酒場からのマーケット2024　7月19日

日経平均40063　NYダウ40287　wti原油78.60　ドル円157.50
前週比▼1127　287　▼3.58　▼0.37

日経平均は更に大幅安となりました。
2.7％の下落です。
topixは1.1％の下落でした。

84　▼177　▼971　▼62の1週間でした。
41275　41097　40126　40063の推移です。

日経平均　3ヶ月日足　40063円。
4000円上がって1000円1000円と下がりました。

今週の下落の材料は明らかです。
直近の抽象的な内容での急上昇や下落ではありません。

＊これに尽きるのでしょう。
象徴的な銘柄をのしておきます。

8035東京エレクトロン　3ヶ月日足　　31170円。

前週比で12.7％も下落しました。
35700円が31170円となっています。
時価総額は14兆7000億円であり1兆8500億円が吹っ飛びました。
14兆円の超大型株がこの様な動きとなったのです。

こちらの株式取引には最低310万円が必要です。
日経平均の値がさ株の雄であります。

掲示板からは悲痛な内容がならんでいます。
金額が大きいですからね😿。

同社は言わずと知れた半導体関連銘柄では日本のトップメーカ－です。
半導体製造装置では世界3位であり。
EUV露光用装置？でのシェアは100％との事です。

半導体製造装置メーカーはオランダのＡＳＭＬ、
米国のアプライドマテリアルズ、ラムリサーチ社が有名です。

＊何が起きたのかと申しますと。

7/17水曜日13:00前に米国の報道大手の1社ブルームバーグ社からの一報がありました。
半導体製造装置最大手の東京エレクトロンやオランダのASMⅬホールディング等の企業が先端半導体技術へのアクセスを中国に提供し続ける場合、
バイデン米政権は利用可能な最も厳しい貿易制限措置の利用を検討していると同盟国に伝えたとの事です。
関係者からの話しとの事でした。

ブルームバーグニュースによりますと。
外国直接産品ルールであるFDPRという措置の活用を検討しており。
このルールは米国製技術をすこしでも使用した外国製品に制限措置を導入する事を可能にするとの解説です。

＊この報道がきっかけとなり
世界のハイテク市場が動いたと言っても過言ではありません。

名指しをされた東京エレクはひとたまりもありませんでした。
翌日も窓を開けて下落していったのです。
Aiアルコリズムが無情の動きをした訳です。

市場は水曜日の後場が始まった時点では上昇していたのです。
そこからとんでもない下落が始まりました。
何が起きたのかと目を疑うばかりでした。
ハイテク銘柄の殆どがそれに連れ安していったのです。

翌日の米国ハイテク市場も同じくの動きでした。

ASMLは丁度同日が第2四半期の決算でした。
市場予想を上回る内容でした。
但し株価は11％も大幅下落したのです✖。

＊後から考えますとコレ1本の報道でした。
他社からは出ていません。
地上波からもありません。
ロイターからは米商務省にコメントを求めましたが。
回答を得られていないとの事です。
経産省もノーコメントですし名指しをされた同社達も同じくです。


ブルームバーグのスクープなのかは存じませんがホワイトハウスから声明が出た訳でもありません。
同業の米国社は名指しが無いのです？。
海外の2社の個名を出しています。

＊そもそも日本時間の昼の1時って米国では深夜なのでしょう。

これはいったい何を意図した記事なのでしょうか。
当然同社は世界に発信するわけですから上級者までの承認は得ているのでしょう。
その後に市場がどういう動きをするのかも重々承知な訳です。
これの意図は不明です。
分かる人はいないのでしょう。
あやふやなニュアンスですから責任追及はないのでしょう。

大統領選前のこの時期にバイデン政権が発信する内容なのかも疑問が沸く所です。
そちらに風が吹く内容では全くないでしょうに。

こういう報道機関のリーク記事？
という物は度々と煮え湯を飲まされます。

たとえば読売もありました。
黒田総裁は利上げをすると言う内容でした。
後で謝罪もありません。
何回も読み直しましたが文面からは殆ど利上げなのですが、何か言い回しはテクニカルな感じでした。
日本語とは難解なのでしょう。

