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本屋さんのこと①

こんにちは。ホリトモカです。マンガ家を目指しながら、5年ほど地方の書店でバイトをして暮らしています。

コロナウイルス対策でイベントの延期、外出の自粛、自宅待機、在宅ワークを推奨される中、書店員はほぼ変わらない毎日を送っております。

しかし、入荷する書籍、来客数などの変化はかなりありました。

手作りマスクの手芸本、子供の学習ワーク、ファッション雑誌や趣味雑誌なんかは付録でつくバックや小物を中国で生産していることが多いため、付録なしで発売しているものもあります。そして、鬼滅の刃が相変わらず品薄。(コロナ関係ないけど)

鬼滅人気とコロナによる休校で、普段は売り切れるまではいかない週刊少年ジャンプが、発売日の翌日には残り1冊に。(日本人の習性なのか、最後の1冊はみんななぜか遠慮して売れない)普段売れても週1、2冊な青年誌もゴッソリ売れる。学校がお休みで家でやることもなくて、親子で漫画を買いに来た、という感じの親子連れを多く見かけます。(お父さんも会社がお休みなのか、今までより父子が増えた印象)

先日も出勤時

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マスク並みに大人気、鬼滅の刃。みなさん次の入荷日をスマホにメモして、買い逃さないように朝一で詰めかけた模様。その体力、気力。すご……

今回の件で改めて考えたのが、電子の波で人類が紙の本から離れている問題

電子だと劣化しないから。かさばらないし、捨てる必要がないから。若者は本よりスマホ、静止画より動画を好むから。娯楽に使うお金がないから…そんな感じの理由かなと思ってたんですが、一番多い理由は「漫画じっくり読んでる時間なんてどこにもないから!!」なんじゃないかな。と思いました。

さっきも書いた通り、外出自粛になってからというもの、本や雑誌がよく売れるようになりました。暇つぶしで仕方なく、という方もいるかもしれませんが、単純に普段時間なくてできないけど本当はやりたいこと、として読書を選んでいる人が多くいるように感じます。コロナは早く終息するに越したことはありませんが、こんな緊急事態にならないとなんでもない楽しい時間ある程度の長さで過ごすことが難しくなってるのは、なんだかちょっと悲しいですね。コロナが落ち着きだしたとしても、人間の心の健康のためにも、そして書店の未来のためにも!好きな本を好きなだけ買ってじっくり楽しめる時間を確保できる世の中になっていってくれるといいなぁ……。

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ここからは宣伝というか…。まったく関係ないことですが。ヘッダーにも描きました私の分身的キャラクター“まるい くまお”さんのグッズを、SUZURIで販売しております。↓

ビッグシルエットTシャツは、3月22日現在セール中で、期間限定で1000円引きになっております!それでも高ぇ!(一番低い価格設定にしてるんじゃよ、これでも)24日くらいまで。カラーバリエーション豊富なのはいいところだと思います。私は買いました。

本屋のことは、また後日続きを書きます!本屋の利用者層と今後の話、欲しい本があった時にどういう行動とればいいか、など書きたいと思っております!

それでは、ちゃお!(ちゃお派)

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