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酒場からのマーケット2024 4月5日

日経平均38992 NYダウ38904 wti原油86.73 ドル円151.61
前週比▼1377 ▼903 3.62 0.24

日経平均は大きく売られました。
3.4%の下落でした。
topixは2.5%の下落です。
2週連続の続落です。

世界的にも軟調な週間でした。

▼566 35 ▼387 321 ▼781の1週間でした。
39803 39878 39451 39773 38992の推移です。

市場関係者からは機関投資家の益出しの売りが新年度に発生した。
という内容が多かったと思います。

確かにその点はあるのでしょうが。

個人的には地政学リスクと米国金利高の方が大きいのではと感じます。
一旦逃げたという事であれば直ぐに戻るでしょうし。
そうでなければ日柄調整は続くのでしょう。

足元では値によって後付け解釈しかできないとは感じています。
上下がありすぎますので。

日本独自では政府よりの介入不安もあるのでしょう。

*Ai革命によりとんでもない上昇はあり得るとは感じていますが。


日経平均 3ヶ月日足 38992円。
チャートより3/13に38695円をつけています。
そこから瞬時に2000円も上昇し3/22に40888円の最高値を付けたのです。

日本株は海外投資家の動向によって上下にきつく動きます。
何故こんなに上昇するのか。
何故こんなに下落するのか。
1年単位でみれば何10回経験したでしょうか。
また投資主体別売買状況に如実に表れているのでしょう。

今年のそれは目に見張るのです。
年初よりのチャートを見ましても極端に上昇する方が多い事は一目瞭然です。

マーケットが大きく動く場面は予期せぬ事が起きた時です。
誰もが予想がつかない事案はAiプログラムが無常に動くのです。

*紛争・天災・各種スキャンダル等がそれにあたります。

日本での報道というのか感覚的にはそれほどインパクトは薄い様ですが。

4/1イスラエルのダマスカスにあるイラン大使館への攻撃は海外的には大きな衝撃であった事は間違いありません。
世界の各市場も同じく瞬時に動きました。

大使館への空爆など許される事ではありません。
尋常を超えているのでしょう。
それも偶発的等考えられない確信的な動きなのですから。
イランの軍事精鋭部隊の幹部7名を殺害しました。
ガザでの食糧支援団体の誤爆とは違うのです。

イスラエルはシビリアンコントロールが効いていないのかもまで思わせるのです。
そんな事をすればどういう事が起こるのかです。

政治的配慮は皆無と言わざる負えません。

表には絶対出てこない内容は国際政治では必ずあるはずです。
ギリギリとやっているのでしょう。
これの顛末は後々に出てくるはずです。
注意です。


wti原油 1年週足 86.73ドル。
これが1番厄介な事です。
中東が不安になれば上がるのでしょう。
原油と言うコモディティーは需要と供給だけではない。
政治的な思惑が値に出る商品なのです。

エネルギー価格の上昇は物価に直結します。
どうする事もできない川上の値段なのです。
日本は特に憂慮しなければならないのでしょう。
全てを輸入に頼っている訳ですから。

世界経済にも当然影響を与えます。
何故欧米は強烈な利上げを行ったのかは言うまでもありません。
物価の著しい上昇で起こりました。

市場はここを見ているのです。

今後の動向に注目です。


ドル円 1年週足 151.61円。
そして物価高の根源でもある円安が日本には更に手痛いのです。

152円がデットライン等と市場では流れています。
但しこれ等誰にも分かりません。
仮説とすれば。
それを超えて政府が何もしなければ。
投機的に更に円安に振れる場面が出るのでしょう。
その急激な動きを見て介入をするというシナリオです。
こんな事を思惑しながら市場は動いているのです。

そもそもの為替は各国の金利差で動くのが一般的です。
米国10年債 1年週足 4.400%。
前週は4.210%でした。
2年債は4.751%です。
前週は4.625%でした。
いずれも上昇しています。

