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人には向き不向きがある:なれなかった女子像

高校生の頃、世の中は「コギャルブーム」真っ盛りだった。

そうはいっても、それももはや20年以上前の話、、、、。
当たり前に「コギャル」「ガングロ」「プリクラ」「ルーズソックス」
が「懐かし~」と言ったり「そんな時代あったね」と言う世代もいれば、
完全に「????」な世代もいる訳で。

ただ、今はとっても便利な事に検索すれば、なにもかも(でもないか)調べられる、知る事ができるので、「なにそれ?」な方はググってください。
いや、もはやググるも古いのか?タグってください?、、、
いやYouTube、、、いや、、、、いや、、、だめだ浮かばない。

何の話?

そう、コギャル。
しかし、真っ只中の時代にいたからと言って、すべての女学生が「コギャル」な訳ではない。当たり前だが。そして、私も「ではない」側だった。

まず、高校に制服が無かったので、ミニスカートにルーズソックス、ラルフローレン(的な?)のカーディガンを腰に巻くなどの「定番コギャル」ファッションは無縁だし、そもそもスカート自体を履くタイプの子ではなかった(今もだが)
好きなパターンは、黒Tシャツにダメージジーンズが定番のボーイッシュスタイル。
制服が無い。といっても私服でいくらでも「コギャル風」になれる訳だが、もちろん私はそんなタイプではなかった。だからきっと、制服のある学校に行っていたとしても、結局コギャルファッションにはならなかっただろう。
それどころかスカートだって履きたくなかったから(そもそも)

そして「ガングロ」まではいかなくても、とにかく小麦色に日焼けした肌は必須。。。。の中、もともと色白の私は、日焼けしても赤くなって終わり。日焼けサロンなどにも行かないし、進んで日焼けしたいとは思わなかった、、、いや、ちょっとは憧れていたはず。だけど体質的に無理だから。

そんな当時、まさしくコギャル的な肌色をお持ちの友達に、半ば批判的に
「なんでそんな白いの(顔)!」「なんで焼かないの(顔を)?」
といかにもこちらがおかしい的に言われ、それに対しては私もなぜか
「いや、赤くなるだけだし・・・」くらいのテンションだった。
当たり前のように「小麦色の肌」が流行の基本みたいな風潮だったから、「なんか、白くてすみません・・・」みたいな気持ちがあったのだろうか(今考えると、考えなくてもひどい思い込みだな)

数年後に真逆の「美白ブーム」が来た時に、その友達に、やはり同じようなセリフだが、あの頃とは真逆の意味で
「なんでそんなに白いの?」「日に焼けなくていいね~!羨ましい!)」と言われた時は
さすがに「あんた!あんなに色白否定してたくせに何なの!!」とキレた(内心で)

髪も時々地毛が赤っぽい人(母もそうだった:いま100%白髪)もいるが、私は真っ黒。
あますことなく真っ黒であったので「茶髪」にやはり憧れがあった。
そのくせブリーチ(脱色)には抵抗があったのか、思いきれず市販のヘアマニキュアを試すことに。結果ただでさえ黒黒した髪はどっしりと居座り、ほぼ変化なし。
ただ結局しばらくして、思い切って脱色し、全体ではなかったが控えめにとても控えめに憧れの茶髪の夢は果たした。

そんな「非コギャル」な私は、やはり大人になっても、いまいちその当時当時の流行りの女子的ファッションには疎かった。

アジアンテイストなロングワンピースを着ていた時期もあった。
スカートは履かなくてもミニ丈のショートパンツをはいていた事もあった。

時にそうやって流行りとは違うかもしれないが、女子的ファッションに挑戦してみるもなぜかしっくりとこず、結局最終的にTシャツ・ジーンズスタイル的なファッションに落ち着く。

結局原点に戻る。

だから結局、そういう事なのだ。

似合う似合わないを決めるのは他人ではなく自分なのだから。
自分が着たいものを着て、居心地よいと感じるのが一番なのだ。
だから、自分が「似合わない」と思いながら「でも流行ってるし」と着続けているほうが不自然なのだ。

今ももちろん日焼けはしない体質だし、髪も真っ黒。
時々オシャレしたいなと思うときは、いつもよりちょっと綺麗めな「ジーンズ」を履く。

それでいいと思う。思う事にした。

この映画観に行った時、気のせいではなく明らかに同年代女子(あえての女子)が多かった。まあ、レディースデイだったせいもあるが(;^_^A






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