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酒場からのマーケット2024 2月2日

日経平均36158 NYダウ38654 wti原油72.41 ドル円148.35
前週比407 545 ▼5.82 0.21

日経平均は1%以上の上昇でした。
終値では週を通して筋目の36000円を下回りませんでした。

275 38 220 ▼275 146の1週間でした。
36026 36065 36286 36011 36158の推移です。

日中ザラ場の動きは上下600円以上の日もあり引き続き売り買い交錯の展開です。
個人は現物は売ってきていますが信用は買ってきており。
うまく立ち回っている様子がうかがえるとの解説がありました。

日経平均 3ヶ月日足 36158円。

1月度は33464スタートの36286エンドでしたので。
2822円も上昇しました。8.4%です。
謎の4日間の2200円が効いていますw。
topixは7.8%の上昇でした。
こんな事は誰もが予想できなかった1月なのでしょう。

ちなみにNYダウは1.2%SP500は1.6%ナスダックは1%となっています。
史上最高値圏と言葉は凄いですが。
値的にはそれなりの1月であったと言えるのでしょう。

すると日本で何が起こったのでしょうか。
外国投機筋が何故いきなり買ってきたのでしょうか。
それは分かりません。
それより上昇すると踏んだのでしょう。

epsは2252となっています。
年末は2270でした。
決算真っ只中ですので。
あと2週間位で一旦の結果が出るのでしょう。
変化的にはなさそうです。
1株当たりの利益は変化はなさそうという事です。

perは14.7416.05に跳ね上がっています。
株価は1株当たりの利益の16倍の価値になっています。
海外勢はこれがもっと上がると踏んでいるのでしょう。
投資対売買状況では外国人以外は殆ど売っていますので。


更にの円安は金利動向より歯止めがかかるとは思いますので。
為替差益の部分ではないのでしょう。

新ニーサの投資を狙っているのでしょうか。
日本人は海外投資が多くを占めるとレポートが出ています。

東証改革は効いているのでしょう。
動かない企業は注意淘汰される迄にもなっています。
但しこれは株価対策のテクニカル的な部分があり。
企業の成長収益と言う部分とは違う可能性はあります。

そして生成Ai革命は人口減少を補うとも言えるのでしょう。


そもそもは30年のデフレからインフレになったという事かもしれません。
賃金が上がり消費が増えて企業が儲かるという事なのでしょう。
企業は更に値上げができるという展開です。

賃金は関係がない65歳以上3600万人の方には厳しくはなるのですが。


そして金融政策はデフレのままなのですから。
それは儲かるのでしょう。

今後の動向に注目です。



最大級のイベントがあった週間でした。
巨大テック及び日本企業の決算で明暗を分けた動きがあり。
週末は大サプライズの雇用統計で締めくくりました。


ドル円 3ヶ月日足 148.15円。
週末までは円高に振れ一旦146円を切りました。
サプライズの雇用統計で値を戻しました。


米国10年債 3ヶ月日足 4.024%。

前週は4.139%でした。
2年債は4.372%となりました。
前週は4.357%でした。
10年債は下落し2年債は変わらずです。
ドル円と同じく週末に急上昇しました。

各市場は雇用統計のよもやの強い値を受けて。
一旦軌道修正したとも言えるのでしょう。
コレの評価がいつまで続くのかは分かりません。
市場は新たな材料を求めて動くのでしょう。

*株式市場はこれとは別に。
ビックテックの決算結果で大きく動いた週間でした。

初動だけを見ればメタは20%も・とアマゾン8%が大きく寄与しました。
アップル▼3%・グーグル▼7.5%・マイクロソフト▼2.7%・AMD▼9%は限定的でした。
これは初動の株価ですので業績はまた別の話です。

日本勢も有名所が目白押しでした。
株式市場的には決算後に売られる銘柄がいつもより多かったような感じはします。


SP500 3ヶ月日足 4958。

米株は主要3指数とも堅調な週間でした。
NYダウとSP500は史上最高値更新です。
SP500は9週連騰の後1回休みで4週連騰です。

非常に強い相場と言えるのでしょう。

ソフトランディング所かノーランディングかもですから。
*利下げはいずれ間違いない訳です。

但し利益確定の日柄調整はいずれはあるのでしょう。
そこは押し目買いという所でしょうか。



*1/31に最大注目のFomcの発表がありました。

金融政策は予想通りに変更はありませんでした。
4会合連続の変更なしとなります。
20年ぶりの高金利は維持されたのです。


フェデラルファンド金利 5.50%

fomc金利推移
2024年
1月 0
2023年
2月0.25 3月0.25 5月0.25 6月 0 7月0.25 9月 0 
11月 0 12月 0
4.50%→5.25%~5.50%。
2022年
3月0.25 5月0.5 6月0.75 7月0.75 9月0.75 11月0.75 12月0.5
0%→4.5%~4.75%。