10年債は市場の動向で上下します。
2年債は当局の金融政策に同調すると言われています。

FRBは5.5%のFF金利となっています。
FOMCでは今年は3回で来年も3回の利下げを行うと提示しています。
0.25%×3回=0.75%です。
5.5ー0.75=4.75%です。
2年債は4.75%をつけています。

これはたまたま同じ値とは言えます。
来年も3回下げると言っているのですから。
時期は不明ですが。

それならばもっと下がってもいいとも言えます。

市場はそこ迄金利を下げないと示唆しているのではないでしょうか?。

これ等全くの算数の世界ですので分かりません。

もっと緻密な考えの基に識者は検討はするのでしょう。

フェドウオッチからは6月の利下げが54%と出ている様です。
率は下がってきました。

それは米国当局やFRB要人発言と経済指標によって動いています。

今週はカシュカリ・ボウマン・ローガン氏等々の発言がありました。
いずれも利下げは急がないとの内容でした。
そして強い雇用統計の発表があったのです。

日本からは。
植田総裁が朝日新聞のインタビューで。
為替の動向が賃金物価に無視できない影響を与えそうであれば金融政策として対応する理由になる。
と述べました。
かなり突っ込んだ内容なのでしょう。
これは市場に語りかけるべく考えた上での発言なのでしょう。

政府の口先介入と同じ様な事かもしれません。
金利を上げるぞと牽制しているのです。

*日本は簡単には出来ないと思いますが。

やっと0.1%上げたのですから。

個人的には遅すぎた位と思っています。
昨年末で十分できたはずです。
これは外しましたw。

日本10年債 2年週足 0.772%。
海外からの輩もなくレンジ内で推移していると言っていいのでしょう。

とにかく。
日本だけを見るのであればドル円なのでしょう。

ドルインデックスは上がっているのですから。
世界はユーロドルを見るのでしょうか。

米国金利の動向に注視する事は続きます。

米国10年債が更に上昇すれば株式市場は反応せざる負えません。
どこが適正水準などは不明ですが。

それを計算しているストラデジストはいるのでしょう。
経済動向などを分析し投資に関する戦略や方針を立案する専門家です。

株式より米債の方が安全でいいじゃないか。
という水準値です。
それもAiが自動的に動いているのでしょう。

今後の動向に注目です。


*今週は4/3台湾地震の影響があった事もチェック点です。

半導体の供給にどの様な影響があるのかで瞬時に動いた事は推察します。
tsmcから翌日には7割は復旧しているという発信がありました。
これには安堵したと思います。

天災は忘れていない時にやってきます。
今後も注意なのでしょう。


岸田首相は自民党の懲罰決定の後に。
最終的には国民・党員に判断してもらう立場にあると発言しました。

めずらしく本音を述べた感じはしますw。
謝るばかりではなかったのです。

25年以降も賃金上昇の好循環などと3/29に述べています。

やる気満々なのかは分かりません。

6月に御自身が首相で解散など無いとは思いますが。
4万円を配ってはやりすぎなのでしょうw。
これが国民に判断してもらうの意味なのでしょうか?。
これも不明です。



8月に菅さんの様に退陣表明をして9月の総裁選なのでしょうか。
新しい顔を基に信を問うのでしょうか?。

菅さんとは事情は違うのでしょう。
もしトランプになれば経験が必要だよ。
そこが最重要だよ。
ワシントンで演説の成功と根回しをしてくるよ。
うるさい連中は自分の事で精いっぱいのはずだよ。
迷惑をかけたのは間違いいないんだから。
かもしれません。


常々思います。
不人気だ退陣だとメディアから値を出して発信されています。
あの不支持率であれば普通は無理なのでしょう。
市井の人々の発言のテロップが流れるのです。

