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酒場からのマーケット2024 5月3日
日経平均38236 NYダウ38675 wti原油77.99 ドル円152.89
前週比302 436 ▼5.67 ▼5.31
日経平均は微増でした。
イベントが盛りだくさんの中で崩れなかったのは幸いでした。
*最大級の驚きは連休中に為替介入が行われた事です。
470 ▼137 ▼37の1週間でした。
38405 38274 38236の推移です。
日経平均 3ヶ月日足 38236円。
チャート的には前々週に週間で2400円と高値より3800円凹んだ所から戻している事となります。
後だし解釈でとしか言えませんが株式市場は今回の為替介入では動じなかったのです。
人為的に5円6円と円高に振れました。
アルコリズムはスルーしたと言ってもいいのでしょう。
何故なのかは不明です。
1000円でも下がれば市場関係者よりそれなりのコメントは出たのでしょう。
この状況は厳しい中での幸いと言ってもよいのです。
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ドル円 10日時間足 152.89円。
強烈な動きが見て取れます。
商いの少ない時間帯に行われたことは一目瞭然です。
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ドル円 3ヶ月日足 152.89円。
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4/29と5/2にそれは行われました。
推定の金額は4/29に5兆円、5/2に3.5兆円かもと出ています。
4/29神田財務官からはノーコメントとしながらも。
投機にによる激しい変動は過言出来ない。
24時間対応できる準備をしている。
5/3鈴木財務相からは急激な変化は好ましくない。
行き過ぎた動きはならす必要があるのかもしれない。
とコメントが出ています。
天下の宝刀がやっと出たとも言えるのでしょう。
口先介入は何十回とされてきました。
150円152円155円と警戒をしながら市場関係者からはその都度コメントが出ていました。
*結果論ですが。
4/26の植田ハト派発言がきっかけの動きとなっています。
これが財務省と日銀の連携だったと言うのはうがりすぎたシナリオとは言えるのかもしれませんw。
とにかく160円を付けた時点でそれは行われたのです。
ドル円は4/22の週から日米金利差を度返した動きをしていたのは事実です。
当局の行動は説得力はあるのでしょう。
こちらでも注意とは書きましたが。
GW期間中とは梯子を外された御仁も多々おられたのでしょう。
旅行中に真っ青となったのでしょうか。
罪な感じはするのですが・・・・。
*別の見方を書けば。
政府は幾らで買ったドルを売ったのでしょうか。
普通に考えて135円~145円所とすれば15円~25円もの差益は出たのでしょう。
凄いトレードとも言えるのですw。
算数的は不明ですが、3兆円以上も儲けたのかもしれません。
*とにかく。
賛否両論は当然あるのでしょう。
イエレンは牽制的な発言はしていますが外には絶対出てこない米国の了承は必ず受けているはずです。
*そうなると。
海外国内投機筋は日本の当局と相対しなければなりません。
以前よりも国債の空売りで粉砕された事は公然の事実ではあります。
ドル保有残よりいくばくも残っていないと言う論者もいます。
テクニカル的には米国債を売る事も出来るのでしょうから。
日本という国はいけない論調が世間では好まれます。
新興国は元より欧州各国には失礼ですが。
*やるときはやれるのでしょう。
*それだけの貯金があるのです。
*米国との友好が積み重ねの大前提であるのは言うまでもありません。
*話を変えれば。
岸田さんの人気が薄い所は彼のキャラクターと言ってしまえばそれ迄ですが。
本人は忸怩たる思いなのでしょう。
やることの実績は残しているんだよ。
安倍ちゃんが出来なかった事もやっているだろう。
デフレからの脱却もしたんだよ。
なんでなんだよーw。
かもしれません。
*おさらいとして。
2022年の事を振り返りますと。
それは145円所で実行されました。
9/22 10/21 10/24の3回が為替介入と言われています。
断続的な覆面介入はあったとは思いますが。
9兆円という金額が出ています。
ここで当時の9/22の拙著酒マーの当時を張り付けておきます。
*2022年9月23日掲載。
*Fomc発表で混乱やまない所で思わぬ事が起こりました。
9/22日本が突然為替介入に踏み切ったのです。
それも黒田総裁がいつもの顔と内容で会見を終えた直後にです。
