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酒場からのマーケット2024 2月23日

日経平均39098 NYダウ39131 ドル円150.52 wti原油76.57
前週比611 504 0.34 ▼2.65

日経平均は更なる上昇です。
1.58%の上昇でした。
1%で390円上がる水準になってきました。

株価が上昇してきたこともあり売買高も4兆円~5兆円となっています。
以前は2兆円~3兆円所だったのです。

これだけを見ましても市場は大活況である事が分かります。
売り買い交錯しているという事です。
証券会社は喜んでいるのでしょう。

▼16 ▼106 ▼101 836の1週間でした。
38470 38363 38262 39098の推移です。

日経平均 3ヶ月日足 39098円。

*世界がエヌビディアの決算に注目した週間でありました。

いつもの様に日本市場からそれを受けての動きとなったのです。
2/22金曜日6時20分頃にそれはありました。
同社の決算前は警戒の3日間だったのでしょう。
年初より40%以上も上昇していたからです。

11月~1月の売り上げは220億ドル3兆3100億円となり
次の四半期も240億ドルと出てきました。
いずれも高い市場予測を上回る驚愕の値でありました。

結果エヌビディアの株価は16.4%も上昇しました。
300兆円の時価総額の会社がです。
全米の3位に躍進しています。
1位はマイクロソフトで2位がアップルとなります。
ちなみにトヨタの時価総額は55兆円です。

エヌビディア 3ヶ月日足  788.17。

1つの企業の決算でこれだけの影響があるというのが現実となっています。
生成Aiという代物は第4次産業革命と言われています。
インターネットが第3次でしたのでそれを凌駕する勢いなのです。

artificial    intelligence。 アーティフィシアル インテリジェンス。
日本語訳で人工知能です。
Wikipediaで見ますと様々に長々と解説解釈があります。

人間と同じ知的作業をする機械を工学的に実現する技術と言えるだろう。
という文面が腑に落ちました。

人間と同じ知的作業をする機械を工学的に実現する技術。

考えさせられる文言ではあります。

これの最大中枢企業がエヌビディアなのです。

私は文系ですので理数的な事は不得手ですw。

それにはGPUというグラフィック プロセッシング ユニットという
画像処理装置が不可欠との事です。
画像や動画をより速くきれいに描写する為に必要な計算を処理する装置。
との事です。
内部でコアが連携して動作する事により並列処理が行われるため?。
従来のcpu セントラル プロセッシング ユニットの行列演算より圧倒的な処理スピードを誇ります。
との事でした。

この最先端の技術を手掛けているのがエヌビディアという会社です。

これが第4次産業革命と言われる生成Aiの中核の部分なのです。

孫さんは既に動いている様ですw。

いずれは人型ロボットに埋め込まれて全ての作業ができる様になるとの事でした。
それは当然ヒューマンエラーがないというのですから驚きです。
スターウォーズ.のⅭ3-POなのでしょう。
宇宙でも働けるのです。

*様々な場面を想像するのは私だけではないのでしょう。


近未来には全ての業態に導入されるとの事です。
産学官民を含めまして世界の人々がそれを使う世の中になるのでしょう。
便利きわまるのです。
自動運転等は顕著な所かもしれません。
3年後はスマホの5割に導入されるらしいです。

足元の業界では半導体関連が吐出しています。


各企業は導入での多額の投資資金でまずは半導体系から跳ねているのでしょう。
導入しなければライバル企業に差を付けられるからです。
当然国家レベルでも同じことが言えるのでしょう。


いずれ全業界でそれを活用し更なる飛躍になるという構図が思い描けます。

迅速であり正確となり効果効率は言うまでもありません。
少ない員数で今の業務が出来るのでしょう。
人的資源を他に振り向けられるのです。


研究サイドからは手間暇が省略されて。
次世代の各製品の開発スピードが倍増するのでしょう。
研究開発費も抑えられるのです。
医薬品なんかが思い浮かびます。

全業界に利益は付いてくるのでしょう。
投資する側はインカムゲインとなるのです。


働き方も変わるのでしょう。
現在コールセンターの人員は削減模様との事です。
チャットGPTの導入での先駆けなのでしょう。
派遣企業にも影響を与えています。

今後の動向に注目です。



*日経平均は1989年大納会の史上最高値38915円を抜いてきました。
日本のマーケットにとっては大きな筋目の値です。
34年前と言えば平成が始まった年です。
1月7日に昭和天皇が崩御され1/8より平成となったのです。

私も某金融会社の京橋支店で主任職となり。
まだまだ若い顔をしていましたw。
昭和と印字されている全ての印刷を二本線で消し平成と書いたものです。

当時はバブル絶頂期であった訳です。
株式市場もそうですが土地やビルマンション、リゾートやゴルフの会員権、絵画から時計や宝石まで資産価値的には正にそうだったのかもしれません。


それらにたずさわっていた人は謳歌していたのでしょう。
それの後の結末など知る由はなかったのです。


市井の人々はそれなりの生活だったのでしょう。
高級車に乗れるわけでもなく安い百番で飲んでいたのです。
洗濯機を買えるぐらいの⛳プレー代で閉口した思い出はありますw。


