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酒場からのマーケット2024 9月13日

日経平均36581 NYダウ41393 wti原油69.24 ドル円140.90
前週比190 1048 1.08 ▼1.38

日経平均は変わらずでした。

但しザラ場や夜間先物では上下1000円も動く展開ではありました。
海外投機筋がギリギリとやっていたのでしょう。
メジャーSQをにらんでの動きは言うまでもありません。
経済指標が云々という事ではないのです。

市場参加者も見ているだけの方が多数だったのでしょう。
理屈をたてて日々を論じても仕様がないとも言えるのです。

そして市井の人々は全く知らない世界ですし。
知る必要もないのでしょう。
ある意味特殊な動きでした。

日経平均 10日時間足  36581円。
9/9月曜の寄り付きの値は35247円でした。
前週末より1000円安でスタートしたのです。

▼175 ▼56 ▼539 1213 ▼251の1週間でした。
36215 36159 35619 36833 36581の推移です。

木曜日の大幅上昇など典型的な例なのでしょう。
下を狙った一群が踏み上げられた事で起こった上昇なのです。
8営業日ぶりの大幅反発となったのです。

空売り比率は45.0 42.2 48.8 41.6 47.0となっています。
上記に書いた事が分かるのでしょう。

日経平均 3ヶ月日足 36581円。


*日本市場での注意点は引き続き為替動向です。
年初来安値をいきなり更新しました。
8/5令和のブラックマンデーの値より下落したのです。

当然株式市場にはアゲインストとなります。

ドル円 6ヶ月日足 140.90円。

時系列的に書きますと。
当局は7/11の米cpiと同時に為替介入を実行しました。
これ以上は容認できないと言う意志表示だったのでしょう。
どこまでも上がっていくのかと言う状況だったのです。
当時は揶揄されましたがこの政策判断は正しかったのでしょう。

鈴木さん神田さんからの口先介入は全く効かなくなっていたのです。

そして政府筋より為替に言及する発言が続きました。
河野さん茂木さん岸田首相迄も物価高に重きを寄せた。
言わば封印を破ったのは言うまでもありません。
通常あれば当局から為替に関する内容を発信する事はありえません。


とどめは7/31の植田発言です。
政治からの諸々を忖度したのかは存じません。
多分忖度したのでしょう。

円キャリートレードでほくそ笑んでいた
投機筋は全て投げさせられたのです。
殆どの市場関係者が驚いた利上げを実行したのです。

これらの手法運用は当然議論がある所なのでしょう。
市場に完全な管制的な抑圧をかけたとも言えるのです。
高度な政治的判断とも言えるのでしょう。

弊害と言って差し支えないのでしょうが。
株式市場はとんでもない暴落と暴騰になった事は歴史に刻まれました。


実際の退場もあったのでしょうが。
一般の方には株式市場という所は。
やっぱりというレッテルまでも植え付けたのかもしれません✖。

その後の内田さんのすぐにの火消し発言は。
そんな事になる等予想だにしていなかった証左とも言えるのです。


そしてこれが一定程度の物価高の抑制になっていくのかもしれません。
日本のcpiを見ますと。
直近7月の生鮮食料品を除くコアcpiは前年対比2.7%と出ています。
これは3ヶ月連続で上昇しています。

これが8月9月と落ち着いてくれば正に円高要因なのでしょう。
輸入物価の低減なのです。

但しこれには様々な要因が入ってきますので。
当然為替だけで消費者物価が動くのではありませんから。
今後の推移を見守るしかありません。

*これらが一連の日本側の流れなのです。


*大元は基軸通貨ドルの米国の動きなのでしょう。


米国は刻々と利下げを模索する期間が続いてきました。
各経済指標もそれを裏付ける値が並びました。
米金利は理屈通りに低下してきたのです。
これが円高要因になる主な理由なのでしょう。

*日米金利差の縮小です。

米国10年債  6ヶ月日足  3.657%。
前週は3.716%でした。
2年債は3.587%となっています。
前週は3.654%でした。

日本10年国債 6ヶ月日足 0.836%。

たとえば7/31の10年国債の金利差は。
米国4.1090ー日本1.045=3.064となっています。
現在9/13の金利差は。
米国3.657ー日本0.836=2.821となっています。

