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酒場からのマーケット2024 3月29日

日経平均40369 NYダウ39807 wti原油83.11 ドル円151.37
前週比▼519 332 2.29 ▼0.02

日経平均は1.26%反落しました。
各方面からリバランス等の売却があったのでしょう。
但し大きな波乱もなく年度末を乗り切ったと言えます。
筋目の4万円を維持しました。

日経平均 2年週足  40369円。

上記の2年週足を見て頂ければ一目瞭然です。
急角度で突き抜けているのが分かるのでしょう。
年初より6905円の20.6%も上昇しました。
昨年末は33464円だったのです。

ちなみに2023年は7369円の28.2%もの上昇でした。
2022年度末は26094円でした。
これも驚愕したのですが。

*2024年はこの3ヶ月で金額ベースでは2023年に肉薄しているのです。


2023年の高値は7/3の33753円でした。
2023年だけを見れば年央が高値であった事の認識は必要です。

topixは年初より17.7%の上昇となっています。
一部の値がさハイテク系だけではない事が分かります。
topix 2年週足 2768。
昨年末は2366ポイントでした。

GDP上昇は1%そこそこの国がです。

世界的にも中国やレアなケースは別としまして。
このような現象が起こっています。

日本だけを語っても仕様はありませんが。

相対比較しましても日本は吐出しているのです。


SP500 2年週足 5254。

NYダウは年初より5.62%、SP50010.16%、ナスダックは9.11%の上昇となっています。
2023年はNYダウは13.4%、SP500は24%、ナスダックは44.2%の上昇でした。
2023年は4月5月6月の上昇が凄まじかったです。
それと11月から今まで継続して上昇しています。

ちなみに2022年はNYダウ▼8.7%、SP500は▼19.4%、ナスダックは▼33.1%もの下落でした。
2022年は日経平均も▼9.36%の下落でした。


日経平均 3ヶ月日足 40369円。

▼474 ▼16 364 ▼594 201の1週間でした。
40414 40398 40762 40168 40369の推移です。

*何故この様な事が起こっているのでしょうか。
日経平均はSP500を10%もアウトパフォーマンスしているのです。

全体的な上昇は何回も書いています。
*第4次産業革命のAi革命なのでしょう。

sox指数は2023年度65%も上昇し2024年は17.4%上昇しています。
sox指数とは米国上場の主要な半導体関連30銘柄で構成されています。

ハイテク系がけん引しているのは間違いありません。

これは今後Aiを導入した全ての事業会社が更なるスピードの新開発や的確な人員転換や整理を行い。
全業種も続くであろう事が想像できます。
これは各業態で実際に起こっています。


*そして日本独自の吐出を書けばデーター的にはズバリ円安なのでしょう。

通常に利益が上がる所に為替差益が載った事によります。

通常に利益が上がる所は主に値上げなのでしょう。
そして販管費の重き人件費の抑制が利益を押し上げました。
数量で伸びた所は一部業種にとどまっています。
トヨタの販売台数は減少しているのです。


