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Adobe MAX Japan 2018に行ってきました!【後半】

引き続きAdobe MAX Japan についてレポしていきます。
後半は

・体験の残り

・「2019 ビジュアルトレンド予測とAdobe Stock最新アップデート」のログ
・Project Geminiの体験について

となります。

セッションが始まるまで・・

あとすこしだけ時間があるのでできるだけ体験できるものをまわります。

fontworksブース
twitterでノベルティがイケてるとの情報をえたのできてみました~!
結構並んでいたので私も早速並びます!列の途中でノベル・ティーをいただきました^^
おしゃれ~~~^^
ここではトートバッグが作れるようでした!

私も作りました!
後ろにいたのは女子高生らしきグループでした! 平日なのに高校生がこういったイベントにこれるなんて本当に素晴らしい・・・いい学校だなぁ~私が女子高生だった頃、こんなイベントやツールに囲まれていたらなぁ~(女子高生たちはずっとyoutuberの話していました。
レペゼンについて熱く語っていました。なんだろか。。)

セッションへ

本当にあちこちにハッシュタグがあります。
これってほんとに少し前、例えば8年前、私が独身のころには全く考えられなかった光景なのかもしれません。「少し前には考えられなかった」
このワードも、のちのセッションで頻出したワードです。

2019 ビジュアルトレンド予測とAdobe Stock最新アップデート

これに参加してきました!
セッションは大きく分けて


・自己紹介(スピーカーについて)

・2018年のトレンド

・SNSでウケる画像について

・2019年のトレンド


という流れでした。


スピーカーについて

このセッションのスピーカーは
アドビストックのマーケティング担当者の吉本さんという方と、CURBON https://www.curbon.jp/ という
写真を学べるWebサービスを立ち上げた武井さんでした。

トレンドのターゲットとなっている世代は今の10代~20代である
GENERATION Z だそうです。
ちなみに私(30代)は GENERATION Y の
80年代~90年代~2000年
にあたり、
このセッションのトレンドとなる
ターゲットから外れています。(ちょっとショック)

2018年のトレンドについて

キーワード

・Silence and solitude

・The Fluid Self

・Multi localism

・Creative Reality

・History and memory

・Touch and tactile

それぞれのキーワードについて、次に説明していきます。
記憶を頼りに書いており、抜けと個人的解釈がありますがご容赦ください・・
また、トレンドについては https://blogs.adobe.com/japan/adobe-stock-column-through-the-worlds-eyes-the-2018-visual-trend-forecast-from-adobe-stock/
 こちらの公式ブログにも書かれていますが、
言葉が専門的&翻訳語すぎて個人的にはちょっとわかりづらい気がしました。

Silence and solitude

2018年は「個人」や「孤立」がテーマとなった時代だったため、
静寂や一人きりの時間を想起させるようなイメージに注目が集まった。
昔は「孤立・孤独」にネガティブな印象が持たされていたが、
近年「孤立」には「心の安らぎ」や「リラックスする落ち着いた時間」
などのようにポジティブな印象がもたれる傾向にある。

また、こうした傾向から、
一人の時間=贅沢 という印象にも繋がっている。

The Fluid Self

こうして個人にフォーカスされる時代の流れから、
「自分とは何ものか?」といった問いかけが盛んに取り上げられるようになった。
そのため、それらを象徴するようなクリエイティブが求められた。
こうした時代を象徴するものとして、イタリア(イギリスだったかも)の
facebookの「性別」についての選択肢の多さに触れられました。
そこには 70を超える選択肢がある らしく、セクシャリティ一つとっても、多様な価値観がすでに生まれている事例とのことで、非常に驚きました。

(
余談)
私のバイリンガルのママ友さんの発言で
印象に残っているのですが、

子供の性の対象がどこに行くのかは
ちょっと気にしていると話されていました。

私はこれまでそんなこと気にしたことが一度もなく、

当然のように異性に興味を持つものと考えていたので、


私のこうした考えは古いものだったのかも、とハッとしました。

Multi localism

グローバル人材に注目が集まる中で、
その人物の生い立ちに興味関心が向く傾向にある。その個人が、どこで生まれ、どのように育ち、どう考えるのか?のような視点から、
「そこにしかない風景」がイメージとして必要とされている。

Creative Reality

こうした多様性や国籍の違い、個性が受け入れられる中で
より刺激的な表現が認められやすい時代になってきている。

例:
異素材な組み合わせ、
常識から逸脱した素材、色、

History and memory

これまでの流れとは少し違った視点で、
歴史的に価値のある絵画などがインターネットに公開され、
絵画そのものの認知や、その絵画のもつ意味などを知る人が増えている。
こうした時代背景から、過去のクラシカルなイメージと
現代のイメージを掛け合わせるような表現のものも必要とされている。

