも感じますが。

何故抑えにかかっているのか迄は存じませんが中国政府には独自の路線があるのでしょう。

世界が懸念を示す人権やエネルギー政策等々でも内政干渉でかたずける訳です。

何かの制裁をと議論しましても、それをきつくするとブーメランで返ってきますので難解です。


その中で日本はどうでしょうか。上段の教科書的な話の逆であることは30年の実績が物語っています。それでも良しという考え方もあるでしょうが。

少々脱線しますが以前より示しています、65才以上の3600万人の方は、多くの方が物価の上昇に懸念を強く示します。雇用や賃金は実際の所は関係ありません。

これだけの割合の方が日本に住んでいるのです。

現役世代も、物心着いた時より、その実態に慣れてしまっているのかもしれません。

ここが日本の姿とは感じています。

若い外国人を入れて国内を活性化させる政策も必要なはずですが、険悪感が強く抵抗が強いのでしょう。

そうなれば国内ではない海外に目を向けては当然の成り行きでしょう。民間企業の海外シフトは決算に表れています。政府は政治的に各国と協調に事を進めながらという戦略でしょうか。TPPに反対している人も今は聞きませんが、そういう路線で活路を導き出すしかないのも現実です。

日銀の政策も耐え忍ぶ永遠の0の1本足打法で7年です。各国中央銀行が何故利上げが出来るのかは分かりませんが、日銀はそれ以外は答えが出せない状況なのです。


総選挙たけなわです。

国内だけの議論も必要でしょうが、日本離れ日本売りが更に進めば、元も子もないのは間違いありません。

岸田首相には、そこの所をぜひお願いしたい所です。


マーケット的には今の所大不人気です。

日本人ではなく外国人がどう感じるかの所です。

これを払しょくしない限り、不安定な相場は続く可能性があります。

選挙後は腰を据えてお願いしたい所です。


世界の感染者は2億4335万人で死亡者は494万人との事です。前週比は295万人と5万人の増加でした。

1ヶ月近く件数に変わりはありません。下げ止まりなのでしょうか。

イギリスが1日5万人の感染件数と出てきました。ワクチン未接種の方が多い様ですが、抗体減少もある様です。公衆衛生は日本とは比べ物にならない映像でした。

イギリスの人口は6700万人との事で日本の半分近い訳で感染件数5万人は日本の最高値25000人の倍ですから注意は必要です。

日本も件数が極小になっていますから、マスクを外す行為も当然出てくるでしょう。それが普通の出で立ちであるのも事実な訳です。

3度目4度目のワクチン接種はインフルエンザと同様な動きは予想されます。

行政には今回のワクチン接種は初めての事でしたから、予約が取れなく大変な労力を国民に与えた訳で、何ヶ月もストレスになった方も多かったのでしょう。今後は何か運用を考えて実行してもらいたいものです。

ちなみに今の接種会場は中高学生だらけという状況の様です。


エビデンス系がオール開放となります。

酒場では徐々に大騒ぎが予想されます。

全くの個人的見解ですが、バーベキューでもクラスターが出る位ですから、アクリル板での防御は無理があるとは感じています。

歌う行為は飛沫が出るでしょう。空気に漂うのでしょう。

酒が入れば覚醒し大いに笑い大声となるのです。大昔からそういう物です。

特に2次会は既にアルコールが大量に入っていますので。

ランチで大声で大笑いは少ないでしょう。

だからエビデンスであった訳ですから。

今後はそれと付き合いながら進むのでしょう。

注目です。


来週のマーケットは200日移動平均線所迄戻されましたので、再チャレンジという所でしょうか。前週は25日線も抜き29400円所まで上昇したのですが、木曜日で出直しとなりました。

25日線は下向きであるので上昇はダマシであったとのコメントもありますが、後から講釈してもといつも思います。

解散時の28070円の7%上がりの30000円抜きという解説もありました。過去4回の衆院選上昇の平均値が7%との事です。

アノマリーという物は理屈ではないがそうなるという物です。月末日下落みたいな事でしょうか。

アノマリー通りになって貰いたいものです。


選挙結果の動きは再来週になるでしょう。既にプログラムされている感じもしますが。その様に感じている方が多い様な気もします。

市場は安定を望む事はいつもの事です。


日銀とECB理事会があります。黒田総裁は円安には何も言わないと思いますが、原油高には物申すかもしれません。原油安で物価安となった時は、懸念を示していたのですが。

ちなみに資源高で産油国等々は大儲けしているでしょうから、どうしているのでしょうか。米ドルと米株・米債を買っているのでしょうか。


注目の決算が始まります。マーケット的には前月の小売決算の明暗では株価に大きく表れました。このファンダメンタルズは予想通りに頼みたい所です。

米国は絶好調です。

チェック点のコスト高と半導体不足・部品不足がどう出てくるのか、円安の朗報もあるでしょう。中国系がどうなっているのか等々。

注目です。


どうでもよい私の事は欲に目がくらみ未だ信用買いの1570を持っています。早く決済したい所です。

どうなるでしょうか。注目です。






文章は頭を使います。想像力も鍛えられます。どう伝えるのが良いのか。場数を踏めば何事でもレベルは上がると感じます。時間がかかるのがしんどい所です。大昔作文はどうやったのでしょうかw。4649お願いします。