パウエルの会見に注目が集まりました。
3月の会合で利下げを決める可能性は高くないと言及しました。
市場の早期利下げ観測を牽制したのです。

今後の物価動向を確認してからという事なのでしょう。
景気が落ち込んでいないのならば急ぐ必要はないとも読み取れます。

それでも利下げは何ヶ月か先に延びただけの話しですから。
市場の勝手な思惑から外れたと言いましても。
大枠では変わらないのでしょう。

金利はそれを受けて下がりました。
債券は売られる所か買われたのです。
安全資産の方にシフトしたとも取れます。


ナスダックは今年一番の▼2.2%下落しました。

ナスダック 3ヶ月日足 15628。
*金利が下がって株も下がったのです。
私は潮目が変わったのか迄思いました。
それは生成Ai系決算と雇用統計で杞憂に終わったのです。

フェドウオッチよりは5月に60%と90%から下がってきました。
回数は5回となっています。
FRBはドットチャートより3回を提示しています。

5月に0.5%の利下げ等との発信もありましたが。
現時点でそんなことをする必要はないのでしょう。

FRBはあれだけの事をしたわけですから。
慎重に行うと考えます。

様々な物価の切り口はあるのでしょうが。
cpiが前年対比で3%以上ある現実で何故に利下げがあるのかは。
私の不思議となっています。
FRBが物価目標及び中立金利を変更すると言うのならば別でしょうが。

私は最低1年は見てからと書いてきています。
そして7月にcpiが3%以上であれば秋までもないと感じています。

景気が落ち込めば話は変わってきますが。

金融縮小は最大1ヶ月9500億ドル 14兆円は継続するとの事です。

今後の動向に注目です。


*そして週末に雇用統計を迎えた訳です。

353000人と出てきました。
予想は18万人でした。
前月は21万人でした。

賃金は前月比0.6%もの上昇と出てきました。
予想は0.3%でした。
前月は0.4%の上昇でした。

前年対比では4.58%上昇でした。
前月は4.3%でした。

失業率は3.7%と据え置きとなりました。

*これは正に大サプライズなのでしょう。

予想値とは何万人位の誤差であるというのが一般的です。
賃金もまた上昇しています。
物価が3%としても賃金はそれ以上の伸びなのです。

*力強い経済で雇用が促進されたという事です。

バイデンは米経済は世界で最も強い。
と豪語しました。

それを裏付ける値であると客観的にも言えるのです。

*何故この様な値が突然出てきたのかは分かりませんが。
出てきたのです。

市場は賑わうのでしょう。
FOMCで水をさされた事が丼電返しとなったのです。
金利が上昇しドル高 株高です。

金利低下のドル安 株安との真逆となりました。

この値は単月だけなのか。
それとも引き続くのか。

注目です。


*そもそも何故に米国の経済が強いのかを考えますに。
様々な論点はあるのでしょうが。
単純には人口増加ではないのかと考えます。.

米国の人口動向

2023年 3億3514万人。
2022 33353  2021 33231   2020 33126  2019 32855  2018 32702
2000 28230
1990 25005
1980 22762
IMFによる統計より。

2000年から23年間で5284万人も増えています。
2018年から5年間で812万人増えています。
直近1年間では161万人増となっています。

*人口は衣食住全員が必ず関わります。
*仕事を求めての移民が大きいのでしょう。
*移民の年齢層は現役世代です。

ちなみに日本は1億2462万人で2000年の23年前からは
221万人減少と出ています。

研究者はもっと詳細なデーターで分析はするのでしょうが。

就業者は確実に増えていくのでしょう。
減る事はないのです。


ここに米国の強さがあると考えます。

いくら金利が高くても人がいる限り経済は回るのでしょう。

今後の動向に注目です。


*来週のマーケットは大きなイベントが終わりどうなるのかでしょうか。

個別決算はたけなわですので一喜一憂はあるのでしょう。
トヨタが火曜日でソフトバンクGが木曜日です。

週末にはSQとなります。
ずっとSQ週が強いのは市場関係者は知っています。
前月は幻のSQで36020円でした。

サプライズの雇用統計での金利高にはチェック点でしょう。
それが続くのかどうなのかです。
市場がどう動くのかです。

cme日経先物は216円高の36375円となっています。

2月のアノマリーはよくないのは皆が知る所です。
1月がこんな事になりましたので過去の動きは不明とも言えます。
昨年の5月6月の事もあるのでしょう。

1/30IMFより2024年の世界経済見通しが出ています。
3ヶ月前からの変化です。
世界 0.2 3.1%
米国 0.6 2.1%
中国 0.4 4.6%
欧州 ▼0.3 0.9%
日本 ▼0.1 0.9%
市場はこれをどう見るのでしょうか。

日経平均 3ヶ月日足 36158円。



どうなるでしょうか。
注目です。
























文章は頭を使います。想像力も鍛えられます。どう伝えるのが良いのか。場数を踏めば何事でもレベルは上がると感じます。時間がかかるのがしんどい所です。大昔作文はどうやったのでしょうかw。4649お願いします。