そこから97年山一証券号泣の破綻が象徴的です。
社員は悪くありませんから。
バブルの崩壊がいきなりやってきたのです。

13行あった都銀は3メガバンクと、りそな銀行になりました。
ほぼ全ての業態業種で合併再編が行われたのです。

名門企業が退場しました。
拓銀 日債銀 長銀 三洋証券 千代田生命 日本リース
そごう マイカル ヤオハン ダイエー 三洋電機 村本建設etc。

それより財務基盤が弱い中小企業は数えられないのでしょう。

当時は生き残り戦略に舵を切るしかなかったのです。
成長部門はおざなりになりました。
採算を度返しで仕事を受けました。


何故バブルになりそれが弾けたのか?。
米国からの1985年の強制指導プラザ合意は間違いありません。
日本はやり過ぎてしまったのです。
みんなが真面目に当たり前の様にサービス精神旺盛で長時間働いていただけなのですが。
別段対抗したのではないのですが。
米国の政治はそんな日本の当たり前の事を許さなかった訳です。

ちなみに今の矛先は中国なのでしょう。
対等などと調子に乗り過ぎると米国は許さないのです。
Aiもんの技術は絶対彼らには渡らない様にしているのです。



それを受けて時の政府と日銀は政策を大転換さしました。
公定歩合は1989年は2.5%で1990年は6%ですから。
消費税導入は1989年4月1日竹下さんの時です。
3%が付与されました。

以前より書いています。
詳細は割愛します。




企業は強烈な円高と安い販管費を求めて海外に製造拠点を移しました。
国内では働けるだけで満足だったのかもしれません。
仕事は正社員だけではなく非正規社員へと変革していったのです。
初任給は抑えられました。
雇用だけは維持できる動きではあったのですが。

今の1300兆円の借金はそこから始まりました。
儲けていないのに成熟した社会生活だけは確保したのです。
多くの人々は困窮を政治に求めたのです。
政治はそれを借金でかなえました。
もっともっとあれもこれもそれもと。
今もその傾向は続いているのでしょう。

人口減少もその時から始まったのです。
当時適齢期の1970年~生まれの方々が影響を受けました。
200万人もの出生を誇る年代がです。
正職につけず自分が生活するだけで精一杯だったのです。
ライバルも多い訳ですから。

そこから結婚観が変わったのかもしれません。
次の世代はその多くの独身達を見て感じたのかもしれません。
正にマインドの変化なのでしょう。

人々はより安い物を求める様になりました。
つい最近まで牛丼が280円だったのですから。
生中が300円で飲めるようになりました。
10000円で結構な一泊旅行ができたのです。
安くて喜んでいましたが収入は増えなかったのです。


*それが今となっては懐かしくもあるのですがw。

前週に書きましたが。
コロナパンデミックとウクライナ紛争で豹変したのです。
円安での輸入物価の上昇が輪をかけました。

アベノミクスではマインドの変化まではなされなかったのです。

英断としてはから値上げをしていったというのは象徴的なのでしょう。

物価が上がりました。
全ての物やサービスーの値段が上がったのです。

*現在はそういう転換点でもあるのでしょう。
*正にデフレからの脱却です。

日本人の感覚では値上げが先行し物価が上がり。
賃上げが後から始まるのだろうという感じですが。


海外から見ればそれでも安すぎるのでしょう。
彼らはデフレなど経験していないのですから。
こちらは止まっていたのです。

海外旅行客はこれだけのポテンシャルでの値段に驚愕しているのでしょう。

*株式市場は値で裏付けられる典型的な部門なのかもしれません。

海外投資投機勢の買いが凄まじい限りです。
日経平均ベースでは前々週までで2兆7371億円の買いが入っています。
これは当然利益確定の売りを含んでいます。
昨年は1年間で3兆1215億円の買い越しでした。
既に近づいているのです。
これが足元の市場の動向なのです。

*株価は年初より5600円16.7%も上昇しています。
昨年は7370円28.2%の上昇でした。
今年は後10ヶ月もあるのです。

どんな算数となるのでしょうか。
5万円を超えても不思議ではない進捗なのです。

38915円の更新は通過点なのかもしれません。

この年初よりの動きは市場関係者のプロから産業界の企業経営人まで。
もちろん一般の参加者に至るまで予想できた方は皆無なのでしょう。
私もありえない展開と思います。

シンジラレナイ伸長です。

今後の動向に注目です。


sp500    1年週足  5088。
米株もエヌビディアの決算を受けて更に動機付きました。
世界のマーケットが動いたと言っても過言ではありません。
金利や為替は関係が無かった週間なのでしょう。

正に次世代のAiファンダメンタルズですので株価直結です。
NYダウは1.3%、SP500は1.4%、ナスダックは1.65%の週間上昇でした。
SP500は年初より6.9%の上昇です。

米国10年債 1年週足  4.248%。
前週は4.281%でした。
2年債は4.688%ととなっています。
前週は4.644%でした。
微減微増の週間でした。
2年債は3回の利下げに近づいているのでしょうか。
注目です。

ドル円 1年週足 150.52円。

植田総裁は2/22予算委員会で。
デフレではなくインフレ状態である。
と発言しました。
当たり前の事を述べたにすぎませんが。

いつまでお金を刷るのでしょうか。
いつまでデフレのマイナス金利を続けるのでしょうか。
金融政策の行方の話は諸々で別なのでしょう。

構造的要因で150円を超えています。
今後の動向に注目です。


*来週のマーケットは月末月初となります。

またいつもの経済指標と共に金利と為替を追って動くのでしょう。
一つの山は越えたのです。

cme日経先物は311円高の39410円となっています。

日経平均 3ヶ月日足  39098円。

どうなるのでしょうか。
注目です。





文章は頭を使います。想像力も鍛えられます。どう伝えるのが良いのか。場数を踏めば何事でもレベルは上がると感じます。時間がかかるのがしんどい所です。大昔作文はどうやったのでしょうかw。4649お願いします。