そもそも文句を言っても選挙に行かないのだろう。
行く人たちで決まるんだよ。某選挙参謀。

それが実際の結果なのでしょう。
それを見透かされている感じはするのです。
何十年とそうなっているのですから。

市場は政局に反応するのは間違いありません。

今後の動向に注目です。


*今週の最大注目である4/5雇用統計の発表がありました。

303000人と出てきました。
後程いつもの修正があるかもしれませんが強い値です。

賃金は前月対比で0.3%上昇でした。
前月は0.2%の上昇です。

前年対比では4.1%でした。
前月は4.3%です。
物価よりは高い水準です。

失業率は3.8%でした。
前月は3.9%です。

市場予想より高い値が並びました。

米国は相変わらず力強い労働統計でした。
需要と供給がマッチしているとも言えます。
新たな人達、即ち移民力なのかもしれません。

以前に米国が強い訳として人口動向を書きました。
今回は割愛しますが。
仕事を求めて米国にやってくるのですから。
賃金云々というよりもまず職に就きたいのでしょう。
そしてスキルを身に着けた方々はより高い賃金を求めるのです。

ここの部分は高金利体質など関係は希薄なのかもしれません。

いる物はいるのですから小売り消費も上がるのでしょう。

日本の弱点は正にここにあります。

これを受けて市場は動きました。

株高ドル高金利高となりました。


SP500 1年週足 5204。

週間では主要3指数とも凹みました。
NYダウは▼2.2%、ナスダックは▼0.8%、SP500は▼1.11%の下落でした。

但し11月からは陰線は4回しかありません。
そりゃ凹むこともあるのでしょう。
今後の動向に注目です。

*久しぶりに金ゴールドを見ておきましょう。

金ゴールド  2年週足  2349。
史上最高値を更新しています。
金利が付かない金がです。
今の世界は高金利なのにです。

世界の中央銀行、特に中国が買っているとの解説です。
どういう思惑なのかは不明の様ですが。
米国から離れている事は確かでしょう。
紙幣を信用していないのかもしれません。
特に基軸通貨であるドルを信用していないのでしょうか。
金本位制でも考えているのでしょうかw。

他の鉱物も上昇しています。
なんでも上がっているとは言い過ぎですが。
お金を刷り過ぎた結果なのかもしれません。
お金の価値は下がっているのです。
キャベツが豊作ならばキャベツの値段は下がるのです。

今後の動向に注目です。



*来週のマーケットはいつものcpiが出てきます。

2024年 米国cpi消費者物価指数。
1月3.4 2月3.1 3月3.2% 
2023年
1月6.5 2月6.4 3月6.0 4月5.0 5月4.9 6月4.0 7月3.0 8月3.2 
9月3.7 10月3.7 11月3.2 12月3.1
2022年

1月7.0 2月7.5 3月7.9 4月8.5 5月8.3 6月8.6 7月9.1 8月8.5
9月8.3 10月8.2 11月7.7 12月7.1
2021年
12月7.0 11月6.8 10月6.2 9月5.4 8月5.3 7月5.4 6月5.4 5月5.0   4月4.2 3月2.6 


前月は上昇ましたが株価は上がりました。
小理屈の内容が思い出されます。
注目です。

株価が上昇局面では需給の方が勝るのでしょう。

日本株は上がり過ぎたので売ったと言うのは。
身も蓋もありませんが。
また2000円上がるのかもしれません。
今迄の貯えでキャッシュは豊富なのでしょう。
トレンドが出れば一気なのです。

売り方は又煮え湯を飲まされるのでしょう。
空売り比率は43.9となっています。
何度目の正直かは存じませんが。
踏みあげられて散々なのです。
値で語る方達はネガティブなコメントが足元となります。
40500円にでもなれば又違うコメントとなります。
そういう地合いの期間なのでしょう。

cme日経先物は327円高の39320円となっています。


日経平均 3ヶ月日足 38992円。

どうなるのでしょうか。
注目です。





















文章は頭を使います。想像力も鍛えられます。どう伝えるのが良いのか。場数を踏めば何事でもレベルは上がると感じます。時間がかかるのがしんどい所です。大昔作文はどうやったのでしょうかw。4649お願いします。