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日々、ロシアンルーレット

現在私は
・乳製品
・甲殻類
・ラテックス
アレルギーを持っている。

それぞれ症状はその時によって異なるが、主にでるのが

・頭痛(軽度から吐き気を伴う重いものまで)
・腹痛
・吐気(吐くまではいかない)
・異常なほどの胃酸過多
・とにかく体調不良(これ以外言い表しようがない時が多々)

よくアレルギーがあるというと、蕁麻疹など目に見えて出るのかと思われるが、食物アレルギーに関しては一様にして「体内」での反応しか出ないので
人にはなかなか伝わりにくい。

ラテックスに関しては、介護の仕事をしている時に使い捨てのゴム手袋(塩ビ?)を散々していたら、ついに手が裏も表もガサガサになり、それでも辞めずに当時は使い続けていて、ハンドクリームも昔からつけると余計に荒れるので、ワセリンを塗って(それもなんならちょっと痒くなる時がある)しのいでいた。

今は仕事も辞めたのであの手袋を使わずに済んでいるが、もしあのまま続けていたら、個人的に別途ポリエチレン手袋を用意しなくてはならなかったはず。
あれは大丈夫なんだけれどめちゃくちゃガサガサして使いにくいから、困っただろうなあ・・・(でも使っているのだろうけれど)

あと、食品では、そのラテックスアレルギーに関連して若干怪しいのが
バナナ、桃、リンゴ、パイナップル、キュウイ、イチジク、マンゴー
辺りが、まったく食べれない訳じゃないが、その時の体調や食べる頻度に
よっては怪しい雲行きなので(この説明はなかなか難しいのだが)
控えめに食べているものもあれば、しばらく食べていないものもある。

果物に関しては、乳製品アレルギーになってからは、おやつ代わり、デザート代わりに口さみしい時に以前よりも食べるようになっていたので、すぐに断つことは、よほど具合が悪くならないと出来なそうだ。
とくにバナナ・・・

時々なら大丈夫。
少量なら大丈夫。
加熱すれば大丈夫。
とどれも、全く自分判断なのだけれどそんな基準で、今のところはやり過ごしている。

甲殻類は普段から食べている訳じゃなかったので、あまり不便でもないし、まあいいやくらいに思っていたのだが、意図せずちょっとしたお菓子に「えび」が紛れている事があるし(せんべい系、チップス系おおし)あとタイカレー、トムヤムクンなどめったには食べないけれど時々好きで食べていたものが食べれなくなったのは寂しい。

そのもの自体が、と言うより成分、含まれるものがダメなんじゃないか的なものも、ちょこちょこあって

最近で言うと「ガム」が出てきた。

一時期、毎日毎日ガムばかり噛んでいたら、ある朝口腔内がもうただれまくって、2~3日まともに食事もできず、なんなら味覚まで奪われてしまった事があって、結局何が原因か当初は分からなかった。

口内炎みたいな感じでは済まされる範囲でなく、もう隈なく口の中が荒れているって、どういう事?風邪の症状ではないよね(口がひどすぎてもう風邪だか何だか分からないくらい体調悪かった)コロナの症状でもないし(味覚無くなるは聞いてたけど意味が違うし)

と思った時に、ん??これアレルギーじゃね?とふと気が付く。

食べ物で口が荒れるって今までなかったけど、ずっと口腔内に入れていたものでなったのだとしたら

最近ずっと入れていたもの。。。。。

ガム!!!!!!!!!!!!!

えええええええええ、ガムか???????

