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酒場からのマーケット2023 1月27日

日経平均27382 NYダウ33978 wti原油79.38 ドル円129.80
前週比829 603 ▼2.58 0.26

日経平均は急上昇し大幅高しました。
チャートを見て頂きましたら分かりますが、12/20日銀ショックの上となっています。
取り戻した訳です。
窓を開けての上昇です。
内容的に特に好材料が出た訳ではないのですが。
NYダウの6連騰に連れ高なのでしょう。

352 393 95 ▼32 19の1週間でした。
26906 27299 27395 27362 27382の推移です。

5日移動平均線は0.41%で25日線は3.52%となっています。

市場関係者の中には昨年末の大外しも忘れ小躍りしている発信もありますが、多くの方は冷静なコメントをされています。

米国の景気後退を懸念するのは当然の事でしょう。
全てのシンクタンクがそれを指摘しているのですから。

10月~12月決算は続いています。
3/1近くが終わっています。
当然明暗は分かれています。
現在全体的には若干の減益の様です。
マイクロソフト・インテル・IBM・シェブロン等は悪い内容でした。
米株の6連騰は不思議な週間でした。

4.5%の政策金利と積み上がってきた物価での現状ですから、さあ消費が拡大すると言うのは無理があるのでしょう。

大手所のレイオフしか報道で知りませんが、大手だけでないのは想像がつきます。
中小及び下請けの方が厳しいのは世の常です。
現在失業率3.5%は安定していますが、いずれ上昇してくるのでしょう。

FRBは物価を抑える為に景気を落としている政策をしている訳ですから、そういう方向になるのは必然です。
まだ利上げは続きます。

景気が何処まで落ちるのかがチェック点となります。
そしてどこで落ち着くのかでしょう。
ソフトランディングなのかハードランディングなのか。

今はそれの過程の範疇ですから、随時の経済指標を見ながら探っていく段階です。

市場は現在楽観的です。
ナスダックは急騰しています。
この市場は半分以下になった株価がざらにある訳ですから10%20%上昇する事はあると思います。
こちらもそういう範疇であると感じます。

NYダウ 33978。
5日移動平均線は0.78%で25日線は1.48%となっています。
NYダウは年初より方向感のない動きです。


ナスダック 11621
5日移動平均線は1.58%で25日線は6.82%となっています。
4ヶ月ぶりの高値となっています。

今後の動向に注目です。


*不思議と言っては失礼ですが欧州株の上昇が顕著に出ています。

ドイツdax   15150。
5日移動平均線は0.29%で25日線は3.34%となっています。

フランスcac40  7097。
5日移動平均線は0.74%で25日線は3.85%となっています。

詳細は存じませんが、ECBラガルド総裁のタカ派発言の連呼を受けてウクライナの状況は膠着から更に拡大と報じられる中での急騰ですから。
暖冬と言ってもエネルギーは不安でしょうに。
最もいけない地域と感じるのですが。

中国の影響としか思いつきません。
よく分かりませんがそうなっています。

マーケット関係はどういう報道がなされているのでしょうか。
景気が回復し企業業績が改善しているのでしょうか。

ナスダックと同じ傾向だと思うのですが。

今後の動向に注目です。


*10年債を確認しておきましょう。

米国10年債 3.507%
前週は3.498%でしたので誤差の範囲でした。
2年債は4.201%で前週は4.224%でした。

4.201-3.507=0.694
この逆イールドが当たり前の様になっていますが、本来は当然違うのでしょう。
何故これが続くのか私は分かりません。
長期債はFRBに反抗しているのでしょうかw。
このゆがみの訂正で日本は四苦八苦しているのですが、米国ではどうなっているのでしょうか。

日本10年債 0.48%
基本の0.5%に近づいています。
多分そこで張り付くのでしょう。

この長期債の動きを見て日米どちらが正しいなのかは誰も分かりません。
プロフェッショナルが金融政策を決定しているのですから信じるしかありません。

日本は管制相場です。
市場の思い通りにはなりません。というのかさせないのです。
日本はイールドカーブを外すとどうなるのでしょうか。
10年債は買うにも日銀が100%持っているというのですから。
他の年限を買うしかないのでしょう。
これを横目で見ながら各市場は動くのでしょう。

ドル円 129.80円。
前週は129.54円でした。
膠着的な週間でした。

どちらに振れるのかは全く不明です。
世界の基軸通貨のドルの行方次第なのでしょう。

ドルインデックスは昨年10月あたりから下がり続けています。
誰かが売っているのでしょう。
米国が悪いからなのか別の政治的思惑なのかは分かりません。

株式マーケットは為替と連動しますので日々見ていくしかありません。
注目です。


*来週のマーケットは2/1のFOMCが最大注目です。
これをにらんで年初より動いてきたと言っても過言ではありません。
0.25%の利上げが99%とも言われています。
もし0.5%となればサプライズとなります。

考え方では先に抑えるのか徐々に抑えるのか。

2022年 fomc金利推移
3月0.25 5月0.5 6月0.75 7月0.75 9月0.75 11月0.75 12月0.5
0%→4.25%

パウエルの発言にも市場がどう感じるかです。
利上げの打ち止めはいつなのかを探るのでしょう。

*資源価格及び穀物価格の行方が今後の鍵と考えます。
これが落ち着いてくると言う事が大前提ですので。
中国の0コロナ解除がどう影響するのか。
当然ロシアの動向も不確実な動きでしょう。
FRBはインフレ抑制が1番の命題ですから。

大注目です。

月初のismと雇用統計が出てきます。
ism系は前月が大寒波でのイレギュラーの値だったのかどうなのか。
雇用統計も同じくです。

2/1メタ 2/2アップル グーグル 2/3アマゾンの決算が出てきます。

目白押しという事になります。
今後の1ヶ月近くの方向感を見る週間という事になるのでしょう。

日本の決算も大手所が出てきます。
日電産ショックは全体的には波及しませんでした。

中国が春節明けとなります。

注目です。

どうでもよい私の話は完全に見ているだけの週間でした。
ここで動けないでしょう。
多くの御仁がそうではなかったでしょうか。
売買高からも伺えます。

どうなるでしょうか。
注目です。


文章は頭を使います。想像力も鍛えられます。どう伝えるのが良いのか。場数を踏めば何事でもレベルは上がると感じます。時間がかかるのがしんどい所です。大昔作文はどうやったのでしょうかw。4649お願いします。