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【詩】雨が上がった後の

人は必要がなくなると
すっかりその存在を忘れてしまう

雨が上がったあとの傘みたいに
記憶から存在が消えてしまう

かろうじて記憶が残っていて
傘を忘れなかったとしても
雨が降っていた時のありがたさなど
風に飛ばされてしまい
むしろ邪魔に感じる

自分勝手な自分が嫌になるけど
それが自分だからしょうがない

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