見出し画像

酒場からのマーケット2024 1月26日

日経平均35751 NYダウ38109 wti原油78.23 ドル円148.14
前週比▼212 246 4.8 0.01

日経平均は微減でした。
但し週間では上下の激しい展開でした。
この傾向は続いています。
1/23火曜日の日銀発表迄はどこ迄伸びるのかの展開だったのです。

正にこのインデックス指数投機の的になっているとも言えるのでしょう。

結果論ですが。
だまし上げとも言えるような動きだったです。

高値で飛びついた方は何故にと思っているのかもしれません。
戻るまで待つのか一旦損切りをするのかは判断の所なのでしょう。

但し殆どの市場参加者や一般の方はそんな事は関係はないのでしょう。
1週間で微減したという事なのです。

そもそも年初より2000円以上も上がっている訳ですから。
余裕過ぎる気持ちなのかもしれません。

583 ▼29 ▼291 10 ▼485の1週間でした。
36545 36517 36226 36236 35751の推移です。

日経平均 3カ月日足 35731円。
ザラ場では37000円寸前迄もありました。
週間では窓を開けて上昇し窓を埋めた訳です。
下に窓が2つある事はチェック点です。

*1/23日銀金融政策決定会合の発表がありました。

*金融政策は引き続き何の変更もありませんでした。

展望レポートが出ています。
物価予想は事前報道と同じく下げてきました。

この観測報道は誰かのリークしかないのですが。
別段うやむやと誰も指摘はしません?。
これを最初に知った人は市場の動向予想をいち早く知る事ができるのです。


国会でも指摘されていましたが。


誰か脇の甘い人物がいるのでしょうか。
それとも確信的に流しているのでしょうか。
日銀は盗聴されているんじゃないの?。
スパイ的な事までも想像してしまいますw。

本当の事等誰も分からないのでしょう。

日本という国は全体的に緩いお国柄なのかもしれません。

展望リポートより。
2023年の物価は2.8%となりました。
前回も2.8%と予想されていました。
2024年は2.4%に前回の2.8%より下げてきました。
2025年は1.8%と前回の1.7%より上げてきました。
これは10月の3ヶ月前からの修正です。

経済物価情勢の展望と言うペーパーが日銀から出されています。
44ページもあり詳細な内容が示されています。
短い単行本の様な文字数となります。
これを読むだけでもしんどいわ✖。

チェック点としましては。
政府より4月迄には決まっている燃料費等の補助がどうなるのか。
なのでしょう。
これ等は現時点では誰もが不明な案件です。
当然日銀も分からない訳です。

そうなると打ち切りになれば物価予想は上がるのでしょう。
継続されれば上記の値なのでしょうか?。
これは物価を0.5%の押し下げる効果があると出ています。
なければ0.5%押し上げるという事です。


もう一つというのかそもそも的に。
川上系の値など誰にも分かりません。
エネルギー鉱物穀物等々であります。

為替の動向もしかりです。
どちらも輸入物価に影響を与えます。

地政学リスクを言い出せばきりがありません。

賃金動向はざっくりは分かるのでしょう。
前年より上回ってくるのは十二分に予想は出来ます。
不明なのは賃金を上げて商品サービス価格も上げてくるのかです。

最高益の更新が続いている各企業は。
値上げをしても販管費を抑えた事でそれを成し遂げたと仮説ができます。
即ち今年度は賃金を上げられるのでしょう。

好循環を目指すのであれば。
商品サービス価格の上昇を又目論見るのでしょう。

物価が更に上がるわけです。

横並びは得意の所でもあるのでしょうw。

*日銀はこれらの不確実性は十二分にある事を認識して。

*詳細に検討しているのです。


どちらにしましても。
物価に関しては2%という目標は昨年はクリアーしています。
今年もクリアーの予想です。
来年は若干足らないと言う事です。
再来年は不明となっています。

物価や雇用の動向等言い当てる事は難解中の難解です。
FRBは外しまくっています。

様々なデータを鑑みて金融政策を決定するのでしょう。

これはどこの中央銀行もしている事なのです。

いつもの普通に考えるしかできませんが。
雇用・賃金と物価だけを見ますと。
今利上げをしても遅すぎる位であると考えます。

データ的にはそうなっているのですから。

上げると言いましても。
まずはマイナス金利を0に戻すだけなのです。
0.1%の事ですから。

欧米諸国は基より世界の多くの国とかけ離れ過ぎの金融政策をしている事は事実な訳です。

為替矛盾は過去のチャートを見れば明らかです。
円は売られまくっています。
日本の資産は安く買えるのでしょう。
日本売りです。


海外の全ての物を高く買っているのです。
物価上昇の源の所です。

それの弊害を和らげるために。
政府はエネルギー補助や生活補助を実行しています。
こみこみで10兆円は超えるのでしょう。
これは消費税4%分ですから。
借金をまた増やしています。
このちぐはぐな政策をしている事は事実な訳です。

30年ものデフレの現象がそうさしている。
と言ってしまえば仕方がないのですが。
世界の動向に追いていけていないとも言えるのでしょう。

当たり前ですが日銀は中央銀行は独立した機関と言いつつも。
政府の意向は十二分に反映させるのでしょう。

いつも同じ切り口ですので割愛しますが。
大幅な変更はなるべく遅らせたいのでしょう。


日銀ウオッチャーや市場関係者は様々を語りますが。

現在実行している。
マイナス金利における長短金利操作付き量的・質的金融緩和は。
これは2016年9月からの政策です。

ゆるやかな量的・質的金融緩和という感じでしか変更できないのでは。
と予想します。

植田日銀も抽象的な日銀文学を並べて引き延ばすのでしょう。


ETFの運用1つを取ってみても。
もう買わなくて徐々に売却する等となれば。
どんな事になるのかは想像もつきません。
株価は暴落するのでしょう。
大手ファンドの比でもないボリュームを持っているのですから。
2023年3月時点で53兆円です。

