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酒場からのマーケット2024 5月17日

日経平均38767 NYダウ40003 ドル円155.71 wti原油80.00
前週比538 491 1.8 ▼0.06

日経平均は1.4%上昇しました。
topixは0.6%の上昇です。
ハイテク系が強かった週間でした。

▼49 175 29 534 ▼132の1週間でした。
38179 38356 38385 38920 38787の推移です。

日経平均 3ヶ月日足 38767円。
位置的には
高値は3/22の40888円でした。
安値は4/19の37068円で一気に3820円も凹みました。
そこから44%の1699円戻した所です。

おさらいとしまして。
何故9%の凹みがあったかのかを書きますと。
マクロ的には中東地政学リスクと米国金利高でした。
日本独自では為替介入警戒とそれの実行なのでしょう。

何故値を戻しているのかを書きますと。
中東情勢は現場では混沌としていますが更なる拡大はないであろうと言う事と。
米国の金融政策が更なるタカ派的な動きにはならないであろうが言えるのでしょう。

為替介入の再びの実行は不明なのでしょう。
投機的な動きがあれば高度の政治的判断はあるだろうが足元なのです。

*地政学リスクは誰もが分からない所ではあります。

突然何かが起こる事はいつでもありえます。

中東地域は何十年と繰り返し、事があるたびにそれは起こっています。
他の地域とは明らかに違うのでしょう。
産油国であり、宗教上の違いがあり、大国が絡みます。
過去の経緯よりも理屈を抜きとした憎悪感と利害関係があるのです。

有事ともなれば原油価格は又跳ね上がりリスク資産は売られるのです。

いつもの脱線系で恐縮ですが、米国は原油とイスラエルがなければ、地域間や当事国内の争いは傍観するのでしょう。

民主主義・人権云々と言いましてもダブルスタンダードは明らかです。
サウジアラビヤはそれでは当然ありませんし男性主権は明らかです。
サウジにはそこの所は目をつぶっているのです

更に突っ込みますと内戦が続くアフリカ諸国やミャンマーは放置なのです。
自分に利害があるのかないのかで動くと認識してよいと思います。
その傾向は強くなっているのは事実なのでしょう。
誰が大統領になってからでしょうか?w。


地域柄で最も注意しなければならないのは極東なのでしょう。
こちらで、もし大規模な紛争でもあれば日本市場などひとたまりもないのでしょう。
その有事などはさすがにないであろうとは思いますが。
偶発的な事象やニアミスからの拡大等は歴史が教えてくれています。
各国為政者は随時に緊張感を持ちながらの動きなのでしょう。
今までと同じように言葉や行動で挑発をしながら牽制を必ずしつつ進んでいくのでしょう。


人は何故にその様な事を繰り返すのかとも思いますが。
それの答えは不明としか言えません。
動物的本能なのかと幾度も書いています。
そうであれば理性と言葉でどうにか対処してもらいたい所です。


マーケット的に見るのであればウクライナ情勢なのでしょう。
コチラなど継続しての惨事は続いているのですから。
日々それのニュースは続いています。
その地域に関係している各国の動きや言動も同じくです。
もう2年以上も現地では続いているのです。
但し市場はそれには反応はしていないという事です。

今後の動向に注目です。


*米国の金利状況は足元では落ち着いています。

重要な経済指標がそれを動かします。
それを受けての金融政策の動向を想定し市場が動くのでしょう。

そしてそれらとは関係がない政治的な判断での国債売買もあるのでしょう。
米国内の政治的な要因と他国のそれが当たります。
中国の米国債売りは顕著な動きなのです。

長期債は市場の動向で動きます。
短期債は金融政策に同調すると言われています。


*重要な経済指標の発表がありました。
米国cpiの発表が市場を動かしたのです。
3.4%と出てきました。

2024年 米国cpi消費者物価指数。
1月3.4 2月3.1 3月3.2 4月3.5 5月3.4% 
2023年
1月6.5 2月6.4 3月6.0 4月5.0 5月4.9 6月4.0 7月3.0 8月3.2 
9月3.7 10月3.7 11月3.2 12月3.1
2022年

1月7.0 2月7.5 3月7.9 4月8.5 5月8.3 6月8.6 7月9.1 8月8.5
9月8.3 10月8.2 11月7.7 12月7.1
2021年
12月7.0 11月6.8 10月6.2 9月5.4 8月5.3 7月5.4 6月5.4 5月5.0   4月4.2 3月2.6 

綜合の予想は同じく3.4%でした。
前月は3.5%の上昇でした。

前月比は0.3%と出てきました。
予想も同じく0.3%でした。
前月は0.4%の上昇でした。

コアの前年対比は3.6%と出てきました。
予想は3.6%でした。
前月は3.8%の上昇でした。

コアの前月比は0.3%と出てきました。
予想は0.3%でした。
前月は0.4%の上昇でした。

詳細な内容は端折りますが。
市場は一旦落ち着いた物価上昇に動きました。
そして小売売上高が横ばいだった事にも動機ついたのです。


米国10年債利回り 3ヶ月日足 4.447%。
前週は4.500%でした。
2年債は4.827%となっています。
前週は4.806%でした。

長短共に金利は下がったのです。
値的には誤差の範疇ですが。
上昇することにはならなかったのです。

米国10年債 1年週足 4.447%。
長い足で見れば昨年10月の5%がチェック点となります。
その後利下げ期待を織り込んで下落してきました。
それが高止まりのインフレ指標を受けて上昇してきたのです。
今回のcpiの値は一旦は落ち着いたという事なのでしょう。