私は安すぎたのでをここで書いてきています。
これは抽象的な物言いとは言えます。
根拠系の並びは今回は割愛します。

ドル円 2年週足 151.37円。
年初は141.02円でした。

昨年11月中旬から12月迄は円高に振れました。
これが株価の重荷になっていたのは事実です。

それが年初より10円も円安に振れたのです。

*これが欧米とのパフォーマンスの違いと単純には言えるのでしょう。

2023年度のそれも上記チャートをみれば明らかです。


足元の企業の想定為替レートは140円所です。
年初にこれ位であろうと各企業は考えたのです。
ちなみにマーケット関係者もその様な値を出していました。

これは様々な内容を考えてはじき出された値であるのは言うまでもありません。
各経営陣やアナリスト・ステラジスト等々プロフェッショナル達が提示した値なのです。

年初は円高に振れるだろうが3ヶ月で10円の円安に振れたのです。

これが4万円という今の株価を誰もが予想できなかった所以でもあります。


*何故プロフェッショナル達は見誤ったのでしょうか。

FRBは3回の利上げを行うと昨年末に提示していました。
市場は3月にも1回目が行われるだろうと100%に近く予想されていました。
経営陣もそう思ったのです。

それを織り込んで円高に振れるのだろうと大半が考えたのです。
それを織り込んでドル安に振れるのだろうと大半が考えたのです。


米国10年債 2年週足 4.210%。
昨年末は3.789%でした。
0.421%上昇しています。

日米金利差は米国の利下げにより縮小するだろうが外れました。
米国の金利は下がらなかったのです。

前週は4.202%でした。
2年債は4.628%となっています。
前週は4.595%でした。

日本10年債 2年週足 0.722%。
昨年末は0.585%でした。
こちらも上昇していますが0.137%ですから。

10年債は市場の動向で上下します。
2年債は中央銀行の金融政策に準ずると言われています。

*これらの相乗効果で日本株は34年ぶりの最高値圏となっているのです。

5年債は30年債はと話が広がりすぎますので割愛しています。
5年債は社債のベースですし30年は住宅ローンに影響を与えます。

そうしますと。
今後も欧米をしのぐ上昇が見込めるのかがチェック点となります。
欧米をしのいでいくと言う観点は疑問は残りますが。
これは後程考察するとしましても。

*一つの考え方としましては。
もう株価は未曽有の領域に入ったのだから、理屈で表せられない所まで伸びていくという考え方です。

Aiは更に進化していると言うエヌビディアの発表により。
今後も想像を超えた事が起こり。
企業は幾年にもわたり利益の好循環を生むであろうという仮説です。

これは正に足元で起こっている事です。

2023年は半信半疑でしたがそれが実需に出てきています。

Aiを使ってとかAiのおかげで等は各企業よりの具体的な発表は少ないですが。
全ての業務に入ってきているのでしょう。
文章を書くにしてもデーターをまとめるにせよ、マーケティングするうえでも今迄よりスピードと正確性が向上しているのでしょう。
たとえば出店のピンポイントを人口動態や流動動態より示せるのです。

Aiはこういう答えが出ていますが云々と会議で話されているのかもしれませんw。

各設計や開発は基より診断までもAiが活用されるのでしょう。
各業態で考えればいくらでも出て来るのです。
NHKのニュースもAiが発信しているのですから。

1年にも満たない時期にスマホには導入される様です。
いずれ皆が使うのでしょう。
価格は上がるかもしれませんが。

CDやガラケーが社会に出てきました。
デジカメや電動自転車、カラオケBOXから回るすし、電子タバコ迄。
お風呂は勝手に沸くのです。
電車の回数券はありません。
EVの車が実際に走っています。

それらが世間に出た時を思い起こせばいいのかもしれません。

今は完全なネット社会です。
スマホは完全な生活のインフラです。
ペイペイで支払いユーチューブを見るのです。
SNSを使いマイナンバーカードで病院に行きます。

ついていけないくらいの進捗と新機能になっています。
  
正にファンダメンタルズなのでしょう。
経済の基礎的条件なのです。

経済の先行指標と言われている株価はどこ迄行くのかは想像もつきません。

今迄の経験では5%程の調整はあるのは当たり前です。
足元の日経平均で言えば2000円となります。
これがいつまでたってもないのですから驚きです。

突発的な地政学リスクは別物でしょうが。

今後の動向に注目です。




*今後も日本株は欧米を大きくパフォーマンスするのかを考察してみましょう。

為替は重要なファクターと上段で書きました。
更なる円安が起こるのかという点です。

それはないのでしょう。

FRBは時期こそ不明ですが利下げはするのでしょう。
日本も年内に1回は利上げをするのかもしれません。

企業は想定為替レートをどうするでしょうか。
若干上げてくるのではないでしょうか。

今の為替差益の水準は起こりにくいと考えるのが普通なのでしょう。
為替差損までは起こさないでしょうが。
そもそも為替で儲けるという考えは実需ではないのです。
計画に沿った動きが求められるのです。

