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スタバで作業してる人に紛れてみた。

何故、みんなスタバで勉強したり、仕事したりするのか?

私は勉強も仕事も、基本お金が発生しないのであればやりたくないので、スタバに行く度「みんなすごいな〜ホワイトモカおいしいな〜」と、アホ丸出しの顔で眺めているだけだ。

仮に私がフリーランスで働いていたとしても、スタバで何かをする日は永遠に来ないだろうと。

まずフリーランスで働く日が来ない、今世はもちろん来世も、いや未来永劫来ない。
自分で言うのもなんだが、私は雇われる事に長けた人間なのだ。
自分で何かを生み出す事は大嫌いだし、何かを成し遂げる為に頭を使うことも大嫌いだし、利益や損得、そんな事を考え出したら頭が爆発してしまう。

なので私は、誰かの下で与えられた仕事に少しだけおまけを付けて返すような仕事をして生涯を終えたいと思っている。
良くも悪くもおまけさえ付けときゃなんとかなる、ハッピーセットだっておまけが大事なんだし。

話が逸れたが、そういうことなので私がスタバで作業しようと思う日は永遠に来ないわけである。
冬はカモミールティラテ、それ以外の季節はアイスホワイトモカのデカフェしか飲まない、何の冒険もしない人間である。
デカフェで美味しいもの飲みたい勢としては、他のチェーン店カフェよりスタバが断トツ美味しいのでスタバに行く、ただそれだけなのである。

しかしある日、というか今日、まさに今。
iPadを持ち運ぶ際に使えそうなケースを買いに来た帰り、歩きすぎて疲れたのでスタバに入ることにした。
基本スタバに寄る余裕のあるような休日はiPadを持ち歩いていないので、iPad所持の状態でスタバに入る事がない。

しかし今日はある。
実際にケースに入るか確かめる為に、iPadを持ち歩いていたのである。
こんな奇跡は二度とないだろう、ということで、今、スタバでこれを書いてみる事にした。
ついに私も「スタバで何かしらの作業をする」側の世界へ...!

まず、店内の席を選ぶところから。
なんとなく、私のイメージというか、偏見なのだが。
作業している人達は、店内の真ん中にドーーーーンと構えているだだっ広いテーブルで、うまいこと反対側の人と向かい合わないようにズレながら座っているイメージ。
もしくはカウンター席。

私の入った店にはカウンターがないので、そのだだっ広テーブルの真ん中に陣取る事にした。
流石勢いだけで生きている人間だ、武器もない初期装備の状態で最初から敵陣の中心を攻め込むとは良い根性である。

勉強している学生と、MacBookカタカタサラリーマンと向き合わない位置を陣取る。
どちらもスタバで作業に慣れた感じの人である、そんな二人とV字で繫る私。
ここでVS嵐のバウンドホッケーが開催されたら、間違いなく私はこの二人と息が合わず、惨敗するであろうというくらいに生きている世界が違う。

次に、それっぽいアイテムを準備。
AirPodsを装着し、ブルーライトカットのおしゃれ伊達メガネを装着。
それっぽい、めちゃくちゃそれっぽい。
ただ、張り切ってそれっぽく振る舞っているが、私のiPadにはなかなか主張強めのステッカーが夥しい程貼ってあるので、どれだけそれっぽくしてみても帳消しにされる、むしろマイナスである。

準備は整った、ということで今これを書いているのだが。

私は今、ものすごく感動している。

なぜなら、とても集中する事ができて、家で作業している時とは比べものにならないくらい作業に向き合えているからだ。

今まで「私には理解できない、家ですればいいのでは?」と思っていた事をここに謝罪したい。
実質誰も見ていないブログなので、ノー謝罪とはなるが。
こんなに集中できるのなら、私ももっと早くからしていればよかった、とさえ思っている。
趣味で韓国語を勉強しているが、家にいるとテキストどころか、iPadを鞄から出す事すらしない。
最早勉強どころか、何もしていない。あ、私何もしてなかったわ。

でもスタバならできるかもしれない、と、今一筋の光が差したのだ。

次はApple Pencilも準備して、勉強にチャレンジしてみようと思う。
ちょっとした興味から、今日は良い事を発見できた、とても良い一日であった。


何故、スタバで作業をするのか?

→集中できるから

何故、集中できるのか?

なんか、できる人に紛れてそれっぽくしてたら、自分もできる人な気がしてきたから

アホで良かった、私。

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