当面金利を上げる事はない。
当面の期間は2~3年後とも述べられました。
マイナス金利を欧州がやめたとしても日本がやめる必要はない。
物価状況が違うのだから金融政策が異なるのは当然だ。
といつもの強弁でした。
それを受けて1998年以来24年ぶりの為替介入でしたから市場は大混乱と なったのです。
瞬時にドル円は145円から140円に5円も動いたのです。
取引をされている方は青天の霹靂だったのでしょう。
明暗がいきなり瞬時に分かれ、様々な人間模様があったと思います。
私も何の話し?。と言う感じでした。
そんな事できるの?と。
今迄も場面場面で口先介入は存じていたのてすが。
私のマーケットシリーズも6年がたちますが、安倍さんも麻生さんも、 それはしなかったのです。
*岸田さんは結構根性系凄いのかと感じた次第です。
ドル円 日足。143.32円。
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ドル円 週足。
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岸田首相、鈴木財務相、経団連会長等々要人が声明を出しました。
概ねは、投機による過度な変動が繰り返される事は決して見逃せない。
という内容です。
米財務省からは容認はしている。
日本の行動は理解しているとの声明が出ています。
協調介入はしていないとの事です。
当然米国とは何週間も前から話はされていたのでしょう。
但し、世界が米ドルの独歩高になっている現状で、投機なのかどうなのかは難しいとは思いますが。
とにかく高度の政治的判断である事は間違いありません。
様々なシュミレーションを検討し決断したのでしょう。
これに対して各方面から論建が出ています。
そして今後これを実行してしまった訳ですから、通常の動きではない為替の取引となるのでしょう。
四半世紀ぶりな訳ですから誰もが分からなくて当然です。
以前の事例を解説した所で、環境、ボリューム、時代が全く違うのですから。
今後の予想系は既に語られていますが。
それはあてにならないと思います。
直近では7月に発表された6月度の日銀の10年物国債の買い入れ額16兆円でしょうか。
金利を上げようとした空売り海外勢はことごとく粉砕されたのです。
中央銀行に対抗する事は脅威の証左なのでしょう。
ドル円は、この管制相場でどうなるのでしょうか。
FⅩをされている方は、ドル円の取引は一旦休止かもしれません。
どこの時点で介入があるのかが分からないのです。
145円かもしれませんし、それは不明なのです。
様子を見ていくしかないのでしょう。
株式マーケット的には確実にマイナス要因でしょう。
為替差益で利益を出してきたのですから。
頭打ちになるのであれば、話が変わってくるのです。
今後の動向に注目です。
*当時の緊張感がよみがえりますw。
10/21 10/24の介入時も市場混乱の動きはありました。
それの添付迄はやめておきます。
興味のある方はお読みください。
今後の動向に注目です。
*米国の最大注目はFOMCでした。
6回合連続で市場予想通りに金利は据え置きとなりました。
フェデラルファンド金利 5.50%
fomc金利推移
2024年
1月 0 3月 0 5月 0
2023年
2月0.25 3月0.25 5月0.25 6月 0 7月0.25 9月 0
11月 0 12月 0
4.50%→5.25%~5.50%。
2022年
3月0.25 5月0.5 6月0.75 7月0.75 9月0.75 11月0.75 12月0.5
最後の利上げは昨年の7月となります。
パウエルの会見に注目が集まりました。
1~3月の物価動向よりまだ確信は得られていない。
これまで考えられていたより時間がかかる可能性が高いとの見方を示し
年内利下げの開始に不透明感が残りました。
利上げは検討していない。とも述べられました。
市場はこのコメントは予想されたほどタカ派ではないという事で
債券買いに動きました。
良い所どりは否めませんが?。そうなりました。
金利は据え置きか利下げであるという点を高評価した訳です。
これは金利が下がったからの後付け解釈なのでしょう。
こんな内容はこじつけだとは思いますが。
今回もパウエルは見誤っていた。
とは言わない訳です。
以前より市場の考えも全く違う動きとはなっています。
テストではないのですから。
そういう世界なのかもしれません。
間違った理由は何なのかくらい示しても良いと思いますが。
何故物価は下がらないのか。
何故雇用は強いのか。
何故消費は強いのか。
何故住宅は売れるのか。
何故株高なのか。
そもそも2%の物価目標と言うのはどうなのでしょうか。