更に値上げをして利潤を求めるのでしょうか。
この2年の大幅な値上げから更にというのは無理な様な気がします。
2%程度の物価と同じ位というのが想定なのでしょう。

今回賃金を横並びで5%上げてきましたので。
日本の国民性を表していますw。

企業の利益は適正にはなってくるとは思います。
epsの上昇も欧米並みになるのではないでしょうか。

まだ日本の株式は欧米より安いのかという論点ですが。
perで見れば正にそうなのでしょう。
こちらは17倍であちらは20倍ですから。
ここは分かりません。
米国並みに成長があるのかと言われれば疑問は付くのでしょうが。

土地や不動産は安いのは事実です。

これは株価に聞いてみなければなりません。

結論は欧米を今後も更にアウトパフォーマンスしてくというのは収まりそうです?。

これは今まで考えられなかった事ですから。

デフレからの脱却時点のパフォーマンスとは感じます。

今後の動向に注目です。


*足元のドル円を見ておきましょう。

ドル円 6ヶ月日足 151.37円。


3/27には昨年11/13と同じく152円迄を一旦つけました。
市場が警戒しているのは政府からの為替介入です。

政府・財務省・日銀の3者会合が行われました。
鈴木財務相からは断固たる措置を取る。
と強めの語気に変わっています。

直近では2022年の9月から12月にかけて3回のドル売り介入が行われました。
合計で約10兆円を使いました。

その時の1回目は145円所だったのです。
その値の水準はとうに通り過ぎています。
6円7円と一気に円高に振れました。
株価は今の水準であれば2000円は直ぐに下がるのでしょう。

市場を混乱させない、お金のかからない口先介入は何十回と発信されています。
お金はかからないと書きましたが。
ドルを安く買っているのですから政府は大儲けはするのです。


*後は米国の了解を得られるのかでしょう。
日本だけで勝手な事はできないのは日米のおきてなのです?。

2022年は米国の強烈な利上げ事情での実行でしたので了解は得やすかったとは推察します。
今は事情が違っているのでしょう。
米金利は確かに高止まりはしていますが。

それでも高度の政治的判断ですので誰にも分かりません。

但しそれを待っている面々も多数混在しているのです。
いずれ戻るだろうからでの円売りドル買いなのでしょう。

マクロ的には米ドルの独歩高なのですからドル円だけ見ても仕様がないのです。
そんな事は誰もが知っている事です。

それでもするのかもしれません。
物価高騰の為にという点数稼ぎというのは言いすぎでしょうかw。

そもそもは。
米国の金融政策と経済動向なのでしょう。

FRBは3/20のFomcで5回連続の金利の据え置きを発表しました。
それはインフレが収まっていないからです。
景気や雇用が思った以上に底堅いからです。

ドットチャートからは年内3回とは出ています。
足元では6月がマジョリティーとなっています。

私は以前より最低1年は見ないとは書いています。
7月となります。
ぶり返せば元も子もないと言う考えからです。

今の状況では年内2回でも不思議ではないと思います。

パウエルやウオーラー理事、日銀からは内田さんからの発言は出ています。
実際の所は分からないのでしょう。

どちらにしましても何か月か遅くなるのか0.25%分減るだけですから。

日本であればこの値は大きく報道されるのでしょうが。
17年ぶりに0.1%動かしただけでの国ですので仕様がありません。

金利差からはしれているのです。
その後も緩和は続けると言っているのですから。

本当に円安で困っているのであれば。
日本が0.25%利上げをすればよいのです。
それは諸事情で出来ないのでしょう。
というのか政府は本当は適度な円安は良しなのでしょう。

それの心は。
日本は残念ながら独自で何かをしたのではなく。
欧米の物価高の流れの中でこちらがデフレからの脱却が出来たからです。
30年何をしてもマインドの変化は起こらなかったのです。

一斉に値上げが起こったのは輸入物価高騰から出てきたのです。

構造的に何かを変えた訳でもありません。

そして利益が出たので賃上げとなったのです。


政府はマイナス金利を解除して円安に振れたのは想定外だったのかもしれません。
どうにかこれが天井でたのむと言う所でしょうか。

今後の動向に注目です。



*来週のマーケットは名実ともに新年度入りです。

いつもの月初の経済指標には注目です。

4月のアノマリーは良いようです。

cme日経先物は10円高の40380円となっています。

日経平均 3ヶ月日足 40369円。

どうなるのでしょうか。
注目です。
















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