見出し画像

酒場からのマーケット2023 10月13日

日経平均32315 NYダウ33670 wti原油87.72 ドル円149.58
前週比1321 263 4.91 0.27

日経平均はよもやの大幅高となりました。
4.26%もの上昇です。
世界の主要インデックスでは最も上昇しました。
祝日明の火曜日は今年で最大値の株高となったのです?。

751 189 558 ▼178の1週間でした。
31746 31936 32494 32315の推移です。

日経平均 10日時間足 32315円。
値的には10/2に戻ったとも言えます。

*下記のチャートは稀に見る動きでもあります。

値で語るコメンテーターからは35000円を超える年末高を聞かされました。前週は30000円は覚悟と言っていたのにです。

10/7未明イスラエルに4000発ものロケット弾が突然撃ち込まれました。
一般市民に銃弾を浴びせ死者は1300人との報道です。

それから報復の空爆がガザ地区に投下されました。
これは連日続いています。
2400人の死亡と伝えられました。
ガザ地区の悲惨な映像が連日流れた週間でした。

今後どういう展開になるかなど誰にも分かりません。
世界の人々が固唾を飲んで注目しているのです。


遠い場所の戦争は買い。は不謹慎な言葉とは感じます。
何故かリスク資産が大幅に買われました?。

人の気持ちは関係がないアルコリズムの仕業なのでしょう。
半導体等々値がさ株の銘柄が異常というほどの上昇をしたのです。
この様な短期的な動きは逆作用が起こるとは思います。

ちなみに米国主要3指数はNYダウは0.79%、SP500は0.45%の微増であり
ナスダックは▼0.18%とほぼ変わらずでした。


日米で特段好材料が出た訳ではありません。
悪材料の方が多かった週間とも言えます。

週始めの景気ウオッチャーでは悪い値が並びました。

全銀業のネットワークや郵貯銀行が謎のシステム障害で延べ506万件の送金取引が出来ない事態が起こっていたのです。
この様な障害は50年間で初めてとの事です。
これでメガバンクが上昇しているのですから不思議な世界です。

米国のppicpiからはインフレ基調が並びました。
フォードのストライキが拡大しました。
下院議長に選任かのスカリス氏は辞退したのです。
ミシガン大の消費者マインドは大幅な落ち込みでした。



*理屈的に言えば日米長期金利の下落なのでしょう。
ドル円は動いていないのですが。

日本10年債 0.758%。
前週は0.816%迄上昇していました。

米国10年債 10日時間足 4.616%。
前週は4.795%でした。
2年債は5.058%です。
前週は5.081%でした。

10/11はcpi発表で上昇しています。
16年ぶりの高値圏である事に変わりはありません。

有事となり米国債が買われました。

各連銀総裁からのハト派発言が続いたのも要因でしょう。

これは難解とも感じました。
長期債が上がっているので利上げは打ち止めとういう内容が大筋の要約でした。
市場が決めている長期金利の動向で意思決定をするのであれば、それに準じた決定をすればいいだけとも言えます。
それが下落すればどうなるのでしょうか。

経済指標からではない政府筋からの要望とも取れるコメントなのか?。
までも感じました。

30年債の入札が低調であったとの解説がありました。

ドル円 149.58円。
150円を警戒しているのかもしれません。
鈴木財務相からはいつものコメントが発信されています。

金ゴールド 1945.9。
紛争で急上昇しています。

wti原油 87.72ドル。
急速に値を戻しています。

*とにかく有事ですので平時ではない動きとなるのでしょう。

イスラエルやパレスチナの事はウクライナの時もそうでしたが、改めて様々な媒体から学習した週間でした。

紀元前から始まってくるのですから。
現代だけでの動きではない事を再認識しました。

強烈な歴史の地域である事は事実です。

ガザ地区は365平方キロで大阪市225と堺市149を足した面積の様です。
東京の山手線内や福岡市とも報道が出ています。

人口は240万人との事ですので大阪市270万人に近い人口でしょうか。

人口が密集している地域と言えるでしょう。

イスラエルは930万人の人口との事です。
大阪府は877万人です。

イスラエルという国は22000平方キロで縦が470キロ横が135キロと縦長の形をしています。
横は車で1時間半で走れるのです。
四国183000よりは大きいようですが。
面積は小さい国なのでしょう。

そこにパレスチナのガザ地区とヨルダン川西地区があり、かなり入り組んでいる感じです。
南側にエジブトがあり北はレバノン、北東にシリア、東はヨルダンに面しています。
直ぐに何でも起こるような位置関係なのでしょう。

首都テルアビブと聖地エルサレムの位置も今回で確認しました。

イスラエルは公用語はヘブライ語でガザはアラブ語との事です。

コミニケーションはどうなっているのでしょうか?。

原油などの産出はありませんが世界でも有数の知的産業がある国です。

軍事面では18歳から女性も兵役がなされおり人員は19万人との事でした。
46万人の予備役があるのが特徴でしょうか。
軍事費はGDPの5.2%もあり243億ドルの予算との事です。
世界15位との事です。
装備はほぼ米軍で使っている最新兵器との解説です。
核保有国であることは公然の事となります。

