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酒場からのマーケット2023 1月13日

日経平均26119 NYダウ34302 wti原油80.07 ドル円127.83
前週比146 672 6.34 ▼4.2

日経平均は変わらずでした。
昨年末が26094円ですから年初からも変わらずです。

201 270 3 ▼330の1週間でした。
26175 26446 26449 26119の推移です。

cme日経先物は314円安25805円となっています。

方や米株は各イベントを乗り越えて上昇しています。
NYダウ 34302ドル。

5日移動平均線は1.14%で25日線は2.35%となっています。
日経平均は
5日移動平均線は▼0.43%で25日線は▼2.49%となっています。

米株はナスダックを含めて1ヶ月ぶりの値に戻しています。
NYダウの昨年末終値は33147ドルです。

*これの違いは何かと言えば円高でしょう。
ドル円週足 127.83円。

7ヶ月ぶりの円高になっています。

日本はスタートからつまづいています。
あちらは想定内の金融政策模様でしょうが、こちらはどうなるのかと、いきなり波乱含みですから。

1/12読売新聞から、1/18の日銀金融政策決定会合で大規模緩和の副作用点検の報道です。
大規模な国債の調整などで、市場のゆがみを是正できるか見極めが必要な場合は追加の修正を行うとの内容です。

それらを受けて日銀は2日間で10兆円もの国債を買っています。
金利操作の限界を超えて、10年債利回りは0.545%となっています。
10年債を0.5%で維持するのが難しくなっています。
英国トラス政権の金融不安さえも感じる訳です。

これは7年ぶりの値との事です。

金利差の思惑から為替が動いています。
株式が下落しているから為替が動いたのかもしれません。

この記事のリークはどこから出ているのかは存じませんが、あえて当局側から流したと見るのが普通でしょう。
守秘義務は鉄板ですから。
それも一部の報道機関に流したという事で、読売といういう事ですから政府筋でしょう。
高度の政治的判断なのでしょう。
それの心は市場が12/20のサプライズを受けた混乱だと予想します。

とにかく表に出たのですから、それで市場が動くのは当然の事です。

何が起こるのかは誰も分かりません。

黒田総裁が変わる前に全てをリセットしてからは言いすぎでしょうが。
イールドカーブの撤廃かもがささやかれています。

内内では次期総裁は決まっているのでしょうから、その方から提案があったのかどうなのかは全くの不明ですが、円滑に引継ぎをする為にや岸田首相はアベノミクスからの脱却を考えている等々思惑は限りありません。

こういう内容は全てフェイクっぽい発信となります。

但し市場は神経質にならざる負えません。

債権が売られて円も売られるよりはましであるとの解説もありました。
どうする円高等とも言ってられないのです。

銀行株は売買高も高く暴騰しています。
多くの銀行株が昨年来高値を更新しています。

三菱UFJフィナンシャルグループ。977.1円。

5日移動平均線は5.42%で25日線は15.33%にもなっています。

三井不動産 2249円

5日移動平均線は▼3.13%で25日線は▼8.65%となっています。

スバル 1976円

5日移動平均線は▼3.03%で25日線は▼6.54%となっています。

業種間で大きな明暗となっています。

1/18の金融政策決定会合は大注目となります。



*1/12米国12月度消費者物価指数の発表がありました。
対前年対比は総合で6.5%と出てきました。

2023年 米国cpi消費者物価指数。
1月6.5
2022年

1月7.0 2月7.5 3月7.9 4月8.5 5月8.3 6月8.6 7月9.1 8月8.5
9月8.3 10月8.2 11月7.7 12月7.1
2021年
12月7.0 11月6.8 10月6.2 9月5.4 8月5.3 7月5.4 6月5.4 5月5.0   4月4.2 3月2.6 

値は市場予想と全く同じでした。
昨年9月をピークに減少しています。

前月よりは▼0.1ポイント低下していました。
エネルギーが大幅に▼4.5%の低下との事です。

コア指数の前年対比も5.7%と前月6.0%より低下しました。
前月よりは0.3%の上昇との事です。

住宅関連が7.5%と前月7.1%より上昇しているとの事です。
これはいずれ下落してくるだろうは市場のコンセンサスです。

これを受けて2/1の利上げは0.25%であろうとフェドウオッチが93%になっているとの解説です。

長期債が下がり株式は上昇しました。

米国10年債 3.498%

前週が3.561%ですから誤差の範囲ですが下落しています。
2年債は4.224%で前週は4.258%でした。

2年債は教科書通りにFFレート・フェデラルファンド金利に近づくのでしょう。
FRBは2/1に0.25%利上げをする訳ですから、上昇するのでしょう。

2022年 fomc金利推移
3月0.25 5月0.5 6月0.75 7月0.75 9月0.75 11月0.75 12月0.5
0%→4.25%

今後の金利は不明ですが、ドットチャートは5%ですから、3月5月と0.25・0.25でしょうか。
それで打ち止めという事かもしれません。
各経済指標を見ていく事になります。

