ゲームの攻略より、ゲームという存在の攻略のがムズイよね

こんにちは、ホリトモカです。

昨年ありがたいことに出版社さんで担当編集さんがついて、漫画家としてデビューするのを目前の目標としてデビュー作を描いているのですが、私はTVゲームがとにかく大好きで、気を抜くとこちらを優先してしまいます…。

もともと私は超ド級に真面目な母親の元で育っていて、与えられるものは絵本か児童文庫、詩集。テレビはNHK教育。父親はそこそこ漫画やゲームをもっていたので留守番している間にこっそりやったり…。

（学校のみんなが知っているゲームや漫画とはまったくかけ離れたラインナップ。おかげでまったくその輪には入れなかったけれど、ゲームが強いことでマウントをとられたり、キャラのグッズを見せびらかされたりはなかったのでそこは良かったな、と）

で、こんなラインナップでもめちゃめちゃ漫画・ゲームに対する関心が上がりまして。漫画は仕事にしたいと思うまでになるのですが、今回はゲームのお話です。

中学生になってゲーム好きの友達から『かたまり魂』を貸してもらい、母親とは一日1時間だけ！という約束を交わしてゲームをするようになりました。『かたまり魂』は1プレイの時間が決まっているため支障なく楽しんでいたのですが、その次に借りた『大神』はそうはいきませんでした。

（完全に私の見解です。間違ってるとこあったらすみません！）

水墨画のような美しい世界に、個性的でお茶目なキャラクター！そしてRPG特有の膨大で感動的なストーリー！！はまるっきゃない！！

どんどん過ぎていく時間。何度も母親から「やめなさい」コールがかかります。しかしあと少し…！もうちょっとでこの話解決しそうなんだ…！次のセーブポイントまで…！

それやられたら、もうなんもできねぇ～～～！！！
ということで、中学の間は『おばあちゃんの家のテレビでのみゲーム可（物理的な事情で)』に強制変更。私も相当ブチ切れたけど、向こうも相当だったからこその強行。

ボンド事件がショッキングすぎて、高校に上がってからはPSPという携帯ゲーム機で自室で夜寝る前に布団をかぶってゲームするというのが主流に。罪悪感がとにかくすごい。親に隠れて悪いことをしている！という意識が常に頭の中にあってメンタル的にマズい方向に。漫画の投稿というものを初めてしたのも高校生の時で、このころからストレスが原因と思しき咳が止まらないように。今もゲームをしているとストレス発散と同時に背徳感が付きまとっているような気がします。

今思い返すと、“約束”というお互いの妥協点で決めたはずの事を守らなかったから起きた事件で、私もゲーム依存が行き過ぎたし、親も怒りの感情でやりすぎた感じが否めないので、約束を作るときはどちらかの主張でなく、お互いの譲れないことをしっかり話し合ってそれをもとに決めるのが大切だなと思いました。あたりまえだけどできてないことって多いよね。

　　　　～*～*～*～*～*～*～*～*～*～*～*～*～*～*～*～*～*

ここからは外出自粛の今オススメなゲームのご紹介。先ほど見てもらった通り、すごい偏ったゲーム遍歴からのチョイスなのでご了承ください。

『THE SIMS４』
エレクトロニックアーツ制作の人気シリーズ4作目。プレイヤー自身で見た目や性格をカスタマイズした人間の人生をプレイする。ただそれだけのゲームなので自由度はかなり高め。キャラクター設定考えたり、お人形遊びが好きな人は絶対ハマる。あと、海外の生活文化が味わえるのも良い！（マカロニチーズやシリアルが主食だったり、死者の日を祝ったり）
Originのセールでよく80％オフになるので買いやすい。

『GNOSIA～グノーシア～』

友達がいない人間にはプレイすらできない残酷なトーキングゲーム『汝は人狼なりや？』を自分+NPCでプレイできる最高のゲーム。
1プレイ15分程度と短時間で楽しめるのが素晴らしい！早いと3分で終わることも。プレイ時間に制限がある人にオススメ。
ネックなのは今現在販売終了したPSVITAでしかプレイできないことだったけれど、2020年4月30日にNintendo Switchでの発売が発表されました！！
人狼を知らない人でも簡単に世界に浸れるし、なによりストーリーがしっかりしていて、ただ人狼をするという目的でプレイし始めても、いつの間にかストーリーの真相が早く知りたくてプレイするようになります。SF、ミステリー、人狼の３つが最高水準で楽しめる！！
↓以下、過去にTwitter用で描いたグノーシアの個人的見どころ（キャラの個性がえぐい！）

SIMS４は発売当時から今まで途絶えることなくやり続けているマイベストゲームで、グノーシアは最近プラチナトロフィーまで取ったマイブームゲームです。

過去にやったゲームの紹介やオススメ漫画の紹介もまたやりたいと思います。
それでは！