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向き合うとは

立場に窮する人がどうにもならなくなって、是が非でも私益を優先しようとするとき、二重の基準を用いるのではないでしょうか。

とある国では、性のダブルスタンダードという言葉も以前あったことは今でも記憶に新しいところです。

今はまだ遠い道のりかもしれませんが、もし、SDGsの利益をしっかり考える時代になれば、ダブルスタンダードという言葉も役目を終える時が来るのだと思います。

面倒くさいことが嫌いだと言う人ほどこの基準を指向するようなので、向き合うことができない、つまり、対話の場を拒絶することを指向するとも言えるのではないでしょうか。対話を否定するなら、私益の実現のためにどんな手段も厭わないと言う危険性も孕んでいるのではないでしょうか。

面倒くさいこと、つまり、人間らしいことを忘れない努力を放棄しない日々が必要な時代へとシフトしているのではないかと感じる昨今です。

それを達成できないがゆえ、何らかの理由をつけて、暴力や嫌がらせを正当化しようとする文化もまた無くならないのかもしれません。



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