wti原油 80.07ドル。

CRB指数 275.91。

資源系の値は落ち着くというのが大前提ですが、これは不明だと思います。
天然ガス問題は継続しているとの解説です。

中国の需要動向も資源系に影響しますから。

10年債の推移も分かりません。
通常は追随すると思うのですが、市場が決めますので。

今後の動向に注目です。


*米国では決算が始まりました。
いつもの金融業がトップバッターです。
経営陣からはクレジットカード債務増加や財蓄の引き出し、返済が困難なケースが増えている等の懸念のコメントが並びました。

ローンの延滞は前年対比で54%増加しているとの事です。
私は金融業にいましたが、これは異常値ですよ。

景気悪化に備える姿勢を示し、緩やかな景気後退に入るとの慎重な見方を示しています。

マーケットは無視したのか想定内の織り込みと感じたのか上昇しています。

米株はリバウンドの範疇で、上がった物はいずれ下がってくると思います。リバウンドの幅がどこ迄かが難解でしょう。

JPモルガン・バンクオブアメリカ・ウエルズファーゴ等のコメント通り景気悪化は確実なのでしょう。
決算は続きます。
値として出てきます。
今後の業績予想は特に注目です。
マーケットはどこ迄織り込んでいるのかです。

ナスダックは昨年末に年初来安値だったのですから。
自律反発はするでしょう。
v字回復はありえないです。
人為削減をして、どれだけ時間がかかるかです。
日本の様な時間はかからないでしょうが。
現場では混乱しているのでしょう。

ナスダック週足 11079。

ナスダック 日足。

5日移動平均線は2.08%で25日線は2.83%となっています。

注目です。


*政治的には1/10中国から、いきなりのビザ入国許可証の禁止です。

様々な憶測が出ていますが、真実は分かりません。
韓国にも同様の措置を取りました。
欧米には出していません。
1/14岸田首相はバイデンとの日米首脳会談で中国の世界観は分からないと発信しました。
一時的な事なのかがチェック点となります。
こちらが中国人の入国検査をやめれば外すのでしょうか?。

足元の経済にはリモートもありますので問題はないとの報道が出ています。
中国のビジネスマンも困るでしょうに。

今後各企業は中国人を雇用して対処するのでしょうか。
中国向けの観光業も頭を痛めているでしょう。
文化面や学術面等々でも影響は出ているはずです。
個人個人でも様々な不都合が出ているのでしょう。

とにかく理屈が分かりませんからどうしようも出来ません。
今後の動向に注目です。


*来週のマーケットは上段に書きました1/18日銀金融政策決定会合に注目です。
日銀が注目など久しくなかった事です。
前回のハプニングから継続しています。
債権市場が大荒れになっていますから注意です。


点検を行い次回に結果を出すと言うのか。
イールドカーブの修正があるのかもしれません。
イールドカーブの撤廃はないと思いますが。
マイナス金利の撤廃はないでしょう。
12/20の変更でこういう状況になり見守るという事もありえます。

とにかく1/18で話が終わるのか、引き続くのか。
人事も最大案件ですし。
最大注目です。

1/16は米国は祭日です。
米国の個別決算にも引き続き注目です。
FRBの高官の発言が続きます。
1/18米国小売売上高はあの天災で悪いのでしょう。
クリスマスシーズンの消費は米国の4/1を占めるとの事です
注目です。


どうでもよい私の話は、先週信用wインバースを恐る恐るのなんぴん買いでした。
米株が急上昇していますから結構根性いるんです。
wインバース インデックス連動型上場投信 489。

5日移動平均線は0.82%で25日線は4.28%となっています。

どうなるでしょうか。
注目です。






文章は頭を使います。想像力も鍛えられます。どう伝えるのが良いのか。場数を踏めば何事でもレベルは上がると感じます。時間がかかるのがしんどい所です。大昔作文はどうやったのでしょうかw。4649お願いします。