ガムのアレルギーって何だろう、なんとなくラテックスと関連している気がする、と思って調べると

基本的にガムベースとは酢酸ビニル樹脂、エステルガム、ポリイソブチレン、炭酸カルシウム、タルクなどを配合してできる合成樹脂配合物になり、天然ゴムの含有率はそれほど多くはありません(もしくは天然ゴムはまったく使用されていないガムもあります)。

そのため、ラテックスアレルギーの方が、ガムを食べてアレルギー症状が出る可能性は、それほど高くはないとも言えますが、ガムベースにどの原料を使用しているかの表示義務がないため、天然ゴムの使用有無は原材料欄を見るだけではわからないのが現状です。

「クミタス」より引用 

これは、どっちなんだ?意外と大丈夫なの??
と思ったけど結局

また微量に天然ゴムを含んでいた場合、日常的に微量摂取していくことのリスク等もまったくないと言えない段階では、安全を期すうえでは、ラテックスアレルギーの方は、ガムの摂取時には体調変化に留意の上、摂取を検討するのが良いかと思います。

「クミタス」より引用

というわけで、ガムも全部がダメな訳ではないのかもしれないが、表示を見ても分からないらしいし、その時の体調にもよるしで、もうNG認定。

どうしても食べたい訳じゃないけれど、ダメになっていく食べ物が増えてくると、なんだか「これもか・・・・」と若干落ち込む。

大丈夫かと思って食べたものがダメだった例で言えば、ラーメンなどに含まれる「かんすい」もある日突然ダメになった。

これも、カップラーメンはなぜだが結構「乳」が含まれていることが多いので(スープとか薬味的なものに?)食べなかったのだが、「乳」成分が入っていない生麺を発見して2回ほど食べたところ、2回ともめちゃくちゃ腹を下した。

1回でやめとけよ、と思うだろうがその時は「たまたま体調が悪かった?」くらいにしか考えておらず、2回目にもほぼ同じ症状が出てようやく「これは、もうかんすい!!」と断定されたのだ(とほほ)

かんすいに関しては、ちょっとラーメン食べるとお腹痛くなる程度の人も結構いるのではないだろうか。
実際に私もそれまでは気にならない程度その症状が出ていたのだろうが、もはや無視できないレベルの酷さだった。

たまたま見つけたこちらの記事が、もうドンピシャな症状を表してくれていたのでご紹介。

記事の中のこの症状まさしくその通り!

ただお腹を壊すだけでなく、ガタガタ震えてくる。
もちろんお腹は超痛いし、冷や汗で体じゅうビショビショ。
で、全身の力が抜けて気が遠くなっていく。
トイレの壁に頭を押し付けて寝るというか、半分失神する。

https://ononnco.blogspot.com/  様より引用


ラーメンも終了か・・・・と思いつつ、時々ふと
「ずっと食べていないから大丈夫なんじゃない?」
「かんすいといっても成分がいろいろ違うみたいだから、種類によってはいけるのでは?」
などと無謀な事を考えて、急に出先のラーメン屋に入ってしまうかもしれない(あんた、他にもアレルギーあるのに??)

体調の事を考えるならば、雲行きの怪しいものは一切断ってしまうのが、利口なのだろう。むしろそうすべきなのは分かっている。

しかし、そう簡単に割り切れない。

好きなもの、いつも食べていたもの、みんなが美味しいと言っているものをそうそう断つのはそれなりに理由とあきらめる決定打が必要になってくる。

乳製品の場合もそうだった。だって毎日食べていたから。だってとっても好きだったから。

私はかなり諦められずに、具合を悪くしていた。

駄目と決めつけるには、ある程度自らのいわば「人体実験」が必要で、本当に気道が腫れて呼吸困難になるとか、意識不明になってしまうとか、命を脅かす重い症状になってしまう場合を除いては、自分自身で「ああ、これはもう本当にダメなんだな」と納得するまで、その「実験」を繰り返さないといけない。

日々、「これって・・・・ダメかな?大丈夫かな??」と、ひとりロシアンルーレットを繰り返して、今日も何かをあきらめたり、まだ大丈夫と安堵したりを繰り返している。

※セルフ人体実験は決してお勧めしている訳ではありません。あくまで自己責任の範囲で行っております。ちなみに病院へ行ってもその日の症状の出かたによってはアレルギーの反応が出ないので、そういった検査は個人的にはあてにならないと思っています。

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