個人のネット発言ではないのですから。
大手主要メディアは最大限慎重に発信してもらいたい所です。

そして。
トランプからの怪気炎もそれに乗っかってきたのです。
＊中国への制裁というフレーズです。
＊インフレになり金利高になるのではも警戒されています。

バイデンはコロナ疾患中ですから。

トランプのこれは4年間悩ませられました。
またこれがやってくるのかΣ(ﾟДﾟ)と思うのです。
金曜の晩にそれが多かったと記憶しています。
ゴールデンウイーク前とかｗ。
トランプ砲です。
2018年のブラッククリスマスは散々でした。
悪い事は覚えているもんです。

長いチャートを見て語ることはできるのでしょう。
但し市場は日々動いているのです。
彼の発言は突然出て来ますから▼。

＊そもそもトランプはまだ大統領ではないのです。

そんな事を言いましても市場は瞬時に動きます。

今後の動向に注目です。

SP500　1年週足　5505。

やっと一服という感じでしょうか。
何週間か続くのかは不明です。
日柄調整は5％はあるだろうは一般的です。
利益確定は当たり前の動きです。

丁度良い所だったとも言えますし。
これから夏枯れが続くと論する方もいるのでしょう。

週間ではNYダウは0.7％の上昇でナスダックは▼3.6％もの下落でした。
SP500は▼1.9％の下落です。

週末に世界的に同時に起こったシステム障害の影響がありました。
原因が特定されたことは一旦安堵とはなっています。
正にグローバルにつながっている事を実感しました。
ソフトウエアーの更新と言う作業は今後も随時に行われるのでしょう。
今回の事態を受けて早急に技術的な改善が行われるはずです。
各企業も研究はするのでしょう。
同じ失態が無いような運用が望まれます。

ナスダックの大幅下落は上段に書いた内容です。
大所が下がりますとインデックス指数もそれに準じます。
オールドエコノミーが多数であるNYダウの上昇はトランプトレードなのでしょう。

こういう状況では。
小売売上高等の主要経済指標やFRB高官の発言ももみ消されてしまうのです。

今後の動向に注目です。

いつもの御仁をどうしようかとも思いましたが。
ちょっとだけ登場さしましょうｗ。

トランプを神だと言い出したのには驚いたよ。
そりゃ神業という言葉が適切なのかは分からないけれど。
こうなってくると話は変わってくるよ。
神格化なんだから。
信じてしまうという力にはかなわないからね。

彼の生きざまは正に彼なんだよ。
そうやってやってきたんだから。
性格や考えが変わる訳がないでしょ。
それは誰でも無理な話なんだよ。
自分にあてはめたら分かる事ですから。

しかし共和党が全てなんだから驚くよ。
あれだけ批判していた人もどうなっているのかね。
団結と言う言葉がこれほどに優先されるのか。
少数の反対系の人は同党でも大ブーイングされるんだから。
たまったもんじゃないよ。

運命論者じゃないんだけれど。
バイデンがあれで今回のアレは効いたよ。
時代が彼を呼んでいるのかな。
後々の歴史が語るんだろうけれど。
今は大きな波が動いているのかもしれないね。

世界の為政者も固唾を飲んでいるんじゃない。
どうしたらいいのかを研究しているよ。
日本は大丈夫かな。
安倍ちゃんはゴルフでやったけれど。
岸田さんも宇宙的だから。
あんがい乗り切れたりしてｗ。

トランプもこの男はどういう奴なんだ。
まったくめげないじゃないか。
真面目は分かるし嘘はないみたいだな。
これが日本人的というのか。
不思議な感覚をもつのかもしれませんｗ。

普通の地頭では乗り切る事はできないんでしょ。
理屈じゃないんだから。
正に感覚の世界なんだよ。
今までのルールは通用しないんだよ。
そこをどうするかだよ。

しかし中国は調子に乗り過ぎたのかな。
歴史は繰り返されるというけれど。
日本は30年のデフレにされたんだから。
よもや強硬な事はしないと思うよ。
プライドが邪魔になるかもしれないけれど。
3000年の歴史でいくんじゃない。