リスクプレミアムに働きかけるという内容で。
中央銀行が株式を買うと言う。
世界では類を見ない政策を実行しているのです。
もうこれだけ持っている訳ですから。

導入時は意味はあったとは思いますが。
続け過ぎなのでしょう。

これにはどんな秘策で落とし所を付けるのでしょうか。
ホワイト・スワンはいるのでしょうか。

量的質的緩和をやめるとなれば。
これをやめなければならないという議論は必然なのです。


今回の植田総裁の発言では。
物価安定目標の実現確度が徐々に高まっている。
と述べました。
普通の言葉的には難解なのでしょう。

アルコリズムが動き各マーケットは反応しましたが。

いつでもこのような言い回しは出来るのでしょう。


世界からは。
何があっても微動だしない日銀が動く時を注目しています。

今後の動向に注目です。


wti原油 2年週足 78.23ドル。
2ヶ月ほど安定していましたが上昇した週間でした。

フーシー派によるイエメン沖でのタンカー攻撃が報じられました。
これだけで上昇したと言うのは違うのでしょうが。
要因の1つなのでしょう。
こういう行為の意味をこちらが考えても答えは不明です。
社会の根底が違うとしか言えないのかもしれません。

エネルギー価格の高騰は物価の本筋ですし。
企業業績にも当然影響します。
引き続き注目です。

ナスダック 2年週足 15455。
米国株は引き続き絶好調です。
ハイテク系がけん引しています。
NYダウは0.65%、SP500は1.06%、ナスダックは0.94%上昇した週間でした。
史上最高値圏を更新しています。
上で買っている人がいないのですから更に強にいのでしょう。

年初は一旦は休憩するのかな。
という思惑を覆しています。
11月12月と急上昇しましたから。

金利だ為替だコモディティーだとは無縁の展開とも言えるのでしょう。

生成Ai関連は別腹なのです。
とにかく出て来る業績が強い値なのですから。
オランダの半導体製造装置メーカーASMLが週間で16%もの株価上昇となりました。
この大型株がです。
欧州では最大のハイテク企業と知られる所です。
Aiに関連する光帯域幅メモリーの需要がひっ迫しているとの解説でした。
正にファンダメンタルズですので株価直結なのでしょう。


来週にはマグ二フィ二セント7の決算が出てきます。
アップル・アマゾン・アルファベット・メタ・マイクロソフトとなります。
決算ですから予想とどうなのか又は今の株価水準がどうなのかはチェック点です。
これらの銘柄群は巨大すぎるのもあり全体に大きく影響を及ぼします。
米国決算の前半の山場とも言えるのでしょう。

注目です。



*そして来週は金融政策の大トリである1/31FOMCとなります。

今回は政策の変更はないのがコンセンサスとなっています。

市場は3月より利下げの確立が50%と出ています。

この時期が注目となるのでしょう。

パウエルがどういう発信をするのかに注目が集まります。

米国10年債  1年週足 4.139%。

前週は4.130%でした。

2年債は4.357%となっています。
前週は4.389%でした。

長短共に変わらずの週間でした。

この2年債はFFレートに準ずると言われています。
ひょっとするとFFレートが2年債に近づくのかもしれません?。
それじゃFRBはいらないじゃないか。
という論建は強引すぎますがw。

現在5.25~5.50%ですから。
5.25-4.357=0.893%
0.893%÷0.25%=3.572回。

年内は3.572回利下げをすると金利上では出ているとも言えます。
FRBは3回0.75%と言っています。
市場は6回1.5%と言っているのです。
どこから6回と出てくるのかは不明ですが。
そうなっています。
2年債が下落していけばそれもありうるのでしょう。
そうなると2年債は4%を割ってくるのでしょうか。

それは分かりません。

フェデラルファンド金利 5.50%
fomc金利推移
2023年
2月0.25 3月0.25 5月0.25 6月 0 7月0.25 9月 0 
11月 0 12月 0
4.50%→5.25%~5.50%。
2022年
3月0.25 5月0.5 6月0.75 7月0.75 9月0.75 11月0.75 12月0.5
0%→4.5%~4.75%。

後々に必ず結果は出るのです。

マーケットは先読みで値が変わります。
6回の利下げで足元の株式の値が形成されているとすれば。
それになればよいのでしょうし。
それでなければいけないのでしょう。

禅問答の様な話かもしれません。

月末月初の経済指標も出てきます。
FOMCの比重が高いのでしょう。

私は最低1年間は見るのではと以前より書いています。
ぶりかえしすれば元も子もないからの予想です。
2023年7月が最後の利上げとなっています。

大注目です。

日本も個別決算がたけなわになってきます。
本当はどうなのかが問われるのでしょう。

cme日経先物は108円高の35860円となっています。

私はいきなりの2000円もの上昇はいずれ一旦は戻ると予想しています。

日経平均 3ヶ月日足 35751円。


どうなるでしょうか。
注目です。








文章は頭を使います。想像力も鍛えられます。どう伝えるのが良いのか。場数を踏めば何事でもレベルは上がると感じます。時間がかかるのがしんどい所です。大昔作文はどうやったのでしょうかw。4649お願いします。