2.5%にするといけないのでしょうか。
そして
FRBが保有しているアメリカ国債の圧縮を月額600億ドルから
6月からは250億ドルに変更するとの事です
これの解説はかなりの金融リテラシーがいる様なので。
当初長々と書きましたがややこしいので割愛しました。
とにかくFOMCは終了したのです。
*そして週末の雇用統計の発表がありました。
175000人増と出てきました。
1月~3月の平均は26万9000人増との事です。
平均時給は前月比0.2%の上昇で前年対比は3.9%となっています。
失業率は3.9%と出てきました。
労働統計はいずれも弱い値となったのです。
ism製造業・非製造業景況感指数の値も弱含みの値でした。
*それらの全てを受けまして。
米国10年債 3ヶ月日足 4.509%。
前週は4.663%でした。
2年債は4.806%となっています。
前週は4.993%でした。
金利は下がったのです。
9月の利下げがフェドウオッチより78%となっています。
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原油の価格が急落した週間でもありました。
市場が地政学リスクを鑑みての動きなのでしょう。
wti原油 3ヶ月日足 77.99ドル。
中東の内容は不明だとは思いますが。
値的には朗報であるのは間違いありません。
![](https://assets.st-note.com/img/1714928557167-j7zObMWvQK.jpg?width=800)
SP500 3ヶ月日足 5127。
NYダウは1.1%、ナスダックは1.4%、SP500は0.5%上昇の週間でした。
日足ごとでは大きく下がった日もありましたが週末の雇用統計が効いているのでしょう。
金利と原油が下がり株式は上昇したのです。
理屈通りとも言えます。
アップルとアマゾンの決算もありました。
アップルは値はともかくとして高評価だった様です。
アマゾンも見方はあるのでしょうが同じくでした。
前週のアルファベットとマイクロソフトもそうでしたが。
この超大型ハイテク企業群は揺るぎない動きと言っていいと思います。
けん引役は続くと言って良いのでしょう。
株価の値で論じる方々もAi革命は続いているという講釈に変わる日も近いと感じます。
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*日本は為替介入で大騒動となり米国は月初の諸々の重要イベントを通過した週間でした。
日本10年債 3ヶ月日足 0.894%。
前週は0.882%でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1714888060858-auz1VpDUCx.jpg?width=800)
こちらはGW期間ですので通常の動きと違うのは致し方ありません。
3立会日でしたので商いも薄かった訳です。
そして5/6は振替休日ですので本格的にはそれ以降なのです。
5/7初日は米株にサヤ寄せはいつもの事なのでしょう。
同日アップルのイベントが開催されます。
*ドル円の動きがどういう方向になるのかは引き続き注目なのでしょう。
いずれ円安となり160円に戻ると言う意見が多い様には感じます。
理屈的には金利差なのですからそれも分かります。
但し当局は覚悟の介入を実行したのですから。
そうはさせないという意思表示は今後もする可能性は十分にあります。
投機筋のいいようにはさせないのでしょう。
これは正に政治なのですから。
日本的には物価を上げない様にしています。
という事なのでしょう。
そしてこちらの金利は上げていませんよ。
という事でもあります。
*政府は正念場である事の認識は必要なのでしょう。
マーケット的には難解な局面とは言えるのでしょう。
これに忖度するのではないでしょうか。
一般的にそんな逆の行為は危険なのでしょう。
中長期は不明ですが。
足元では時間軸を考えながら進むのではないかと感じます。
株式系は外国投資投機筋がそれをどう感じるかなのでしょう。
米国市場が基本とはなるのでしょうが。
為替市場と同様な動きとなると思います。
個別決算には引き続き注目なのでしょう。
前週に書きましたが。
するするっと39000円を超えてくるのではないでしょうか。
日経平均 3ヶ月日足 38236円。
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どうなるのでしょうか。
注目です。
文章は頭を使います。想像力も鍛えられます。どう伝えるのが良いのか。場数を踏めば何事でもレベルは上がると感じます。時間がかかるのがしんどい所です。大昔作文はどうやったのでしょうかw。4649お願いします。