3.064ー2.821=0.243%
日米の金利差が縮小になっています。
これは通常1回の利下げ幅の値となります。

こんな単純な算数で為替が決まるわけではないのですが。
大きな要因の一つなのでしょう。


*これらがあいまってドル円は年初来高値の位置にあるという事です。

関心はいつもの今後はどうなるのかになるのでしょう。

そんな事は誰にもわかりません。

足元では来週のFOMCでの利下げ幅がどうなるのか。
そしてドットチャートが出てきます。
今後のFRBの考えが示されます。

2024年6/12ドットチャート。
今年はどうなるのか。
そして2025年も見ていくのでしょう。

各年式金利や為替に影響を及ぼすのです。
大注目です。

日本側からはまた植田発言もやってきます。
たのむから空気を読んで欲しい所です。
大統領選と総裁選があるのですから。
為替や物価がどうなるのか等は誰もが分からないのです。

正にデータ次第です。
これでいいと思います。
ハト派やタカ派はいらない期間なのでしょう。

今後の動向に注目です。



*こちらではいつもの御仁が登場します。

トランプとハリスさんの初めての討論会だからね。
アメリカの大統領を決めるかもしれない訳だから。
世界中が注目したんじゃないかな。
何を語るのかと言う事でしょ。
特にハリスさんは実際はどうなんだが注目だったと思うよ。
トランプはだいたい分かるからねw。


お互いに想定問答集で挑んだはずさ。
トランプはそのまま素でなんてありえないよ。
その道のプロ達がレクチャーをし練習もしたと思うよ。
相手側はこう出てくるのでこうきり返すと研究したはずだよ。
ABCの傾向は当然分かるんだから。
それにはこういう受け方が心証が良いはず迄も。
両陣営もこれの意味は重々分かっているはずだからね。


トランプにはやはり辛口だったね。
彼には突っ込める内容があるのは事実なんだけれどw。
ハリスさんはうまく切り返していたよ。
うまくというのかそれは答えになっていないでしょ
との突っ込みがないのも想定通りなんだろうか?。
ここらへんは想像の世界だけれどもね。
90分はあっという間だったよ。

トランプは女性に対する言葉使いは慎重だったと思うよ。
マルクス主義者とは言っていたけれど。
肌の色の事は封印していたんだろう。
移民が犬を食べるくだりはどこから出てきたのかは知らないけれど。
彼のいつもの強烈なワードが出たのかもしれないね。
そういう生き方であり人なんだろう。
ハリスさんのあきれ顔は当然だな。


トランプの裁判系は一つ一つ言われるのは仕様がないよ。
それで立候補できるだけでも凄い事だね。
日本では考えられないんでしょ。
それがあってもトランプなんだから。
勝ち馬に乗るわけだよ。
ここがアメリカという所かもしれないね。
世界を牽引君臨しているのは間違いない訳だから。


こちらでは理解しがたい内容があるからね。
移民系人種問題人工妊娠中絶系は難解だな。
移民系はなんとなく想像できるけれど。
実際にどういう事になっているのかは切実なんだろう。
不法移民は1000万人と言われているけれど実員数は不明なんじゃない。
住居・雇用・医療・保険・免許・教育・防犯・税金等々
交通事故に至るまで。
公共サービスは利用している訳だから。
環境保全を含めて様々な課題があるんだろう。


中絶系は普通にハリスさんの言っている事が正しと思うけれど。
これも長い歴史がある様だから難解だね。
22州がそれらしいけれど。
宗教感の所だから理屈ではないのかもしれないね。
州ごとでも僅差で勝ち取っている様だから。
隣の州に飛行機で行っているらしいよ。


共和党にすれば移民系はだいたい民主につくんだろうから。
そこの所もあるのかもしれないね。
日本ではこうも真逆の考えの方が2分している事例はないからね。
イスラエルに関しても違うんだろう。
アフガニスタンを論じていたがそれも争点になるんだ。
ウクライナへの考え方もかなり違うみたいだね。
違うようになってきたと言うのが適切かな。
トランプは1日でやめさせると豪語していたねw。



経済系はもっともトランプは突ける所なんだけれど。
うまくかわされてしまったな。
集会の事なんかで激高してしまったからねw。
ハリスさんはしてやったりだったのかもしれないな。
民主系は一番痛い所だったのは間違いないよ。