軍需産業は活発で兵器輸出国となっています。

ハマスの映像からは普段使っている様な車で普段着の様な装備の様に感じました。
員数は2万人との事です。
隣国レバノンの武装組織ヒスボラは4万人との報道です。

ちなみに日本のそれは460億ドル6兆403億円で世界8位との事です。
23万人の員数です。

イスラエルのバックは米国となります。
政治的には共和党右派なのでしょうか。

こちらではこれ以上の詳細は書きません。


日本人ではおおよそ、この様な見識となるのでしょう。

*そして誰もがホルムズ海峡の事くらいは頭に浮かぶのでしょう。

安保理事会が開催され各国から様々な論建が矢継ぎ早に発信されています。

ロシアからの停戦要求には驚きましたが。

世界の要所では両陣営のデモが行われています。

紛争では偶発的な事象が必ず起こります。
意図しない事が起こるのです。
民間航空機誤爆が思い出されます。

主要メディアはCNN・BBC等ですがSNSの時代ですからフェイクニュースも含めて情報は錯綜するのでしょう。

マーケット的には様々な瞬間で動くのはやもうえません。


ウクライナ紛争の時は2021年後半より様々な観測報道が数々ありまして、楽観や警戒をしながらの毎日でした。
北京オリンピックが終わり2/24にいきなりロシアの暴挙があった訳です。
3月初旬にはザポリージャ原発からの黒煙で10年単位の大災害かの観測報道がありました。
原油はいきなり120ドルまで上昇したのです。
穀物・鉱物も急上昇しました。

コロナ渦中におけるFRBの大規模な金融緩和もリンクしていますので。

今回の突然の紛争とは又違うのでしょう。
参考にはなると思います。

2022年 日経平均 週足。
年初から警戒の下落があり3月には25000円を割る所までありました。

*当時では今の時期もこれが続いていると予想できた方は皆無であったでしょう。


今後の動向に注意です。


*10/11通常であれば大注目の米国消費者物価指数の発表がありました。

総合が3.7%と出てきました。
2023年 米国cpi消費者物価指数。
1月6.5 2月6.4 3月6.0 4月5.0 5月4.9 6月4.0 7月3.0 8月3.2 
9月3.7 10月3.7
2022年

1月7.0 2月7.5 3月7.9 4月8.5 5月8.3 6月8.6 7月9.1 8月8.5
9月8.3 10月8.2 11月7.7 12月7.1
2021年
12月7.0 11月6.8 10月6.2 9月5.4 8月5.3 7月5.4 6月5.4 5月5.0   4月4.2 3月2.6 

予想は3.6%でした。
前月比は0.4で予想は0.3でした。
前月は0.6でした。
家賃とガソリン、食料品が上昇しました。
値は変わらずでしたが予想よりは上振れしました。

前年の値の下落が影響しているのかは分かりませんが、前年対比での減少は7月より見られていません✖。


コアは4.1%と出てきました。
予想は4.1%でした。
前月は4.3でした。

前月比は0.3で予想も0.3でした。
前月は0.5でした。

コアは値は下振れしました。
予想とは一致していました。
ちなみに0.3%×12ヶ月=3.6%となっています。

持ち家の帰属家賃と宿泊費が増額しました。
中古車トラックが下落しました。


解釈は様々ですが上記チャートより金利が上昇した事は事実です。

FRBの2%目標には程遠い値となっています。

FRBはコアを重要視するようですが、生活者は総合なのでしょう。
3年間で18.1%も上昇しているのです。

バイデンの政策かは存じませんが各業会からストが起こっています。

ここはやりすぎると難解なのでしょう。

もし権利の主張で賃金や福利厚生を望むことが出来た後に企業はレイオフか商品サービスの値上げを試みるのでしょう。
更に物価高になります。
AI化やロボット化を更に促進するのでしょう。

当局が時間給を勝手に決めてしまうのもいけないのでしょう。
韓国の様になってしまいます。
事業主は耐えきれず廃業か仕事時間の短縮を要求してきます。

適正な賃金と価格というのもいくらなのかは難解ですが。
贅沢をしなければ普通に暮らしていける値という抽象的な事にもなります。
たとえば年金者が暮らせる値段とも言い換えられます。

当局が出来る事は川上の値段を抑える事と投機的な高騰には規制をかける事でしょうか。
公共サービスの充実は嬉しいのですが、やりすぎると1300兆円の借金ともなりますし。
質素倹約も必要でしょう。
国民の要望癖を直す手立ても必要です。
選挙目当てはいけません。

一番お金がかかるのは軍事費かもしれません。
世界の英知でどうにかできないのでしょうか。
秀吉ならば刀狩でしょうかw。
誰かが鉄砲の弾やロケット弾を作っているのです。
それを抑えられれば撃てないのです。

つらつらと書きましたが今後の動向に注目です。


*個別決算では10/5ユニクロの決算が絶好調でした。
ファーストリテイリング 35690円。
詳細は端折りますが海外事業が好調でした。
既に海外売り上げは50%を超えています。
5.75%もの上昇となり日経平均を1銘柄で195円も上昇さしました。

小売業も飲食業も海外事業が鍵となっています。
サイゼリアもくらもそうなっています。
日本だけでは頭打ちなのです。
注目です。

*来週のマーケットは引き続き中東情勢の行方なのでしょう。

今週の各市場の動きはファーストインパクトだったのかもしれません。
試行錯誤の域だったのかもしれません。

これがどう動くのかは不明な状況でしょう。

どういう展開になるのかが全く分からないのですから。

理屈は通用しないのでしょう。

世界が最大注目なのは間違いありません。

.
cme日経先物は▼430円安の31885円となっています。

日経平均 32315円。

どうなるでしょうか。
注目です。












文章は頭を使います。想像力も鍛えられます。どう伝えるのが良いのか。場数を踏めば何事でもレベルは上がると感じます。時間がかかるのがしんどい所です。大昔作文はどうやったのでしょうかw。4649お願いします。