それとバンス氏と言うのも強烈だな。
どういう人なんかとググってみると。
トランプの息子の友人だったというから驚いたよ。
39才でしょ。
若いよ。

4年後の事も考えてるんじゃないの。
これじゃトランプの院政じゃないか。
すごい事になってきたな。
すでに昔の共和党じゃないんだから。
彼にみんなやられてしまったのさ。

バイデンは悩んでいるんだろう。
後ろから撃たれてるんだから。
気の毒だよ。
ちゃんと長年やってきたんだから。
なんとか勇退が出来る様にできないのかね。
とにかく遅すぎるんだよ。

カマラさん。
美人力が出るのかな。
オバマを副大統領にオバマ夫人？。
それは違うんだろう。
米国の人達はどう考えているのかな。
なるようにしかならないと考えてしまいがちかもね。

マスク氏なんかはやっぱりビジネスマンだね。
献金でＥＶもたのみますでしょ。
中国は締め出して。
私の所は4649と言う事なんじゃない。
ツイッターをどんどんやってくださいと。

まあ神には逆らえないんだよ。
今の時代にほんとうなのかな。
人の心理と言う物は分からないからね。
これを無視するわけにはいかないんだよな。
こちらも万の神でやっていくしかないのかもしれないね。

御仁は独り瞑想するのです。

米国10年債　3ヶ月日足　4.243％。
前週は4.187％でした。
2年債は4.517％となっています。
前週は4.458％でした。

長短共に若干の上昇でした。
まあ誤差の範疇なのでしょう。

トランプは自分が大統領になってから利下げを行うなどと
いつもの勝手な事を発信しています。
物価は自分が下げる等も話しますが。

経済は動いていますのでそうはいかないのでしょう。
FRBは今迄の積み重ねで金融政策を実行するのでしょう。
7月は9月に向けての最終会合となります。
8月のジャクソンホールを経て市場にも織り込ますと予想します。
市場はそれに向けて淡々と動くのでしょう。

今後の動向に注目です。

ドル円　1年週足　157.50円。
週間では変わりませんでしたが。
チャート上の下髭の如く7/18木曜日の9時前には155円半ばまで突っ込みました。
また介入なのかも流れましたが違うようです。
米金利の変動が無く動いたわけです。

トランプからの発信なのでしょう。
現在は大幅なドル高円安になっており我々は大きな通貨問題を抱えている。
この発言に反応したのではが市場のコンセンサスです。

河野大臣発言もありました。



＊理屈がありこの様な為替模様になっている事は周知の事実です。

彼がそうしたいのならばそういう理屈を動かすのでしょう。

関税を上げて個人法人ともども減税を行い。
どんどん掘ってエネルギー価格を下げて物価も下げる。
そして金利を下げるという事です。
ドル安円高に持って行くという事なのでしょう。

そして新た労働者である移民は入れないという事です。
1000万人強制送還ですから。
戦争は即時にやめて軍事費も抑えるのです。
ＥＶ補助はやめて環境問題も後ろ向きです。

これらの政策は彼の言葉では
正にメイク　アメリカ　グレイト　アゲインなのです。

チェック点としましては。
相手の事なんかは知らないよ。
となりますから。
ブーメラン系は重々にあるとは思いますが。
どうなのでしょうか。

東アジアでは台湾の事も言及が出ています。

＊来週のマーケットは今週の続きなのでしょう。

センチメント系が悪い中でどうなるのかです。
大所の銘柄が注目されますが無名のハイテク系もとんでもない事になっていますから。
チェック点としましては別段業績面で悪材料が出たわけではありません。

注目の3末決算企業の決算が出てきます。
米国も大所が入ってきます。
これを見に行くのでしょう。
ASMLも東京エレクも週間では反発するかもしれません。

大きな経済指標は特にありません。

とにかく市場はトランプの発言を見に行くようになりました。
メディアもそれを連日流します。
まだ３ヶ月あるんですから息切れしそうです。

強烈な暑さの中訪日客は来ている様です。
裕福な方達なのでしょう。
海外旅行をしているんですから。

全体的には暑すぎて消費は落ちていると思います。
エアコンは売れている様です。
熱い夏は続きます。

cme日経先物は▼458円の39605円となっています。

日経平均　3ヶ月日足　40063円。

どうなるのでしょうか。
注目です。