トランプの今までに3年半できなかった事が何故できるのか。
というくだりは説得力はあったな。
未来を語っているハリスさんに強烈なパンチだったのかもしれないね。
禅問答的な所はさておいて。
政策的な所の確信は難解だったな。

だいたいの評価はハリスさんに上がっている様だけれども。
これも情報操作があるからね。
日本に流れてくる報道はそちらよりだから。
以前にも書いたけれど。
ヒラリーは10時には勝利宣言したんだから。
それの結果はトランプだったんだよ。


マーケット的にはグリーンエネルギー株は上昇したよ。
軍事と既存エネルギ系ーはトランプ。
住宅と環境系はハリスかな。
トランプメディア&テクノロジーは18%の暴落だったな。
ビットコインは下落だったね。
世界の市場は注目せざる負えないんでしょ。
上段の為替からコモディティー等全てが揺れ動くんだろう。


プーチンや習さんイランも北朝鮮も全ての為政者が注目なんだろう。
日本は日本で大盛り上がりをしているけれど。
ここへの対処は最重要だろうね。
内需系の諸々の議論もいいけれど。
ここへの議論を拡充しておかないと。
30年のデフレは米国にやられたんだから。


人生の半分はデフレだったなと思う御仁なのです。
結構安くてよかったな。
とも思うのです。


SP500  2年週足  5626。

NYダウは2.5%ナスダックは5.9%もSP500は4.0%上昇した週間でした。

1週間だけの日柄調整かよとまで言いたくなります。
株価で論調はいつも変わります。
前週の話はどこに行ったのでしょうか。
史上最高値圏にまた近づいてきました。


*最重要項目の1つである米国cpiの発表がありました。

2.5%と出てきました。
日本は2.7%でしたので米国の方が前年対比では低い値なのです。

2024年 米国cpi消費者物価指数。
1月3.4 2月3.1 3月3.2 4月3.5 5月3.4 6月3.3 7月3.0 8月2.9
9月2.5%
2023年
1月6.5 2月6.4 3月6.0 4月5.0 5月4.9 6月4.0 7月3.0 8月3.2 
9月3.7
 10月3.7 11月3.2 12月3.1
2022年

1月7.0 2月7.5 3月7.9 4月8.5 5月8.3 6月8.6 7月9.1 8月8.5
9月8.3
 10月8.2 11月7.7 12月7.1
2021年
12月7.0 11月6.8 10月6.2 9月5.4 8月5.3 7月5.4 6月5.4 5月5.0   4月4.2 3月2.6 


綜合の前年対比は2.5%となりました。
予想は2.5%でした。
前月は2.9%でした。

綜合の前月対比は0.2%となりました。
予想は0.2%でした。
前月は0.2%でした。

コアの前年対比は3.2%となりました。
予想は3.2%でした。
前月は3.2%でした。

コアの前月比は0.3%となりました。
予想は0.2%でした。
前月は0.2%でした。
コアの前月比は0.28%だそうです。

詳細は文字数に制限がありますのでw割愛します。
コアの前月比が若干伸びている様ですが誤差の範囲なのでしょう。
関心のある方は解説系は他に出ていますのでお読みください。


これらをもって来週のFOMCに入ってくる訳です。


*来週のマーケットは金融ウイークとなります。

週初めは敬老の日で休場です。
9/17はいつもの米株に連動して動くのでしょう。

米国では1年以上と長かった利下げが実行されます。
それが週末にウオールストリートジャーナルから0.5%があるのかも。
の発信がありましたので面倒くさくなってきました。

どういうリークか何かは存じませんが。
9/18に決定されます。

市場はどちらでも相当に織り込んでいるのでしょう。

11月12月にまた調整すればいいのですから。
大統領選が関係しているのでしょうか。
分かりません。


日銀は何もないんでしょうが。
上段に書きました植田さんが鬼門かもしれません。
市場は何を言っても材料出尽くしで動いてもらいたいものです。
毎回毎会そんな事をされたんじゃかなわないですよ✖。

9/20アップルからアイホーン16が発売されます。
各キャリアは12万円~15万円の様です。
このAI系の使い勝手が口コミで出てくるのでしょう。
注目です。


9/26には権利どり最終日となります。
これを想定して市場は動くのでしょう。

cme日経先物は▼386円安の36195円となっています。

日経平均 3ヶ月日足 36581円。

どうなるのでしょうか。
注目です。


















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