Touch and tactile
個人や孤立がポジティブに捉えられる反面、
それと相反するコミュニティやふれあいへの注目も集まっている。
lotデバイス(アレクサやイヤホン)などが
人間の温もりを感じる生活の場に存在するようなイメージが求められている。

SNSでウケる画像について

親しみのある、誰もが真似できるような写真にも注目が集まるようになった。
そうした真似しやすい写真は流行りやコミュニティを生み出し、
一時的に「真似することで自分も注目を浴びることができる」状況を作り出す。
ただし、飽きられるのも早いため、
常にあたらしいものを探し続け、
「そこにしかないもの」を発信し続ける必要がある。

2019年のトレンドについて

2018年に引き続き、はやる傾向にあるものが
The Fluid Self

ではないかということだった。
今後もより、「自分とは何者か、変化していく自己」というキーワードは注目を浴び続けるだろうとのことでした。

さらに追加されるキーワードとして、
Creative Reality が進化したような、さらに鋭利な破壊的な表現が
活発になっていくのではと推測されていた。例えば、「ストリートアート」のようなグラフィティは
一昔前まで「不良」などのネガティブなイメージだったが、
今ではそう捉える人は少なくなっており、「独創性」「アート」などの
ポジティブな印象に変換されている。




また、Multi localismの発展系として、
政治的な背景のあるクリエイティブも受け入れられるのではと言われていました。


セッションを終えて


とてもじゃないけどadobe公式ブログなどの記事から
このセッションの内容すべてを読み取ることはできないな、と感じました。
そう思うくらいボリュームのある濃い内容で、かつ非常に丁寧に説明いただくことができたので、本当に参加してよかったと思います。
こういう時代だから、これが注目されていて、だからこういう表現が求められている。という体系的なトレンドへの理解が深まった、
素晴らしいセッションでした。

以上、セッションについてのレポとなります。

Project Geminiの体験について

セッションを終えて外に出ると中央の体験エリアが比較的空いていました。
そこでタブレットをもって何かされていたので
近づくと、Project Gemini という来年リリース予定の
サービスのデモを行なっていました。
どうやら私がセッションを受けている時間に別のステージで
このGeminiのセッションが行われていたようでした。
この時点で全くなんのツールなのか理解していませんでしたが、
気軽な気持ちで体験してみました。

Project Geminiとは

ipad pro と apple pencil をつかって、
絵をかけるツール がGeminiなのだそうでした。
しかも読み方は ジェミニ ではなく、「ジェムナイ」
実際に書いてみたのがこちら・・^^


説得力がなさすぎる絵・・・すみません。

Project Geminiの書き味は?

ズバリ 最高!!! でした!><
永遠に乾かない水彩 とスタッフさんに紹介していただきましたが、
本当にその通りで、同一のレイヤーへの描画は乾かないため、混じり合い、
レイヤーをわけることで、水彩のタッチを生かしたまま、色をまぜずに表現できる
感じでした!
そして、書き味が素晴らしいんです!

本当に、紙いらなくなるな、と確信しました。

水彩をアナログで描くと
絵の具の水分により紙がぐにゃぐにゃになるんですよね、
それに失敗は許されませんし、
例えばどこかで発表しようとしても、写真でとって、
加工すると雰囲気が変わってしまう、でも加工しないと紙の凸凹が・・・と
アナログで絵を描いて発表するのはかなり大変です。
しかも、これが油彩となるとさらに手間が増えます。
(まず乾くのに三日かかる)
こうした手書きの課題を完全に解決しつつ、
最上級の書き味を実現したのが Gemini だと感じました。
ちなみにapple pencil も ipad pro も初めて使ったのですが
UIがわかりやすいからか、Geminiの操作含め数分で疑問なく使うことができました。
来年のリリースがめちゃくちゃ待ち遠しい~~!!!><

後半まとめ

後半は割とちゃんとしたお勉強タイムだったような気がしています。
トレンドのセッションは本当に楽しく、刺激的な内容だったので
かなりしっかりインプットできたと思いました。
Gemini はリリースされたらipad pro欲しくなってしまいそう・・
値段は怖くてみていません。;;

今回のadobeMAXでは11:30~16:00まで、途中飽きることなく、
ゆっくり楽しむことができました。この時間の中、私が他人と事務的なやりとり以外で喋った回数は・・・なんとゼロw
そんな私でもものすごく楽しめたので、本当に良いイベントでした!

(2018年は孤独がテーマなので気にしない^^)
本当は夜のパーティーにも参加したかったのですが、
残念ながら子供のお迎えのため参加ならず・・・
adobeカクテル飲んでみたかったなぁ・・・

以上でadobeMAXのレポをおしまいとします。
長文を拝読くださりありがとうございました~!


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