ナスケンの自己紹介④~食育通信~
おはようございます。
三重県は四日市市にて野菜農家をしている堀田健一こと「ナスケン」と言います。
僕は全ての活動の根底に「野菜を身近に」感じてもらえれるように、という想いを持って取り組んでいます。
今回は食育活動の一環で始めた「食育通信」の【月刊ナスケン】について紹介していこうと思います。
↑もし読まれてない方はこちらを先に読んでもらえると分かりやすいかも?!
↑これ、最新回の2021年の3月号です。
↓初めて書いたのが2019年3月。
この3月で2年になりました。
食育通信を始めた理由
2018年の12月に「四日市ふるさと給食」で小学生の子たちの前で野菜の話をする機会があり、そこで子供達が目をキラキラさせながら話を聞いてくれたこと。これがキッカケになったのは言うまでもなく。
ただその時の「やりたい!!」って気持ちをどこにぶつけたらいいのか分からず、とりあえずその想いを市役所の(農水振興課)方に話しました。
その時に恥ずかしながら初めて知ったのですが、四日市市には38校の小学校があるとのこと。
であれば「毎月1校ずつ野菜のお話で学校を回らせてください!!!!」と言ったのを今でもハッキリ覚えてます。その時は勢いそのままにって感じでしたw
けど当たり前ですが各小学校、各学年、各クラスによって学力は違って、授業の進捗も差があります。
農水振興課から学校協会、給食協会の方ともお話をして可能な範囲で実情を教えていただきました。
2019年の6月には四日市市の食育担当の先生、調理員さん総勢60〜70名ほどの前で、
「四日市ふるさと給食」をやってみて感じたこと
と言うテーマで講演?報告?をさせていただいたこともありました。
食育担当の先生と言いながらメインは他の科目を教えている先生なのでどうしても食育などは後回しになりがちだとも聞きました。
聞けば聞くほど、知れば知るほど「もっと僕を呼んでください」という想いは強くなるばかり。
けど今まで教育というものに程遠い?ところにいた自分がどうか変わっていけるのか?そもそも関わっていいのか?勢いも必要だけど、やっぱり、ちょっと怖いというか。
そんな中で農水振興課の方から「ナスケンさん、まずは地元の小学校の食育担当の先生と話をしてみましょう」と声をかけていただきました。
各小学校単位で地元の農家さんとお豆腐?を作ったり独自の取り組みをしているケースもあると聞いたので。
で地元の小学校のY先生と出会います。
この出会いが大きかったです。
僕の取り組みや想いをお話したら凄く共感してくださって。当時小学校では「食育通信」というものを月に一度配布していて、
「ナスケンさん、よかったら書きませんか?」
と声をかけてくれたのです。
週に1度はキツいし、半年に1度は少なすぎる。月に1度が自分でも「やれそう!」と感じたので引き受けました。
月刊ナスケンの内容
A4用紙に2枚分。
書くにあたってどんな内容にしようかと悩むかな?と思いましたが、月に1度やし、その月の旬の野菜を紹介しようと思い付きました。
今の日本は国内、全世界から色々な食べ物が生産、輸入されます。ものが潤沢にありますが、野菜農家としても「この野菜っていつが旬だったっけ?と思うことがあったのです。
野菜の紹介に、その野菜の歴史(どうやって日本に伝わってきた、とか)、その野菜の栄養、保存方法&オススメレシピなども書き加えました。
生徒の子たちだけでなく、各ご家庭に持ち帰るプリントとして配布されるのでご家族の方にも見てもらいやすいようにそんな内容にしました。
で!で!!!やっぱり文章だけだと見やすくない?のでイラストも交えて。
私、ナスケンは茄子をメインで作っているので1回目は茄子を描きました。
この時にイラストの「茄子健クン」が誕生しましたw
配布プリントは白黒なので色塗りしてもらいやすいように↓
毎月の旬の野菜、歴史、栄養、保存or調理法、キャラクターを書き描き。
僕が作る食育通信の「月刊ナスケン」はこんな内容になります。
2年取り組んでみて感じたこと
やってきてよかったな、と。
子供たちに対してもそうだけど僕自身が勉強することが出来てます。
人間、色々な表現方法がありますよね。お話したり、文章にしたり、絵に描いたり。
色々な形で子供たちやその先にあるご家庭に野菜のことをお届け出来るわけだし。
食育通信は可能な限り続けていきます。
今のところ、地元の小学校と隣町の小学校の合計2校で毎月配布させてもらっています。
もしこれを見た学校関係の方、先生、必要であればお声がけを。
最後に
野菜のキャラクターは20くらいはあるでしょうか。
このイラスト、アンパンマンの登場キャラクターで使ってもらえないかな?とか考えたりしてます。
キャラクターを通して1人でも多くの方に野菜のことを知ってもらえますように。
今回も読んでくださり、ありがとうございました。
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