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キウイの「てきらい」体験…さてどんなかんじ?

本日もまた、夫の希望で自宅近くの公園に遊びに行った。
ここは多目的な農業公園で、露地で栽培されている果樹や、温室では熱帯地方の果樹を見ることができる。

今日は「キウイフルーツの栽培体験」が行われているらしい。
夫がやってみたいと目をキラキラさせていたので私も行くことにした。

本日の作業内容は、「てきらい」

さて、どんな漢字でしょうか???


答えは「摘蕾」
花が咲く前のツボミを摘み取ってしまう作業のこと。


夫には馴染みがなかったようでとても珍しがっていた。夫かわいい。

到着した畑には親子連れが数組おり、ワイワイと楽しそうな声がしていて期待度が高まる。


丸いコロコロしたやつがツボミ。
大きいやつを残して小さいやつを摘む。手で簡単にとれる。


畑の作業員さんから教えていただいたキウイ知識を少し披露。

・キウイは雄花が咲く株と、雌花が咲く株が分かれている。虫が受粉してくれるけど確実性を上げるために人の手で受粉作業もする。

・てきらい作業は雌花だけ。雄花は花粉が必要なので摘み取ったらダメ!

・花の色は雌花も雄花も白い。とってもいいにおいで何度もクンカクンカしてしまった。

・キウイは5月に花が咲き、11月頃に収穫する。収穫した直後は酸っぱくて食べられない。2週間ほど追熟が必要。

・キウイは「マタタビ科」猫が好きなアレと同じ仲間。

・ツボミを取り除く摘蕾作業→花が咲いたら人工授粉→実がなったら小さい実を取り除く摘果作業→収穫後には剪定作業。栽培とは本当に手がかかるなと実感。


この話を聞いている間、夫は無心でツボミを摘み取っていた。

サボっていたわけじゃないんだよ~~ごめんよ夫~~!!


摘み取っているとツボミ同士が合体しているものがあった。
双子や三つ子のキウイになるらしい。

食べたことがある人いわく、甘いそうだが通常は収穫後に選別で弾かれてしまうので、市場に出回っているものでは見たことがない。

でもここなら秋に収穫体験も行うので、運が良ければ食べられるらしい。
市場に出回っていなくて、甘いと聞いたらそりゃ是非一度食べてみたい!

早速自分のカレンダーの11月に「キウイ収穫体験・予定確認」と入れておいた。


農作業はごくたまにやるとレジャーで楽しいな!なんだけど、これを毎日お世話するとなると絶対大変だろうなぁ。しかも農業公園だからキウイだけじゃないし。

自宅でミニトマト栽培に失敗し、サボテンを枯らしたことがあり、今もプランターに植えたヒマワリの種に水やりを忘れていまだに発芽しない私からすると、ほんとここの作業員さんだけじゃなく、全国の農家さんの献身的な作業には頭が下がる思いです。
いつも美味しいお野菜、果物、本当にありがたく頂いております。これからも応援いたします!!たくさん食べますね!!
農学部出身のアラフォー女子より。

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