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熱中していることの目的

ランニングを続けていると、だんだんタイムが速くなってくる。


そのせいで軽い気持ちではじめたランニングが、いつの間にやら速くなることやタイムを更新することが目的になり、必死で練習してそれがプレッシャーになる方もいるのではないだろうか。

わたしもそのうちの1人。
もともとトレイルランニングをやってみたら気持ちよくてランニングを続けることになった。いろんな人と繋がって、いろんなレースにも出るようになって、順位やタイムも気にするようになった。

でも順位やタイムを気にしても、どのレベルまでいったら満足するっていうのはない。
いつまで経っても真に満たされることはない。

またランニングをするためには時間が必要。だんだんハードな練習をしたくなり、時間も多く使うようになる。レースに参加するとなるとまるまる休日を使うことにもなり、家族の理解が必要になる。そこでちょっといざこざが起こることもある。


ストレス解消だったランニングがいつのまにかプレッシャーに。手段が目的になる典型的な例だ。

だからランニングもほどほどに楽しんでおくのがいいと思う。


ランニングに限らず何かに熱中しているときは一度立ち止まって、「何を目的にこれをやっているのか?」と自分自身に投げかけてみるといいかもしれない。少し冷静になって考えると、自分自身の暴走を止めることができるかも、と思う。

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