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食とトレーニングと身体づくりと

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幼少期~アスリートの身体づくりについて、食事とトレーニングの視点からあれこれ書いたものをまとめています。
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#成長期

ジュニアアスリートの発育チャンスを逃さないために、スポーツ栄養士が公立中学校にお願い&検討してほしいこと

普段の食事指導では、「どれぐらい食べたらいいか」をアスリート個々人の年齢、体格、活動量などから摂取エネルギー算出し、「どう食べていくか」をアドバイスしています。 その際、1食あたりの摂取エネルギーが1000kcalを超えてしまうような場合、それを少し(1~2割)減らして『補食』として食べてもらっています。 ※補食…不足しがちな栄養素(炭水化物、ビタミン、ミネラル、たんぱく質)を3度の食事以外で補う食事 その補食のことで今、壁にぶち当たっています。 ここ数年で中学生アスリ

受験生向け栄養コラム「本当に必要?ダイエットを正しく知ろう!」

過去問や問題集を出版されている東京学参様のHPで連載している、受験生向けの栄養コラムが更新されました。 今月は「本当に必要?ダイエットを正しく知ろう!」です。 私自身が太りたくない願望で食べ控えをしていた小中学生時代。 おかげでおかしの量が増えました。 ニキビが増えました。 部活をやっていたのに、筋肉が思うようにつきませんでした。 結果的に、学校で学んだ栄養学やトレーニングの知識を活用してダイエットをする19歳まで、体重は増え続けていました。 ダイエット後、約20年間リバ

【活動報告】小中学生水泳選手&保護者様向けに栄養セミナーを実施しました。

5月4日。 埼玉スウィンスイミングスクール桶川の小中学生と保護者様向けに、栄養セミナーを実施しました。 33組ものご家族が参加してくださり、成長期のアスリートの食事についての興味の高さがうかがえます。 スクリーンに投影できる環境ではなかったので、zoomに繋いでスライドを共有して実施しました。 内容は ▣からだづくりの3要素 ▣成長期のからだと栄養 ▣ケーススタディ ▣栄養価アップレシピの紹介 などを中心に1時間ほど話し、最後にチャットにて質問を募り回答をしていきました。

これからチャレンジしたいこと、、、それは『スポーツ×栄養学×性教育』!

数年前から自分で調べて、質問があれば返していました。性とスポーツと栄養学の関係。 ここ1年ぐらいで中学生サッカー選手と関わるようになり、ひとえに“からだの成長”と言っても、背を伸ばしたいとか筋肉モリモリになりたいとかだけでなく、性器のこと、体毛のことにも興味があるのだということがわかりました。その延長上にもちろん性交渉のことも含まれています。 すでに 『女性(アスリート)×栄養学』は確立されていて、本やウェブサイト、セミナーなどで情報が得られやすく、性と栄養に関する知識を

家庭で取り組むジュニアアスリートの食事トレーニング

※小学校高学年~高校生を想定しています。 ※【3/19追記】この記事は2020年4月末まで限定無料公開をします。 ※【5/1追記】この記事は2020年5月1日に有料範囲を設定しました。無料公開中にサポートをしてくださった皆さま、本当にありがとうございました。 学童のアルバイトで子どもたちを公園に連れて行くと、普段は見かけることのない中学生たちがバスケやサッカーをして楽しんでいる姿を目にすることが増えました。新型コロナウイルスの影響で外出できず、体力と時間を持て余しているジュ

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