*cpiだけを再度確認しておきます。
何回も書いています。
過去4年間の5月度を足してみますと。
21.6という値になります。
実体経済的には単月が0.1ポイント上下した云々ではなくて。
4年間で20%以上も物価が上がっているという事です。

これはざっくりと言いますと。
バイデン政権時期に値として出ている訳です。
様々な事があった訳ですが疑いのない事実ではあります。

*とんでもないと言わざるを得えません。

そして政策金利の5.5%は20年ぶりの高さなのです。
住宅ローンは7%を超え、その他の全ての金利も高止まりなのも事実です。

日本のそれらと比較するしか生活実感は分かりませんが。
シンジラレナイという事なのでしょう。

コロナパンデミックとウクライナ紛争での影響は世界共通なのでしょう。
米国は間違った政策を実行した。
と言われても仕様がないのかもしれません。

私レベルでもいくつも上げられますがそれは割愛します。

そしてcpiの値は昨年7月より3%を下回った月は無いのです。
これも難解な所なのでしょう。

高金利が効いていないとまでは言いませんが。
関係がない部分での物価上昇とも言えるのです。

あの2022年の強烈な金融政策も間違っていたのでは。
とも言えるのでしょう。

FRBは見誤ったとは言いませんが。
実際の経済指標を見れば、そして随時のFRB高官の言葉を聞きますと。
1年前、半年前と違っているのは明らかです。

そうなりますと。
足元でも又間違っているとも予想出来ます。

更に言えば。
市場はそんな事はおかまいなしに動いています。
株式市場は基より金銀銅プラチナから仮想通貨に至るまで。
強烈な上昇となっているのです?。

とにかく。
そういう実態を受けての大統領選とも言えるのでしょう。

バイデンvsトランプになってしまう所は何とも言えない所ですが。

今後の動向に注目です。


SP500 3ヶ月日足 5303。
週間ではNYダウは1.2%、ナスダックは2.0%、SP500は0.5%上昇しました。
NYダウは筋目の40000ドルを超えてきました。
ナスもSPも4週連続の上昇です。
米株主要3指数はいきなり史上最高値を抜いてきました。
セルインメイという言葉は関係がないのでしょう。

冒頭に書きました日本株と同じくの内容での結果なのでしょう。
物価と消費を見ての動きとなります。
金利が落ち着いた事は大前提となるのです。

そもそもは。
Ai革命と言う第4次産業革命の真っ只中であるという所が。
市場を動かしている大きな要因であると思います。
昨年から続いているのでしょう。

SP500 1年週足 5303。
昨年11月からは無敵のチャートとも言えます。

足元だけを見れば日本市場との差異は明らかなのでしょう。

日本市場はいつもの外国投資投機筋の動向です。
介入と利上げ思惑がチラチラと見えるのは要因の1つなのでしょう。

それと中国株の復権も大きいのかもしれません。
中国逃避が戻ったのではという仮説です。

但しこういう内容ははっきり言って眉唾なのかもしれません。
結果で何かを考えるしかありませんので。

年金系がポートフォリオ上売ってきたのは事実の様です。
1月~3月は上がり過ぎていたという事なのでしょう。


ドル円 10日時間足 155.71円。
一旦は落ち着いた週間でした。
終値では言えますが週間では大きくぶれました。

日米金利差の算数だけではないのです。
需給要因でバシバシとやっているのでしょう。
介入をした後の後遺症と言えるのかもしれません。
先週に書いた様に落ち着くまで待つしかないのかもしれません。

ドル円 1年週足 155.71円。

日本10年国債 1年週足 0.948%。
1%にせまる勢いです。
米国の10年債チャートの変化とは明らかに違います。
市場が利上げを催促しているのでしょうか。
円安を抑える為にそもそもの所を動かすのではとも言えます。
日銀はそんな事はしないとは思いますが。

理屈的に株式市場には向かい風とはなります。
今後の動向に注目です。

*来週のマーケットは5/22エヌビディアの決算1本なのかもしれませんw。

エヌビディア 1年週足 924ドル。
1年前は400ドル近辺です。
3ケ月前は700ドル近辺です。
現在値は最高値に接近しています。
perは77倍もの企業なのです。

米国第3位の時価総額の企業です。
365兆円となっています。
1マイクロソフト 2アップル 3エヌビディア 4グーグル 
5アマゾン 6メタ。
トヨタは56兆円です。

2月~4月の決算は前年対比3.4倍になる見通しとの事です。
5月~7月の予想が重要との事でした。

日本時間5/23の5時30分との事です。
同社の決算には今回も数多くのレポートが出ています。

*生成Aiの最大中核企業であるのは言うまでもありません。

おかしな話とも言えますが日経平均が1000円動くのかもしれません。

注目です。

cme日経先物は▼117円安の38670円となっています。

日経平均 3ヶ月日足 38767円。

どうなるのでしょうか。
注目です。







文章は頭を使います。想像力も鍛えられます。どう伝えるのが良いのか。場数を踏めば何事でもレベルは上がると感じます。時間がかかるのがしんどい所です。大昔作文はどうやったのでしょうかw。4649お願いします。